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新・平家物語(八) [読書全般]

 今日は定休日。朝早めに起き、火災報知機点検が来るので、点検できるようにものを移動させる。汗だくになってなんとか検査員の方が来るまでに移動をすませる。何やかやで朝食抜き。時間がきて、検査員の方がやってきた。機材を天井にある報知機の端末というのか火災を感知する装置のところにあてていき、わずか数分で点検終了。この数分のために食事抜きで作業したんですね。去年まではフルタイムやったので出勤前に間に合わせて朝食も取れるように少しばかり早起きをして作業していたんやけれど、今年は金曜日が休みなんでちょっと油断すると作業開始までだらだらしてしまう。いかんなあ。
 昼食後、アニメを何本か見て、それから読みかけの本を読んでしまう。その後午睡。風邪でもひいたのか鼻づまりがひどすぎる。風邪薬を服用して対応。夜はなんとか鼻は通っている。
 夕食時にサンテレビ「熱血! タイガース党」を見る。ゲストは福留孝介さん。引退時はドラゴンズの選手やったけれど、タイガース在籍時にはゲスト出演したりキャンプで取材に応じたりしてはったので、違和感は全くない。若いファンからしたら「タイガースの福留」で刷りこまれた人も結構いてるかもしれんね。独特のボケ方が以前出演した糸井さんとはまた違うておもろい。
 夕食後はスマホをいじったり、妻とおしゃべりしたりして過ごす。
 吉川英治「新・平家物語(八)」(講談社吉川英治歴史時代文庫)読了。木曽義仲が兵を起こす。そして平家方と闘う中で、清盛の訃報に接する。本巻の読みどころは清盛の死に対する解釈。作者は虫を媒介とした伝染病ということにしている。宋との貿易で一代を築いた清盛だけに、外国からの荷物にそうした虫が混入していてもおかしくはない。目の付けどころが面白い。そして、清盛の死によって情勢が変わっていく様子をていねいに描く。本巻終盤は主人公は義仲に移り、正室の巴と側室の葵の女の争いなども散りばめながら、上洛直前までを描く。
 この大河長編もついに折り返し点まで読めた。ここからは平家の没落が始まるわけで、読みどころも多く、まだまだ楽しみは尽きないね。

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