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自作をいじられるということ [テレビ全般]

 今日も出勤日。朝から鼻の調子が悪く、一日ぐすぐずいわせていた。そしてなんとも微妙な倦怠感。発熱はないけれど、体全体が肩凝りをしてるみたいな感じのこれまた微妙な関節痛や筋肉痛。
 いっそのこと発熱してくれたら思い切って休めるんやけれどね。授業は気合を入れたら一応それなりにできる。無理はしているから、職員室に戻ったらへろへろ。でも思わず居眠りしてしまうほど疲れているという感じでもなし。実際、空き時間に必要最低限の事務作業はできる。
 今日できる限りのことはして、定時に退出。帰宅後、しばらく寝床でスマホをいじったり本を読んだり。夕食後も読書。ただ、夜になるともう一度横になったらなかなか起きられず、ちょっと居眠り。なんかそんなんの繰り返し。明日も仕事には行けそうなんやなあ、これが。
 漫画家の芦原妃名子さんが亡くなる。どうやら自死らしい。「セクシー田中さん」のドラマ化で、原作とはかなり違う脚色をされてしまい、ついには自分で脚本を書くところまで追いつめられたということらしい。SNSでそのことについて説明したあと、その投稿を削除してから行方不明になって、帰らぬ人となって発見されたんやそうな。私は原作もドラマもちゃんと読んだり見たりしてへんから、それに関してはどうとも言われへんけれど、クリエイターというのは非常に繊細な神経の持ち主であることが多く、特に自分の作品が改変されたりしていると我が子を傷つけられたような思いになるんやろうと思う。
 養護学校につとめている時、私は自作の「おどりじいさん」を学習発表会で劇にして生徒に演じさせた。台本も演出も自分でした。もし他の方に任せて変なものにされてたら、やっぱり「自分でやりますから」と名乗り出ていたやろうと思う。どうもマンガ原作のドラマというのは、生身の役者が演じるということもあって、なかなか原作のイメージそのままというわけにはいかんことが多いんやないかと思う。その点アニメはかなり原作に忠実なイメージを保てるからストレスは少ないんやないやろうか。まあ想像でしかないけれどね。どちらにしても自作を人にゆだねるというのはものかきとしてはきっと勇気がいることやないやろうかと思うた次第。
 SNSで発信したりして無神経な心ない書き込みがされたりしたらもう一発でアウトやったやろう。そこらあたりもその投稿を読んでへんから下手なことは書かれへんけれど、追い詰められるようなものがあったんやないか。そやなかったら投稿の削除をしたりはでけんと思う。
 そこらあたり、マンガ「推しの子」はかなり生々しく描いている。「推しの子」みたいなことが実際にあったのかもしれんなあ。
 まだ50歳。なんとも辛い訃報です。謹んで哀悼の意を表します。

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