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販売期限 [日常生活]

 朝、コンビニに寄って昼食用のサンドイッチなどを買う。そのうちのひとつ、ミックスサンドに店員さんがバーコード読み取りの器具をあてると、「これは販売期限を過ぎておりますので、新しいものと交換します」と言う。それはもったいないと思うた私は「それでいいですよ」と言うたんやけれど、店員さんが言うのには、「バーコードが通らないんです。お売りできないことになってるんです」やと。
 なるほどねえ、バーコードにはそういう情報も入っているのですね。どんなにその販売期限を過ぎたというサンドイッチを買いたくとも、レジが受け付けてくれへんのやね。仕方ないので新しいものと交換してもろうたけれど、朝の段階でレジに並んでいるということは、販売期限が過ぎたというてもその時間からはそれほど過ぎてへんやろうに。もしかしたら10分くらいの差かもしれん。もう少し早目に店に行ってたら、すんなりと買えたかもしれん。その程度のもんやないかと思う。
 むろん、そのサンドイッチが原因で食中毒などが起きたらコンビニの責任になるから、商品管理を厳格にしてるんやろうけれど、それでもええと客が言うていても機械が受け付けんとは融通がきかんこっちゃ。
 こうやってコンビニは食品ロスを作っていくのですね。それを目の当たりにできただけでもええ経験になったと思う。私ら、子どもの頃から添加物漬けの食品で胃腸が鍛えられているから、大丈夫やないかと思うんやけれどね。なんとなれば職員室の冷蔵庫に入れといたらええんやし。
 レジが売らんというものは売れんという、機械に管理された未来社会の図というのはこういうものなんですかなあと、昭和のSFっ子である私はしみじみと思いいったのでありました。

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