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みなもと太郎の死 [追悼]

 今日は月例の京都の医者行き。本来なら先週行くことになっていたんやけれど、医者が盆休みなんで今週に延びた。薬に少しばかり余裕があったのでなんとか乗り切ったけれど、ぎりぎりで切れるところ。盆休み明けで、患者も多く、けっこう待った。
 今日のプロ野球デーゲーム、タイガースの試合は関西のテレビ中継はなく、CSのみ。帰宅しながらスマホを使いDAZNの配信をときどき覗く。得点シーンは見逃し、失点シーンばかり見る羽目に。帰宅後はMBSラジオでの中継を聞きながら、時々スマホで映像を見る。タイガースは3連敗してるのに、ジャイアンツも連敗でまだ首位です。アキレスと亀状態はまだまだ続く。
 夜は読書。午睡はなし。その分早寝したいところなんですけれどね。
 漫画家みなもと太郎さんの訃報 に接する。享年74。死因は心不全。
 新聞の訃報ではもちろん「風雲児たち」の作者として紹介されていて、世間的には当然そうなんやろうけれど、私が最初に読んだみなもと太郎さんの漫画は「モンテ・クリスト伯」。あの大長編を週刊誌で2回分にダイジェストしてしまう力技もさることながら、ギャグも入れつつ、ちゃんとストーリーのキモを押さえていた。後に原作のリライト版を岩波少年文庫で読んだ時に、みなもとさんのダイジェストがいかに正確やったかを知るのでありました。他にも「レ・ミゼラブル」「ハムレット」などのダイジェストを書いてはって、単行本も持ってるけれど、物語の本質をつかめる人やないとでけんことですよ。
 私の世代やと「ホモホモセブン」はリアルタイムでは読んでへん。その後の世代やと「作画グループ」のまとめ役という印象の方が強いかも。「マンガ少年」に連載していた「お楽しみはこれもなのじゃ」も労作ですね。和田誠さんの「お楽しみはこれからだ」をもじり、絵のタッチも和田誠風にしてマンガの名セリフを次々と紹介していくイラストエッセイ。これも単行本になった時に買うたはず。自分でマンガをかきながら、評論もしてしまう人といえば、他には夏目房之助さん、いしかわじゅんさんくらいかなあ。
 才人で、器用貧乏的なところがあると思うたら、「風雲児たち」というライフワークまである。前任校で日本史の先生が図書室にリクエストしてきたので全巻購入した。いわゆる「学習漫画」でもなく、ただの「歴史マンガ」でもない。まさしくあの「モンテ・クリスト伯」と同じく、本質をつかみながら自分の世界にひきずりこむ、その手法の集大成やったんやろうな。残念ながら未完に終わったけれど、これは後世まで残る作品やないかと思う。
 謹んで哀悼の意を表します。

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笑福亭仁鶴の死 [追悼]

 今日は休暇を取って一日休養。盆休み明けから毎日半ドンとはいえ連続して出勤したら、それなりに疲れるやろうと思うていたんで、前もって休みにしておいたのです。
 正解やった。
 午前中はたっぷりアニメを見、昼食前後はパソコンで遊んでいたけれど、食後急に眠くなり、午睡。爆睡。夕食を取る時間帯に目覚め、追っかけ再生でナイター中継を見ながら夕食。平日やのに、なんか気分は土曜日。
 落語家笑福亭仁鶴さんの訃報 に接する。享年84。死因は骨髄異形成症候群。
 ここ数年はテレビの出演もなくなり、「バラエティ生活笑百科」のオープニングで流れる「しかくーい仁鶴がまーるくおさめます」という録音のセリフにすら生気がなかった。私が小学生のころ、テレビにラジオに出まくって、「どんなんかなぁー」とやっていたあのころと比較したらあかんのやろうけれど、声帯ポリープの手術をしたあとか、七代目松鶴周明騒動のあとからかは、高座でもなにか元気がなくなっていき、寂しい思いをしたものです。
 全盛時の録音を聞いたりすると、マスコミ受けした勢いで、それでもきっちりときっちりとネタを仕上げていたのがわかる。落語家タレントの走りみたいな印象を受けるけれど、こと古典落語に関してはタレント業の余技のように思われたくないという思いが強い方やったんやろうなあと思う。笑福亭一門というのはそういうところがあり、「落語をしない落語家」である鶴瓶さんやさんまさんも、落語をする時にはものすごくきっちりとやると聞いている。これについては伝聞でしか語れないのだけれど、先代松喬さんの鶴三時代からの地道な古典落語への取り組みやら一門の落語家さんの落語を聞いていると、六代目松鶴の落語はいろんな形で受け継がれていっているんやなあと強く感じるのです。
 前任校で生徒に仁鶴師匠の落語を見せる時はたいてい「壺算」に決めていた。かなりしんどそうな高座ではあるけれど、細かな仕草が非常によく、元気がないなりになんともいえん味を出していたので、この演目にしていたんやけれど、ほんまは全盛期の高座を見せてやりたかったなあと思うのですね。
 七代目松鶴襲名事件については松枝師匠からの話しか聞いていなんだので私としてはコメントするのは控えたいけれど、「松鶴」の名をちゃんと残したいという思いが強かったので、松葉さんを指名するという一見強権的な行動にではったんやないかと思う。
 ただ、どうしてもあの一件は一門に深い傷を残してしもうたと思うし、あれがなければ仁鶴師匠もあそこまで一気に老けこむことはなかったんやなかったかな。
 謹んで哀悼の意を表します。

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研修のはずが [日常生活]

 出勤時は降ってなんだけれど、折り畳み傘を持って出る。乗り換え駅についたら降っていた。バスでお山の学校近くに。バス停を降りたら小降り。折り畳み傘で十分間に合うた。
 今日は昨日書いたとおり、研修がweb開催となったため、お山の学校で事務作業。Webの動画による研修は来週後半から公開。2回目のワクチン接種の副反応でぶっ倒れているかもしれん。IDとパスワードを管理職から聞いておいて自宅で見る、ということになるかもしれんな。
 午後には退出。あびこに行くことを想定していたので後半休を取っていたんやけれどね。まさか職場から帰ることになるとはね。
 帰宅後は読書などをして楽に過ごし、夜はナイター中継を見る。サンテレビでタイガースとベイスターズの試合を東京ドームから中継。負けたけれど、サトテルの追撃のホームランなどで盛り上がったのでよし。
 どうも予定外の職場出勤になったせいで全体にリズムの良くない1日になってしもうた。こういう日もあるということか。

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評決の代償 [読書全般]

 今朝も雨模様。今日は大きめのジャンプ傘を持っていった。出勤時、下界ではそこそこ強めやった雨も、お山の学校についたころにはほとんどやんでいた。
 今日も午前中のみの出勤で、事務作業。明日は予定では午前中に直接あびこの教育センターに行って研修を受け、午後は直帰……のはずやったけれど、緊急事態宣言延長のため、web開催となり、職場のパソコンから動画を見るという形に変わってしまう。実は自宅からあびこに行く方が職場に行くよりも楽でちょっとばかり早かったりするので、余裕で出られるなんて思うていたんやけれど、あかんがな。
 というわけで、明日もお山に出勤することになった。そのための出張届の取り消しやとか、ワクチン接種のために職場から離れる手続きが面倒やったりとか、予定していた仕事の半分くらいしかでけなんだ。ただし、明日持参する資料作りは先延ばしにできたから仕事量としてはとんとんやねんけれど。とはいえいずれは作らんならんもんやし、明日にでもやってしまうか。
 午後、退出。雨はすっかりあがり、下界に降り立った時は晴れていて、日光があたって暑いくらい。
 帰宅後、スマホをいじったり、読書をしたり。読みだしたらなかなか止まらん。プロ野球中継が始まってもしばらく読んでいて、野球中継は追っかけ再生の1.3倍速で見る。投手戦から一転してシーソーゲームとなり、タイガースの勝利。BS-TBSは延長がないので、最終回とヒーローインタビューはラジオで。
 グレアム・ムーア/吉野弘人・訳「評決の代償」(ハヤカワ・ポケットミステリ)読了。10年前、少女殺しの嫌疑のかかった黒人教師を他の陪審員たちを説得して無罪に持ちこんだ女学生は、犯罪者を無罪にしたということで世間の非難を浴び、それでもその経験から弁護士になる。その時の陪審員の一人は本当は有罪であったと主張する、陪審員の暴露本を出し、さらにはテレビの企画で当時の陪審員たちを集めて同窓会と称したやり直しをしようとする。主人公の弁護士と暴露本の著者は二人きりになって口論となるが、彼女が席を外している間に男は殺害されていた。彼女は犯人として逮捕されてしまう。事務所の同僚たちとともに真相を明らかにしようとする主人公の動きと、10年前の陪審員たちの様子が交互に描かれ、そして登場人物たちの誰もが思いもよらぬ結末が……という話。
 法廷ミステリはけっこう好きなんで期待して読んだんやけれど、弁護士と検察の丁々発止のやりとり、ではなく過去の判決が正しかったのかを問うパートとそれから起因する現在の殺人事件のパートが密接にからみあい、わくわくしながら読んだ。種明かしをするのは野暮なんで、これ以上は書かんけれど、こういう結末もあるんやねえ、とちょっとばかり驚いたりしている。作者は以前読んだ「訴訟王エジソンの標的」の作者。まったく毛色が違うもんやから訳者の解説を読むまで気がつかなんだ。あれも読み始めたら止まらん面白い話やった。法廷での対決などがお好きな方にはあえて薦めんけれど、人間関係のこんがらがったのを読みたい人はどうぞ。それにしてもこの結末は……現代的なのかもしれんなあと感じた次第。

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傘間違え [日常生活]

 今日から出勤。朝からどんより。天気予報でも雨なので、出勤時に折り畳み傘を手に家を出る。最寄駅までは小雨。ところが、乗り換え駅では本降りになっていて、お山の学校についた時はそれほど降ってなんだけれど、そのうちにだんだん雨は強くなってきた。
 事務作業、特に2度目のワクチン接種のあとの副反応に備えて、自習課題の用意をしたりする。発熱で出勤でけなんだりする可能性があるからね。2日分くらいは用意しておかんと。こればかりはどう反応が出るか予測が立たんのでね。モデルナ製よりもファイザー製のワクチンを接種したかったんやけれど、大阪はワクチン不足なんで贅沢は言うてられません。
 午後からは休みを取って退出。雨は本降りに。それでもまだ折り畳み傘でなんとかなる程度のものやった。これやったら下界は大丈夫やろうとたかをくくっていたら、なんのなんの下界は豪雨。傘をさしていたけれどシャツもズボンもびしょびしょ。どこかで雨宿りして雨が弱まるのを待つ手もあったけれど、降りようを見たら、それも期待でけん。折り畳み傘やなく、大きめのジャンプ傘にしておくべきやったが、後の祭り。ちゃんと「おはよう朝日」の正木さんの予報を聞いておくべきやった。明日の朝はそうしよう。
 帰宅して手洗い、マスク洗い、そして着替えをし終わったらくたくた。寝床にどぶさってスマホで遊んでおりました。
 少し読書して、夜はナイター中継を見る。甲子園はまたも順延やけれど、タイガースは9試合連続でドーム球場。皮肉なもんですな。東京ドームでサトテルが2発。ジャイアンツがついに大敗して連勝ストップで、少しだけゲーム差が開く。いつまで続くアキレスと亀状態。

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緊急事態宣言またまた延長へ [日常生活]

 愛すれどTigers「サンズと大山、2打席連続アベックホームラン」を更新しました。

 今日で盆休みも終わり。墓参と人間ドック以外はステイホームでだらだら過ごしてしもうた。今日も午前中は録画した番組を見たり、パソコンで遊んだり。
 午後は少し午睡。妻が日帰り帰省をしていたので、帰ってくるまで読書。夕食後はまたパソコンに向かう。
 緊急事態宣言は9月12日まで延長になる模様。五輪大会の強行はガースー総理も風見鶏都知事も新型コロナウィルス感染症蔓延拡大とは無関係と言うてはるけれど、その根拠は示さん。飲食店をぎゅうぎゅうに締めつけ、路上飲酒は放置。人出を抑える手立ても打てず、ワクチンはまだまだ行き渡らず。妻は何度も予約を取ろうとしているんやけれど、スマホから接続しても満員でまだ接種の予定が立たずいらついている。私は幸い職域接種でなんとか接種できたけれど、60歳以上は優先的に接種して、50代後半は後回しというのも解せんところやね。
 この調子やと、9月になったらまた緊急事態宣言を月末まで延長することになるんやないかな。広島の平和祈念式典ではページを飛ばしてしまい、長崎の式典ではトイレに行ってて1分の遅刻。終戦記念日の式典ではしんぞう前総理とほとんど同じ式辞を読み上げる。無策の宰相として後世に語り継がれることでしょう。
 ところでずっと飲食店が感染拡大の温床みたいにされているけれど、確か昨年、流行し始めた時はパチンコ屋がターゲットやったはず。ところが今年はパチンコ屋のパの字も出ん。あのパチンコ屋攻撃はなんやったのか。なんで攻撃せんようになったんか。私にはようわからんので、おわかりの方がいてたらご教示願いたいです。

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 [読書全般]

 今朝も雨。高校野球はこれ以上順延でけんところまで来ているということで、雨があがるのを待ち、阪神園芸の総力をかけて3時間遅れで試合開始にこぎつけた。また中止になるかと念のため「プリキュア」や「仮面ライダー」などの録画予約をしておいたけれど、試合開始待ちの映像や一昨年の決勝戦の映像などを録画しておりました。
 午前中は土曜深夜のアニメを見たり、大河ドラマのたまってるのを3話分まとめて見たり。昼食後は読書したり午睡したり。午睡から目覚めたあとは読書に没頭。
 夜はタイガースの試合をサンテレビで見る。完封リレーで快勝。なんぼジャイアンツが勝ち続けても、追いつけんようになってます。アキレスと亀みたい。
 司馬遼太郎「峠 上・中・下」(新潮文庫)読了。週刊朝日でずっと司馬遼太郎に関する連載をしていて、読んでいるうちにまだ読んでへんものを読んでみたくなった。戦国ものも幕末ものもだいたい読んでるんやけれど、「峠」はなんとなく読んでなんだ。河井継之助という主人公に興味がわかなんだというのもある。越後長岡藩の家老として薩長軍に最後まで抵抗しながらスイスのような中立国家をつくるという夢は時代の勢いにのまれてしもうた、という話。家老になる前に諸国を歩いて実用の学を学びつつあちこちの妓楼で女たちとする会話などは非常に面白かった。ここらあたりは作者も自由に主人公を遊ばせられるところで、楽しんで書いていたんやろう。ところが、薩長との戦になってくるとだんだんつまらなくなっていく。作者も書くように、河井という人物が矛盾の塊で、それをなんとか整合性を持たせようと作者が必死になっているのが透けて見えるあたり、ちょっと苦しいのです。主人公の魅力がだんだん薄くなり、ただのわがままな家老という感じになっていく。作者の狙いがそこにあったかというと、あとがきなどを読むとそうでもないみたいやし。本作は「竜馬が行く」に続いて書かれたもので、作者としてはまだこういう人物を消化しきれなかったのかもしれん。もう少し晩年に近くなってから書いたらどうなったやろうな。あるいは吉村昭の手になるとどう描かれたか。さすがに読みやすく、小説の面白さとしては別格やなあと思いつつも、私が読んできた司馬作品の山の中では、あまり上位にはこないかなあ。

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主人公への試練 [テレビ全般]

 今日は土曜日。午前中は例によって木曜と金曜の深夜アニメを見る。新しいHDDレコーダの扱いにも慣れてきた。多少時間に余裕があったので、相当たまっている大河ドラマを2話見るけれど、今ひとつまとめて一気に見たいという感じではないなあ。まだ子どものはずの渋沢栄一に商才があり過ぎる。この手の歴史上の人物を主人公や主人公のモデルにしたものの面白さは、主人公が挫折し、その挫折をいかに乗り越えるかというあたりにあると思うんやけれど、こんなにハードルが低いのはいかん。実は今久しぶりに司馬遼太郎を読んでるんやけれど、そこらへんの煩悶がうまい具合に配合されているから思わず「うまいなあ」とページを閉じてから思うのです。読んでいるうちはそんなことは考えさせずに一気に読ませるしね。あ、「おちょやん」もうまいこといってると思うたら何度も挫折を繰り返す、その塩梅がうまかった。主人公には試練が必要なのです。
 昼食後、読書するつもりで寝床に行くけれど、昨日の人間ドックのダメージが残っているのか、すぐに寝てしまう。今日中に残りまとめて一気に読んでしまうつもりやったのになあ。
 目覚めたら薄暗くなっていて驚く。朝もそうやけれど、陽が短くなってきているのがようわかる。追っかけ再生でタイガースの試合を見る。「夏の梅雨」で一日悪天候なんやけれど、京セラドーム大阪での開催なんで、予定通り試合はあるのです。昨日とは逆に打線好調で大勝。ジャイアンツがかなり迫ってきているけれど、それでも追いつけん状況が五輪前から続いている。追いかける立場というのは実はしんどいのです。一度追いついてひっくり返しても、そこで力尽きたりすることもようある。長いことプロ野球を見ていると、やはり追われる立場の方が強いんやないかと思うのですね。

 今月は大阪が緊急事態宣言下、京都が蔓延防止重点措置下にあるため、またも「たちよみの会」例会はお休みします。いつになったら再開できるのやら。来月こそ! でも全国民にワクチンを接種する目標が来月末ですからね。難しいやろうなあ。

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注射は平気 [日常生活]

 今日も降ったりやんだり。昨日とあまり変わらん天気。朝からすきっ腹でアニメを見たりしてから、すぐに出かける。昨日書いたように、今日は人間ドック。最寄駅から一駅だけという近さなんで、毎年同じ病院に行っている。
 コロナがらみで肺活量検査がなくなったとはいえ、聴力検査をリニューアルしたりして、移動する時間が短かったり、お盆のためか一般の患者さんが少なかったのもあったか、検査はスムーズにすみ、例年よりもかなり早く終了。待ち時間が長いので文庫本を持っていってたんやけど、それほど読み進めず。
 毎年のことやけれど、採血の時、私の静脈は探しにくいのか時間がかかる。看護師さんがすまながっている。腕に針を差しながら中で動かして探り、ついに静脈をとらえる。それでもちっとも痛くない。さすがの腕前であります。むろん事後に内出血したりもしていない。「痛かったんじゃありませんか。ごめんなさいね」と言わはるけれど、「私、注射には抵抗感ないんで」と答える。アレルギーの治療のために中学時代に週に2回静脈注射を打たれたりしてたいた時期があって、その時の看護師さんはあまり注射がお上手やなく、痛い思いを何度もしてきたからね。それ以来、静脈注射には慣れっこになったのです。いつも採血時には自分の血が管を通して流れ出ていくのを興味深く観察したりしているくらいであります。
 帰路、少しふらつく。胃カメラの前に今年は少しきつめの麻酔を使わはったんで、そのせいかな。
 帰宅後は午睡。慣れてきたからというても、やはり胃カメラのあとはしんどい。夕刻起きて読書をしたりスマホをいじったり。
 夜は、待ちに待ったプロ野球ペナントレース再開の初戦。サンテレビでタイガース対カープ戦を見る。初回に西勇輝投手がいきなり4点取られ、そこから戦意喪失したみたいな負け方。でも、大山選手の特大ホームランを見られたのでそれはそれでよし。古手の虎党は負けた試合でもよかったところだけ楽しむという技術を体得しているものです。そやないとこのチームのファンを長年続けて来られへんわいな。

 今月は大阪が緊急事態宣言下、京都が蔓延防止重点措置下にあるため、またも「たちよみの会」例会はお休みします。いつになったら再開できるのやら。来月こそ! でも全国民にワクチンを接種する目標が来月末ですからね。難しいやろうなあ。

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真夏の梅雨 [日常生活]

 今日は一日雨模様。降ったりやんだりを繰り返す。降る時は強かったり弱かったり。ただ、一日中曇天。昨日墓参に行っておいてよかった。行き帰りはともかく、お墓についてから傘をさしながらろうそくに火をつけたり線香に火を移したりというのはかなり面倒やったろうしね。
 午前中は少しばかりアニメを見てから、読書。昼食後は午睡。本を読んでいても眠くて眠くて仕方ない。昨日の墓参の疲れが出たかな。
 昼食時、テレビで気象情報を見ていたら、今回の前線は梅雨前線に非常に似ているそうな。それだけにしばらく前線が居座って、数日間はこういう天気が続くとか。真夏に梅雨がきたみたいなもんですかな。そのかわり気温はそれほど上がらず、比較的過ごしやすいみたい。
 明日は人間ドックに行くので、夕食後から明日の昼まで絶食。薬は水でのんでもええらしいけれど、朝にのむ薬は早目に、とかいろいろと制約はあります。1年ぶりに胃カメラを飲むことになるなあ。憂鬱ということはないけれど、面倒ですねえ。

 今月は大阪が緊急事態宣言下、京都が蔓延防止重点措置下にあるため、またも「たちよみの会」例会はお休みします。いつになったら再開できるのやら。来月こそ! でも全国民にワクチンを接種する目標が来月末ですからね。難しいやろうなあ。

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