SSブログ

猛暑の天保山 [日常生活]

 今日は午後から天保山へ。「観光」という授業でフィールドワークがあり、その時ばかりは担当の教員だけでは目が届かないんで付き添いにかりだされるというわけです。
 それにしても暑かった。この暑さは明日までで、明後日からは秋らしくなるということやけれど、前倒しで今日から涼しくなってくれたらよかったのに。
 それはともかく、天保山は久しぶり。まあこの前にきた時も生徒引率やったから、プライベートでは結婚前に妻と行ったとか、そんなんしかないんやけどね。
 行程は、JRで桜島駅まで行き、そこから船着き場まで歩く。安治川の渡船に乗って天保山につき、天保山の山頂を踏破してからマーケットプレイスへ、というもの。
 渡し船には自転車を押して入る陽気な白人の兄ちゃんがいたりして、あれはUSJで働いている人なんかなあ。マーケットプレイスでは平日の午後にもかかわらずカップルがいちゃついていたりするけれど、これは休日が同じカップルなんかなあ。職場恋愛の二人がデートしたりしてるとか、そういうことか。
 というわけで、仕事とはいえ遠出すると、特に引率なんて責任の伴う遠出は気をはってんとあかんということもあり、非常に疲れる。ほんまに明後日には涼しくなるんやろうななるんですな頼むからなってえな。

急造外野手 [プロ野球]

 試合が始まったのが18時半で、終わったのが23時20分ごろ。負けそうになったところを引き分けにもっていったタイガース。
 それはまあよくあることですけどね。この試合、仕掛けを早くしていった真弓監督、最後にとっておいた代走の大和選手と代打の桧山選手を起用したら、同点で延長戦となった段階で野手を全部使い切ってしまう。このまま交代なしで最後までいくのかいなと思うたら、ブラゼル選手が暴言を理由に退場を審判から命じられた。ブラゼルさんの代わりに誰がでるんや。いてへんぞ。
 というわけで、投手の西村選手が急造外野手として守ることになった。テレビで見てたら「球よ、飛んでくるな」てな表情をしている。ドラゴンズの打者が変わるたびに、レフトに行ったりライトに行ったり。それにお付き合いする形で、平野選手もライトとレフトを何度も往復。草野球でもこういうことはあまりないんやないか。プロ野球の場合、キャッチャーが足りなくなって経験者がマスクをかぶったりするケースはこれまでにも何度かあったけど。職業野球草創期には投手は投げない試合には野手で出たりしていたみたいですが、これはまあ現在の完全な分業制のプロ野球とは違う時代の話やからね。
 幸い西村急造外野手のもとに球がくることはなく、延長12回の裏、打席に立ったところでお役御免。しかもこの打席、結局打つ前に一塁走者の新井選手が盗塁を試みてアウトになって試合終了。この急造野手は球に触れることも打席で球をバットに当てることもなく終わってしもうたのでありました。
 長い長いしんどい試合やったけど、ここまでやったんやから、野球の神様ももうちょいおまけして勝たせてくれてもよかったのに、なんてね。

狙い撃ち豪雨 [日常生活]

 朝、家を出る直前は、雨は降っていなかった。
 出る時にはちょびちょびと降り始めていた。
 で、出勤途上はどんどん雨脚は強くなり、ざざ降りになった。
 職場の手前の最寄り駅のところについた時には、雨は少し弱まっていた。
 社会科の職員室に入り、窓から外を見た。
 やんでるやんけえええええええ!
 私は台風に恨まれるようなことをしたのでしょうか。
 おかげでズボンびしゃびしゃになったやんけえ。
 こういうケースによく遭遇するような気がするけど、まあ、そういう時の記憶のみが鮮明に残ってるから、そんな気がするだけなんやろうな。
 それにしても、なんというタイミングでありましょうや!

夏秋同居の空 [季節ネタ]

 今日は知的障碍のある生徒の自立支援コースの授業で、学校近辺にある施設を見に行く。朝一番の授業やというのに、お日さんが雲から出るとやっぱり暑い。
 おもしろいのは、左を見たら夏の入道雲が空に浮かび、右を見たら空を刷毛ではいたような秋の雲が流れていること。空中で夏と秋が同居してるんやわ。
 台風のおかげで風が吹いてきた。夜は冷やこい空気がベランダからはいってくる。それでもなんか額から汗がにじむ。空気が湿ってるんやね。
 今晩は大阪に台風が接近してくる。朝起きたらまず気象情報を見んとあかんな。暴風警報が大阪市内に出てたら休校になるからな。
 ただし、休めるのは生徒だけ。教職員はちゃんと出勤せんとあかん。当たり前というたら当たり前やけどね。
 明日もタイガースの試合は神戸運動公園スカイマークスタジアム。雨で中止になったら、おそらく10月の甲子園に日程が振り替えになるやろう。
 おっ、中止になってくれたら甲子園の最終戦を見に行くことができるかもよ。
 試合そのものはしてほしいけれど、流れてくれたらあきらめていた最終戦を見に行くことができる。ただ今複雑な心境なのであります。
 ともあれ、風がきつくなるので、台風の進路予想にあたっている地域のみなさんはくれぐれもお気をつけくださいね。

48歳 [日常生活]

 愛すれどTigers「甲子園に帰り猛打爆発、首位堅守」 を更新しました。

 今日は誕生日。寅年生まれなので、12で割れる年齢です。
 48歳です。
 それでもアニメを見まくってます。
 今日の授業で、「幸せだと感じる時」というのを生徒に答えさせ、ネットで投稿するというのをやりました。「銀ちゃんのことを考えてるとき」というのがありました。
「これは『銀魂』の銀ちゃんのことか」と聞いたら、「えー、なんで知ってるの!」と驚かれました。
 高校生は、髭のおっさんが幼少から漫画とテレビにひたって育ったなんて思いもよらないのでしょうね。
 かつては「新人類」と呼ばれました。
 今の高校生は、何人類なのでしょう。
 48歳って、もっと大人やと思うていたけど、年をとってるのは肉体的な面ばかりのような気もします。
 そんなもんなんやろうね、みんな。

暑過ぎる日には [日常生活]

 うちにはエアコンがありません。金がないから、ではありません。夫婦そろってクーラー負けしてしまうからです。高層マンションに住んでたら、いつもの夏なら風が吹きこんでくるとそれほど暑くならんからでもあります。
 そやけど、今年の夏は別やね。今年ほど自宅にもエアコンがほしいと思うた事はないね。
 なんでも今日は京田辺市で39.9度を計測したとか。
 こんな日は外に出てはいけません。熱中症になります。なります。なるのです。
 というわけで、扇風機に当たりながら午前中から昼過ぎまでテレビ漬け。「仮面ライダーオーズ」は「龍騎」「電王」「シンケンジャー」の小林靖子さん。まだ第一話だけではなんともいえんけど、面白いものになると期待したい。
 昼食後、少し午睡し、夕刻は寝床でラジオのタイガースの試合の実況を聞く。
 とにかくだらだら。妻もだらだら。こんな暑い日には無駄にエネルギーを消費してはいけません。熱中症になります。なります。なるのです!

猛暑日のデーゲーム [プロ野球]

 いやー、暑い暑い暑い。暑い暑いと書いて涼しくなるならなんぼでも書くけど、なんぼ書いても涼しくならへんのやから、書いても仕方ないとはわかってますけど、暑い暑い暑い。
 テレビでカープとタイガースの試合を見る。広島での試合で午後3時開始。タイガースのユニフォームはグレーなもので、選手の汗が染みると色が変わって見える。先発の鶴投手なんか顎から汗がしたたりユニフォームもべとべと。
 高校球児やないねんからね。一番暑い時間に炎天下のもとで野球をするというのは大変なことやなあ。倒れんように気をつけてもらわんとなあと思いながら見ていた。
 広島では幸い倒れる選手はいてへんかったけど(死球で平野が倒れたな。これは炎天下とは関係ないか)、神戸のスカイマーク球場ではバファローズの大引内野手が熱中症で倒れ、ホークスの山崎捕手も脱水症状のため足をつって途中で退場したらしい。さらに観客からも20名も熱中症の症状が出て、2人が病院に運ばれたとか。
 試合時間の変更というのはなかなか難しいことではあるやろうけれど、長期予報で今月いっぱい猛暑日、真夏日が続くというのを踏まえて、コミッショナーは早急に手を打つべきやろう。
 涼しくなっている11月の日本シリーズはテレビ中継の関係でナイターで涼しすぎるくらいの環境でやるのに、猛暑日にデーゲームを実施するというのはなんかおかしいと思うぞ。いろいろと都合はあるんやろうけど、今からでも遅うない、今月いっぱいはデーゲームを取りやめてナイターを行うべしという勧告をコミッショナーは出した方がええと思う。
 バファローズは明日のデーゲームは熱中症対策をしっかり行うとしているようやけど、個別の努力だけでなんとかなる問題やなかろう。

矢野燿大捕手、引退 [プロ野球]

 その捕手は大型トレードの「おまけ」みたいな感じでタイガースにやってきた。
 というと、当時の矢野輝弘捕手を知らない人は、私が悪口を書いているように感じるかもしれん。そやけど、そのトレードを報じる見出しは、「久慈と大豊、交換トレード。関川と矢野も」という調子やったことは、古くからのタイガースファンはわかってもらえるやろう。
 当時のタイガースの正捕手は山田と関川と定詰の間で争われ、関川は外野で使われることが増えていた。山田と定詰も決め手に欠けていた。吉田監督は一発の力をもった打者が必要と考え、守備の名手久慈を出してまで大豊獲得にこだわった。吉田監督にしたら、矢野は手薄な捕手陣に厚みを持たせたいというそのくらいの存在やったのと違うかな。
 実際、矢野はドラゴンズでは中村の控え捕手で、打力を生かすために外野を守ることも多かった。敵としてみた矢野は、それほど素晴らしい捕手には見えなんだ。
 野村監督が就任して、それが変わる。矢野は正捕手に抜擢され、次第に欠かせない存在になっていく。

 大魔神佐々木からサヨナラヒットを放った時の写真であります。このころの矢野はベンチで野村監督の話をよく聞き、「野村の考え」を吸収していった。
 星野監督、岡田監督は矢野を信頼して使い、それぞれの監督の優勝時には、日本球界を代表する捕手になっていた。

 2005年の優勝決定時の矢野であります。なんて嬉しそうなんやろうね。
 矢野は、感情を比較的はっきりと表に出す捕手で、ストライクボールの判定時に自分が思うたのと違う判定をされたら、「えーっ!」と子どもが文句を言う時みたいな表情をよく見せたものです。サヨナラ打が出たときに真っ先にベンチを飛び出し殊勲選手にとびついていくのは矢野やったなあ。そういうところが、人気の理由の一つやったと思う。
 そやけど、40歳になり長年酷使してきた体が悲鳴をあげ始めたんやろう。去年は前半戦を棒に振り、今年もひじの故障で二軍生活を余儀なくされた。

 そしてついに今日、引退発表の記者会見。
 覚悟はしてたよ。この歳になって故障と戦うというのがいかに大変なことか。もう今年限りやろうなあ、と。
 ようやってくれた。チームを盛り上げ、投手を励まし、ファンを沸かせてくれた。できたらもう一度ヒーローインタビューで「必死のパッチで打ちました!」と言うのを聞きたかったけど、矢野自身が決めたことやから仕方ない。
 ドラゴンズ時代の矢野の印象はもうほとんどのタイガースファンの脳裏から消えていることやろう。というよりも、矢野がドラゴンズにいたことを知らない人もけっこう多いかもしれん。それだけ、タイガースで積み重ねてきたものは大きいということやね。
 矢野さん、長いことお疲れ様でした。ありがとう。

初代若乃花幹士の死 [追悼]

 第四十五代横綱、初代若乃花幹士の花田勝治さんの訃報に接する。死因は腎細胞癌。享年82。
 私はもちろん「土俵の鬼」の現役時代を知らない。残されたフィルム映像や写真などでしかその取り口に触れることはない。ただ、小さな体で巨漢力士を豪快に倒す、その力強さはそれらの映像から十分に伝わってくる。
 私にとっての花田さんは、二子山親方、それに尽きる。一から起こした部屋で、小結二子岳、大関貴ノ花、小結若獅子、横綱二代目若乃花幹士、横綱隆の里、大関若島津、関脇太寿山、小結隆三杉、小結三杉里などなど思いつくまま書きならべただけでも個性豊かな力士を育てた。
 審判部副部長時代には実弟貴ノ花に優勝旗を渡し、理事長時代には定年退職直前に甥の貴花田に賜杯を渡した。こんな幸せな親方がどこにいるやろう。
 ただ、自分の退職後、分家独立していた実弟貴ノ花の藤島部屋と自分の築きあげた二子山部屋を合併させて貴ノ花に二子山を継がせたときは、ちょっとがっかりしたのを覚えている。まったくカラーの違う部屋を自力で作り上げた藤島親方のやり方に、旧来からの二子山部屋の力士たちが対応できるのか。合併によって魅力的な取り組みが減るやないか。そんなことを考えた記憶がある。
 良くも悪くも「花田一族」というものを一番大切にしていたのかもしれん。
 しかし、初代若乃花幹士が存在してくれたおかげで、相撲界に魅力にあふれた力士たちがその足跡を残すことができたのは事実。「栃若時代」で相撲人気を国民的なものにし、親方として、そして「土俵の充実」を頑固に貫いた理事長として、ほんまにすごい人やったなあと、この日記を書いていて改めて感じた。
 謹んで哀悼の意を表します。

甲子園のケンカ [プロ野球]


 今日は甲子園でベイスターズ戦を見る。行けるかどうか体調面で心配やったけれど、なにしろ切符を無駄にしたくないというその一念で出かける。
 試合は大勝で、それはそれで面白かったんやけれど、やはりおもろいのは観客ウォッチング。
 私の目の前に座っている50年配のおっちゃん。しきりに携帯をなぶってるんで何をしてるんかと見てみたら、メールのやり取り。
「今度はデートしようね」
「甲子園って横浜戦? 私は巨人戦に行きたいな」
 のぞき趣味と違いますよ。おっちゃんは見えるように携帯をなぶってますねん。相手はどこのキャバ嬢かしらんが、おっちゃんがにやけてる表情が後頭部から透けて見えるわい。
 席の後ろでは、若者がケンカ。タイガースが勝ってるのにケンカしてるのは珍しい。昔は負け試合でジャイアンツファンにケンカを売ってる若者がちょいちょいいたもんです。
 2人組の片方が激高している。タイガースのユニフォームジャージを着たのが相手らしい。2人組のもう片方が仲裁に入ってる。なんか練れた感じのあんちゃんですわ。でも、Tシャツの袖のところからもんもんが見え隠れしている。あ、もんもんというのは刺青のことです。ファッションでしているタトゥーやなく、明らかにもんもん。こういう方が実は一番キレたら怖い。相方が頭に血がのぼってるんで、冷静になれてたのかなあ。
 というわけで、今日も楽しい甲子園でした。もしかしたら私にとっては今年最後の甲子園行きかも、と思うと、ちょっと寂しいね。