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赤星よ! [プロ野球]

 プロ野球オリックスバファローズの関係者が各スポーツ紙の記者に「赤星を現役復帰させて、バファローズに入団させる」という計画を明らかにしたらしい。大阪本社のスポーツ紙ではデイリースポーツとサンケイスポーツが一面で扱うていた。
 現状では赤星は「正式に話をいただいたわけでないので戸惑っている」とコメントしているけど、本人はまだ現役に色気があるみたいやから、うかうかと乗る可能性はある。
 やめてくれよ、オリックス球団。
 どうせ岡田監督が「赤星はもう大丈夫やいうてる。やりたいもんやらしたったらええやんか」とか言うたんやないか。
 止めろよ、岡田監督。
 赤星が「籍だけでも球団に残してほしい」と懇願するのを心を鬼にして、タイガースの選手たちから反発を食らい、それでも球団社長が悪者になり球団オーナーが選手たちに頭を下げてまでして引退させたのはなんでやったか。
 スポーツ選手としての生命だけやない。生涯半身不随、下手したら全身不随になるかもしれん。それだけは赤星のためにも避けたい。怨まれるのを覚悟で下した決断やないか。雑誌で金本が江夏さんに球団不信を訴えても、週刊文春に面白おかしく取り上げられても、阪神球団関係者は一切反論せず、ただただ悪者に徹してきた。
 赤星寄りの記者は「救いの手」と今回のオリックス球団の動きを表現しているけれど、阪神球団としては「悪魔の鎌」というてもええやろう。
 幸い、赤星は「任意引退」扱いで保有権は阪神球団にある。阪神球団が首を縦に振らなかったら赤星の現役復帰はない。
 阪神球団のある幹部は「こちらに一切話を通さず新聞記者に話すとは何事」と激高したという。当然でしょう。
 赤星よ、私はあなたが車椅子生活を余儀なくされるところなど見たくない。確かに現役時代の雄姿を再び見たいという気持ちはあるけど、その結果取り返しのつかないことになったりしてほしくないという気持ちの方が強いんや。
 近鉄球団との合併の時といい、今回のことといい、オリックス球団というのは選手のことなんかなんとも思うてへんのと違うかと疑いたくなるなあ。

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コメント 6

雫石鉄也

私も、赤星の現役復帰は大反対です。
せっかく、断腸の想いで引退した、赤星の未練をあおるようなことをする。岡田さんも残酷な人ですね。
by 雫石鉄也 (2010-09-01 09:18) 

毘沙門天

赤星引退の際の言葉を端折ると

まず「こちらの意見を聞いて考えようという姿勢は、僕には感じとれなかった」次に「あと1年ぐらい様子を見てくれてもいいんじゃないか」そして「プロとして100%のプレーができず、恐怖感を持ったまま試合に出ることを考えると身を引くべきだと感じた。よくグラウンドで死ねたら本望というけど、本望とは思えない自分がいた」

以上を踏まえた上で、「本人はまだ現役に色気があるみたいやから、うかうかと乗る可能性はある。」ってどういうことですかね。

現役続行するためにどれだけの病院を巡ったかご存知ですか。どうしても、怪我で志半ばで引退という形が受け入れられなくて、今もトレーニングしてるんですよ。あなたは命がけで登攀(とうはん)しようとする人間にやめろって言うんですか?自分がもしかしたら死ぬかも知れないということは、つまり赤星自身が一番怖いんですよ。それでも、それでも、あきらめきれないでいる赤星によく色気だなんて言葉を使えますね。

結局あなたは赤星のことなんてどうでもいいわけですよね。あなたが書いておられるように、車椅子生活を余儀なくされる赤星なんて’私’は見たくないから赤星が一生後悔しようがそんなことどうでもいいからやめろと。加えて阪神って素敵、オリックス最悪って書きたかっただけなんですよね。こんな先生に教えられる高校生は本当に可愛そうですね。後生ですから赤星よ!だなんて二度と口にしないで頂きたい。

P.S. 9/1のスポーツ報知にて、阪神・南信男球団社長が「オリックスさんが真剣に考えておられるのであれば…」と発表。おっしゃるとおりの大した球団ですこと・・・。
こんなくだらないブログに必死なコメント残そうとしてるのは、赤星が野次に本気で反論してる姿が今でも目に浮かんでくるからだろうか。どうみても場違いでしたさようなら。
by 毘沙門天 (2010-09-01 09:52) 

雫石鉄也

毘沙門天さん

私は、人のコメントに異を唱えることはしません。
でも、あえてこのようなコメントをしたのは、上の貴コメントを読んで、どうしてもコメントしたくなりました。
私は、喜多さんとは長年の友人です。ですから人となりは存じ上げております。
あなたは、どうもこの記事だけを読んでコメントされたようですね。
「一斑をもって全豹を朴するがごとし」という言葉をご存知ですか。少なくとも、全記事とはいいません、せめて「愛すれどTigers」だけでも読んで、評価すべきですね。
あまつさえ、喜多さんの先生としての資質に言及されておられます。あなたは喜多さんが、どういう先生かご存知ですか?それも喜多さん自身がこのブログで書いておられるから判るはずです。
余計な口をさしはさみましたが、友人を誤解されるのは嫌ですからね。
by 雫石鉄也 (2010-09-01 14:48) 

t-kita

毘沙門天さんは、赤星選手が全身不随になってもよいという立場でいらっしゃると判断してよろしいのでしょうか。
それならば、私はそれに対して反論はいたしません。
私は、赤星にそうなってほしくないと思っています。
だから「私はあなたが車椅子生活を余儀なくされるところなど見たくない」と書いたのです。
ちなみに、私は赤星の著書も読みましたし、手に入る限りの新聞や雑誌を読んで、赤星引退前後の事情は把握しているつもりです。
こんなくだらないブログに必死にコメントを残してくださりありがとうございました。
by t-kita (2010-09-02 00:45) 

毘沙門天

雫石鉄也氏

つまりこの記事では彼のよさは分からない、むしろそんな風に判断されても仕方がないとあなたも感じていると解釈させていただいてよろしいでしょうか。大変よい言葉ですが、そもそも資質に対する言及は彼が赤星に喧嘩を売っていることに端を発するので。だから此方も喧嘩を売るつもりで、毘沙門天の名を借りたわけですし。加えて僭越ながら私は「落花枝に上り難し破鏡再び照らさず」と言う言葉、こちらの方を好みます。

雫石鉄也氏への返事ついでに書きますが「車椅子生活を余儀なくされる赤星なんて」のくだりを、まるで私が赤星に現役復帰を勧めているように受け取られたようですが、そんなばかな。登山のくだりに書いてあるように、私は赤星が決断したならとても生半可な気持ちじゃ止められないとそう思ってる。ここでの趣旨は、あなたは赤星が苦しんでるところを自分が見たくないだけだと言ったまでだ。彼が現役を引退するまでの苦悩、してからの苦悩。それがたとえ精神的に耐え難いほどの苦悩だろうが、身体的に残酷な形でなければ構わないんでしょう?彼は実際諦めきれずにトレーニングをしているわけです。それはつまり後悔や未練を残すぐらいなら、いっそ恐怖も不安も受け入れてなお続けようとする彼の決意でしょう。そんな決意、そして万が一に対する覚悟に対して色気やうかうかなどと言う言葉を平気で使える、(これは引退という過去の決断に対しても'もちろん'係る)そんなあなたが許せないから書いたまでだ。

いろ‐け【色気】
6 社会的地位などに対する興味・関心。「大臣の椅子に―を示す」
うか‐うか
1 気がゆるんで注意が行き届かないさま。うっかり。「―と口車に乗せられる」

繰り返すが「本人はまだ現役に色気があるみたいやから、うかうかと乗る可能性はある。」って赤星の目の前で言えますか、彼の決意と覚悟に対して。あなたは赤星よ!と呼びかけたのだから・・・。
by 毘沙門天 (2010-09-02 07:10) 

雫石鉄也

喜多さんは、純粋に赤星の身体を心配しているだけです。
by 雫石鉄也 (2010-09-02 09:00) 

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