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ノリントンとN響の第九 [季節ネタ]

 というわけで大晦日。冷え込みがきつく、朝から頭が痛い。風邪がぶり返したみたい。葛根湯顆粒を服用して、かなり楽になる。明日は日帰り帰省なので、少し元気出して帰らんとね。
 午後は新年用のDVD-Rを買いに家電量販店へ出かける。寒風で身が縮こまり、午睡。
 夜は「紅白歌合戦」を少し。ゴールデンボンバーがどんなことをしてくれるか楽しみにしていたので、そこだけは見る。その後は毎年楽しみにしている「NHK交響楽団の第九」にチャンネルを変える。今年の指揮は古楽奏法の指揮者、サー・ロジャー・ノリントン。
 N響というのはみごとに器用な楽団であることよ。ノリントンの要求する古楽奏法できっちりと演奏するんやから。古楽の第九はCDで何種類か聴いているけれど、演奏会のライヴ演奏の中継では初めて。久しぶりにノン・ビブラートのキーキー軋むような音を聞くと新鮮であります。通常の演奏とはテンポも盛り上げる個所も違う。第二楽章がやたら長い。リフレイン指定をきちっと守っているからなんやろうね。そのかわり第三楽章がやけにあっさりしている。そして第四楽章。合唱のパートはさすがに盛り上がるけれど、コーダのところはさらりと終わる。
 わかっていたつもりやけれど、久々に聴くと新鮮やなあ。しかもN響がこれをやるというのがまたなんとも。非常に面白い第九で、満幅しました。
 というわけで、今年も第九で無事に締め、このあとはテレビ東京のジルベスターコンサートを見てカウントダウンや。
 今年一年、ご愛読ありがとうございました。今年はこの日記を書き始めて満15年。来年もまだまだ続けますので、これからもおつきあいください。

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コメント 2

あずま

謹賀新年。
私はノリントンの第九は録画で楽しみます。お互い年齢と共に体力の回復が遅れがちです。呉々も
ストレスを溜められないよう気をつけてください。
by あずま (2013-01-01 03:15) 

t-kita

ありがとうございます。
ノリントンの第九、記事にも書いたように面白かったですよ。
ノリントンがノリノリントンになって嬉しそうに振っているのが印象的でした。
by t-kita (2013-01-02 00:11) 

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