サヨナラホームランと同点ホームラン

　事務作業に追われて１日を過ごす。明日は生徒を引率してフィールドワークに行くので、今日中にすませられることはすべてすませておきたい。冷房がないとたぶん仕事にならなんだことでしょう。廊下に出ただけでむっと暑かったもんね。
　ところで、昨日のタイガースのサヨナラ勝利をネタに、スポーツ紙の一面を比較して生徒にメディアリテラシーをつけさせようと考え、行きのコンビニで「スポニチ（大阪版）」と「スポーツ報知」を購入。大阪版のスポーツ紙は報知を除いてどれも同じようにタイガースのサヨナラ勝利を派手に見せているけれど、福留の写真が一番目立つものを選んだ。
　で、報知なんやけれど、なんと一面は９回表に出た高橋由の同点ホームランが一面。上の端に喜んでホームインする福留の写真を添えているけれど、ぱっと見たらまるで高橋由のホームランでジャイアンツが勝ったみたいに見える。とても同じ試合を報じたものとは思えん。
　これは使えます。同じ試合でも立場を変えると負け試合でも勝ち試合と勘違いしてしまう紙面構成にできる。記事をよく読まんとジャイアンツが負けたことがわからん。
　以前は３年ほど前に藤川が東京ドームでサヨナラ負けを喫した試合を教材に使うたんやけれど、これは大阪版の紙面でもタイガースが負けたことがはっきりとわかる。今回のは一目見ただけではわからん。ここまで違う一面やからこそ今回の紙面は教材になり得る。
　スポーツ紙の度派手な紙面はこういう時に役に立つのであります。
　明日の新聞？　タイガースが負けた試合など二度と教材に使うもんかね。けっ。