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秋づくし [日常生活]

 授業の合間に寸暇を惜しんでプリント作成。他のことはほとんどでけん。文化祭に向けて漫研の部誌の印刷にもとりかからなならんのに。そこまで手がまわらん。前任校で使うた教材では間に合わんので、ほとんど一から作ってるのであります。今までやったことのない試みをしていたりするので、よけいに時間がかかる。
 それでも往復の車内読書は進む。吉村昭「大黒屋光太夫」上下巻(新潮文庫)を3日間で一気に読了。同じ主人公の井上靖「おろしや国酔夢譚」とは違う切り取り方で、読ませる。ただし、物語の結末の余韻はさすがに井上靖が上。史実重視なら吉村版、文学性重視なら井上版といったところかな。
 実はちょうど日本史の授業で偶然ラクスマンが光太夫とともに日本にやってきたというところを教えているので、授業のネタとしても旬であったりする。
 帰宅したら、妻が栗をむいていた。妻の実家の栗の木でとれたものやそうで、義兄が大量に収穫したものを義姉がゆでてくれたそうです。甘く煮たものもいただいて帰ってきた。どれも粒が大きく、うまい。ここのところ気温が上がって汗ばむくらいの気候やけれど、旬のものを食すと、やはり季節を感じるね。この前は上階からいただいた梨をおいしくいただいたところやし、こと味覚においては秋を満喫しているのであります。
 読書の秋に、味覚の秋。そしてひたすらパソコンの前に座る秋であります。

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