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東映まんがまつりと森永パーラー [日常生活]

 愛すれどTigers「秋山がプロ入り初ホーマーで10勝目」を更新しました。

 昨日、京都は四条木屋町の交差点で信号待ちをしていて、子どもの頃を思い出していた。
 交差点の北東角にあった「不二家」は現在は「マツモトキヨシ」。建物はそのままで看板をかけ換え内装を変えている。かつては夏休みにお出かけした時に子どもたちが連れて行ってもらい、ここでお昼をとり、お土産のケーキを買うてもろうたりしていたんやろうなあ。
 私の場合、夏休みは必ず「東映まんがまつり」。河原町三条を少し下がったところにある東映直営館の「京劇」という映画館で、母と妹たちといっしょに「アンデルセン物語」「太陽の王子ホルスの大冒険」「長ぐつをはいた猫」「ちびっ子レミと名犬カピ」「アリババと40匹の盗賊」などの長編漫画映画、そしてその時々に東映動画が製作していたテレビマンガの特別編、「タイガーマスク」「ひみつのアッコちゃん」「魔法のマコちゃん」や「ウルトラセブン」などなどが併映されていた。
 映画を見たあとは、新京極にあった「森永パーラー」に連れて行ってもらい、パフェかなんかを食べる。特に裕福とはいえなんだ我が家の、数少ない贅沢でありました。
 むろん「森永パーラー」もとっくになくなり、河原町の風景もずいぶん変わった。
 今の自分の文化的基盤が、あの時代、あそこで形成されたんやなあと、「マツモトキヨシ」の看板を見ながらしみじみと感じたのでございます。

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