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ネルソンスのニューイヤーコンサート [音楽]

 起床してまず餅を電子レンジで温めて朝食。妻は朝が弱いので、正月の朝食は毎年こんな感じです。餅を食べながら昨日録画したケーブルテレビJ:COMチャンネルの「角座新春えいげき亭」を見る。笑福亭鉄瓶さんが枕で「五輪の聖火リレーで奈良を走ることに決まったのに、師匠の鶴瓶が兵庫で走るそうで、あの師匠はそうやって若い者の芽を摘む」とやって笑わせていたけれど、昨日見た「らくごのお時間」では鶴瓶師匠が「聖火ランナーで走るよう依頼を受けたけれど、鉄瓶も走りよる。でも鉄瓶は応募して当たっただけ。私は指名されて走るんや」と言うてました。子弟で別々なところで裏表になるような話をしているのがおもろいなあ。
 その後はやはり昨日録画した「ウィーン・フィルのニューイヤーコンサート」を見る。今年の指揮者は若手の有望株アンドリス・ネルソンス。私はCDでショスタコーヴィチの交響曲とブルックナーの交響曲を何曲か聴いていたけれど、割とあっさりした感じの演奏やったので、実は今年のニューイヤーはあまり期待してなんだのですね。それに曲目も定番曲はあまりなくて、第一部は「元気な指揮やねえ、さすが若いねえ」くらいの感じやったけれど、第二部の一曲目は超有名曲のスッペ「軽騎兵序曲」。これが非常によかった。この曲は私が小さい時に父のレコードで何度も何度も聴いたお気に入りの曲(ちなみにそのレコードはフィードラー指揮ボストンポップス盤でした)。これがなかなかの名演。たぶん世評では人気のあるカラヤン指揮ベルリン・フィル盤よりも上やないかな。メリハリが効いていて、かつ楽しい。残りの曲も「トリッチ・トラッチ・ポルカ」を除いてはほとんどあまり演奏される機会のない曲。ベートーヴェン生誕250年ということで「コントルダンス」というこれもあまり演奏されない曲を選んでいた。そう、ニューイヤーを初めて振る時って、たいてい他の指揮者が振らんようなのを選ぶんですよね。違いを見せたがるのかしらん。でも、早いポルカは勢いよくがんがん走らせるし、ワルツはゆっくり目で歌わせていたから、楽しく聴けたのは確かです。そして必ず誰もが演奏することになっている「美しく青きドナウ」でも、やはりのびやかで気持ちいい演奏をしていた。そういう意味では期待していた以上の演奏やったかな。なにより指揮者自身がすごく楽しそうに振っていたのが印象的。そこだけはクライバーみたいでした。
 来年はまたもやムーティー。遊び心のない演奏をするんで、あまり楽しみやないなあ。
 昼食は妻のお雑煮。妻は午後から日帰り帰省。私はお留守番。これも例年通り。夕刻、駅前のメガネ屋でメガネを新調。今のはレンズにかなり傷がついてきたのと、遠近両用の老眼鏡の度が合わなくなってきたので、割引券を送ってきていたこともあり、この機会に新たに作り直すことにしたのです。ベテランの店員さんがていねいに検眼してくれたので時間はかかったけれど、フレームも含めてまずまず満足できる買い物ができた。うまい棒がもらえる三角くじを引く。3等で5本もらえた。くじ運はそこそこええらしい。たいてい末等の1本何やそうです。特等は50本やそうやけれど、そんなにようけいらんよ。でも、眼鏡というのはけっこうする買い物なのに、おまけがうまい棒か。なんかしょぼいぞビジョンメガネ。
 そのあとショッピングモール内のフードコートで皿うどんの夕食。帰宅して妻が帰るまで読書。一気に昔録画した深夜アニメを見てしまおうとか思うたけれど、新年早々アニメ漬けというのもどうかと思い、ここは本をひたすら読むことにしました。毎年あまり変わらんお正月を過ごしているなあ。

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