昔の教師は不用心

　年度末にかけて忙しくなるので、今日も完全休養。新型コロナウィルス感染症感染のリスクを避けるためにも、家にいてる方がええんです。テレビのニュースでは梅田あたりの人出はそんなに変わらんみたいで、そんなに不要不急でない用事のある人が多いのかなあ。
　どうせ明日からまた嫌でも出勤せざるを得んのやから、私は家にいてますよ。何度でも書くけれど、平日の出勤もほんまは控えたいくらいなんやから。そやけど生徒の成績をつける仕事はテレワークというわけにはいかんのでね。昔はそれほど厳しくは言われなんだので、喫茶店でタバコを吸いながら答案の採点をした、なんてこともあった。今では考えられんことです。まず喫茶店でタバコを吸いながら、がでけん。だいたい一律禁煙ですしね。で、答案の学校からの持ち出しは不可。採点はあくまで職場でやるべし。それが自宅でも同じこと。まあ昔の教師がいかに不用心やったかということですけれどね。
　というわけで、テレワークなんてものは無理なのです。せいぜい教材作成や教材研究をするくらいしかでけん。それもＵＳＢメモリで持って帰ってはいかん。紛失の危険があるから自宅にはメールに添付して送れ、てな具合。
　テレワークやリモートで仕事ができる人がうらやましい。
　というわけで、午前中はテレビ漬け、午後は午睡。夜はネット。ネットに接続できている間にできることをし、切断されたら妻とテレビを見、接続したらまたパソコンに向かう。楽しみでやってることなのに、こんなに必死で回線との接続を確保せんならんというのはいかがなものか。新型コロナウィルス感染症の流行が始まってから、生活の感覚は明らかに変わった。インターネットに接続するというだけでこんなに必死にならんならんなんて、絶対におかしいよ。