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ナノ怪獣シン・コロナ [日常生活]

 今朝も30分の早出。病み上がり4日目の朝にして、もう既に絞りつくした気分。それでも絞りかすを使うて入試業務を辛うじて行う。昨日も書いたけれど、午前中でスタミナ切れを起こし、午後は立ち続けるのも辛い。復帰初日に「戦力として計算しないで」と校長に言うたら冗談かと思われたことをこの日記にも書いたけれど、実際、昨日は午後にほんまにつまらんミスをしてしもうたらしい。らしい、というのは私は全くミスしたことに気づいてなんだからで、やはり戦力にはなってへん。くわしいことは書かんけれど、そのミスで叱責されてしまう。病み上がりのきつさ、やっぱりわかってなんだんやなあ。仕事に支障が出ると思うたら誰かにかわってもらえ、と。ただでさえ人のやりくりで難儀しているのに、「しんどいから誰かとかえて」とは言いにくいんやけれど。校長の言う通りやな。しんどかったら最初から休んで置いたらよかったんやね。休んでいたらミスもないわけやし。
 午後は採点業務。ミスのないようにゆっくりと答案に向かう。ミスをしても、すぐに自分で気づいて訂正したりする。切りのいいところで終わり、続きは週明け。
 定時に退散し、帰宅後は例によってすぐに寝床にどぶさる。明日から2連休。来週は祝日もあるし、休める日はしっかり休まんとなあ。後遺症なのか、肩から背筋にかけて異物が入っているみたいに硬く硬く凝っている。痛いくらい。ナノ怪獣、シン・コロナが体内に寄生しているという感覚ですね。

 今月も蔓延防止延長です。「たちよみの会」例会はお休みします。まだ体も万全ではないので、人ごみにはちょっと出られません。

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10の奇妙な話 [読書全般]

 朝、30分早く出勤するというのが、私にとっていかに大変であるか。30分早く起きるのはまあよろしい。寝るのを早めにしたらええだけのことで、病み上がりでばてばての今は寝つきも悪くはない。
 毎朝のルーティンを30分早めるというだけで、自宅を出るまではそれほど問題にはならん。いつもは6時15分に出るところを5時45分に出ればええだけ。そやけど、いつも飲みものなどを買いに寄るコンビニは、開店は6時。開くのを待っていると、それだけ遅れが出る。そのため24時間開店している別のコンビニに行かねばならず、少し時間のロスができてしまう。さらに、早朝は30分早いというだけで電車の本数が少なく、1本逃しただけで1分の遅れが10分に延びてしまう。しかも、お山の学校に行くバスの本数がさらに少なく、その10分の遅れが25分の遅れに延びてしまう。
 毎年2日間、必ずこれが辛いのです。しかも今年は新型コロナウィルス感染症の自宅隔離が終わって、わずか3日後。まだ養生期間なんやね。
 というわけで、お山の学校にはかなり余裕を持って到着できたけど、職員室に入った時点でへたってます。
 それでも午前中は試験監督などなんとか普通にこなしたけれど、気力体力はそこでほとんど尽きてしまい、午後の試験監督はほんまに倒れるか寝るかしてしまいそうできつかった。
 試験終了後、社会科の教員が集まってミーティング。さあ、明日は面接試験と採点や。急いで採点してミスするより、時間をかけて正確に、ですね。
 早く出た分、早く帰られたけれど、帰宅したらもう寝床でどぶさってました。それでも読みかけの本を読み切ることができた。まあ快方に向かうているということなんかな。
 ミック・ジャクソン/田内志文・訳「10の奇妙な話」(創元推理文庫)読了。タイトル通り、10本の短編からなる一冊。ファンタジー、とも言い切れんけれど、現実離れしているまさに「奇妙な話」で、英国の作家らしいシニカルさと苦いユーモアと、そして不思議な明るさが同居した作品ばかり。巻頭の「ピアース姉妹」は海辺で魚の燻製を作って売っている老姉妹が難破した若者を助けるのだが、若者が逃げ出したところから話は妙な方向に走り出す。陰惨な話ではあるけれど、なんかおかしくもある。ずっと寝たまま起きなくなった少年の目覚めを描く「眠れる少年」、せっかく作ったが物置小屋の外ら出せず乗ることのできないボートを作った老人が夢を叶える「地下をゆく舟」、博物館に展示されている蝶の標本を見てショックを受けた天才少年が古道具屋で蝶の修理用具を見つけて奮闘する「蝶の修理屋」、新婚の妻が自宅の敷地には隠者が住んでいないといけないと隠者を募集する「隠者求む」、子どもたちの授業中の暇つぶしが大騒動に発展する「宇宙人にさらわれた」、土を掘って骨を見つけた少女が骨を集め出す「骨集めの娘」、親子喧嘩をして家出した少年が森に迷い込む「もはや跡形もなく」、頑固な葬儀屋が墓へ行く道を間違えてしまう「川を渡る」、いたずらで根性の曲がった馬と女の子の戦いを描く「ボタン泥棒」。どれも現実と空想の境界を行ったり来たりしながら読み手を幻惑させる。流して読むのでなく、この奇妙な味をかみしめながら味わいたい。そして、人間の持つかなしさややおかしさをしみじみと感じてしまう。まさに「奇妙な話」。私、こういうの大好きですね。

 今月も蔓延防止延長です。「たちよみの会」例会はお休みします。まだ体も万全ではないので、人ごみにはちょっと出られません。

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まだ養生期間 [日常生活]

 今日も体中ガタピシ言わせながら通勤。特にきついのは下りの階段。バランスをとりながら降りるのがこんなに難しいとは。いや、まだ学生時代に骨折して松葉づえで階段を降りた時にも登る時よりきつかったのを思い出した。
 明日から入試。高校に転勤してから20年、通常よりも早く出勤せんならんのはようわかってますけれどね。お山の学校に移ってから7年目、やはり早出はきつい。ただでさえきつい通勤が、よけいに辛い。
 午前中は明日に向けての打ち合わせと校内の整備。その後は今年は入試の係から外れたので、自分の仕事ができる。残っていたプリントの採点をしてしまう。午後はエクセルに採点した数字を打ちこんで評点を計算。平均点を他の先生と合わせなければならないので、何度かやりなおす。それでもクラス平均がどうしても高くなるところがある。それだけ全員レベルが高かったということ。かなり辛めに採点したんやけれど、絶対評価やもんなあ。まあやむを得まい。
 ほんまは時間に余裕があったはずなんで、時間をかけて計算のし直しもできたと思うんやけれど、10日間の自宅隔離のせいで締め切りぎりぎりになってしもうた。
 しかも病み上がりの頭でけっこう長い間集中してたもんやから、点数入力をしたらもうぐったり。残り時間はスローペースで事務作業。定時に退散。
 帰宅後も寝床にどぶさってだらだらと過ごす。明日に向けて早目に寝ましょう。まだ養生期間内なんで、無理したらまた具合が悪くなるぞ。幸い発熱などはなくてすんでるけれどね。

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社会復帰でぐったり [日常生活]

 夜、鼻ポンプをつけて寝てみるけれど、鼻の中に吹きつけられる空気の刺激がきつすぎて、新型コロナウィルス感染症で荒れた表皮が痛み、20分ほどで外す。まだまだ完治し切ってへんなあと感じた次第。
 朝は罹患前のルーティンを忠実に行い、久々の外出によけいなプレッシャーを感じさせんようにした。そやけど、10日間もほとんど寝床で過ごしていたため筋肉が落ちたんやろう、最寄駅まで歩いただけで太ももあたりが筋肉痛を起こしている。お山の学校の前の坂道など、息を切らしながら歩いていた。職場についた段階でぐったり。
 今日は考査の最終日で、私の受け持ちの社会科のテストがある。復帰して早々に廊下当番です。テスト終了後はしばらく職員室の自席で休憩。なんとか一息ついたところで、自宅隔離中に行われた合同授業のプリントの採点をしてしまう。2クラスあるうちの1クラスの採点をしただけで気力が途切れる。
 午後からは入試の準備。チーフの先生は、私には教室整備のような力仕事から外してくれていた。そのかわり書類を山のようにコピーする仕事が割り当てられ、これがむやみに時間がかかる。定時を過ぎたくらいにコピー取りが終了し、再チェックを始めようとしたところで「喜多先生は病み上がりなんやら、無理せず帰って下さい」と声をかけてくれる同僚がいてて、その言葉に甘えて退出。
 帰路がまた辛い。10日間も家から出てへんと、通勤のしんどさが5割増しくらいに感じられる。帰宅後、しばらく寝床でどぶさってスマホをいじったりしてから、夕食。読書する元気もなし。
 ほんまは自宅療養のあと、72時間の養生が必要やったのが、患者が一気に増えたんで早目に社会復帰をさせようということになったんやろうけれど、無理なものは無理ということを実感した。社会復帰したらいきなり1年で一番しんどい行事にぶつかったのは、運が悪いというかなんというか。

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自宅隔離最終日・日本戦後史論 [読書全般]

 ついに、自宅隔離最終日。朝、職場に電話を入れ、教頭に明日から勤務すると連絡。しばらくテレビを見ていたが、10時半ごろに体温を測ったら37.0℃。こいつはいかんと床に就く。2時間ほど寝てから昼食をとり、体温を測ったら36.5℃まで下がっていて一安心。
 午後から妻が職場に持っていく菓子を買いに行ってくれ、私はその間、読書。午睡しようかと思うたけれど、眠くならなんだ。その間に、保健福祉センターより病状の確認の電話が入ったり、校長から来年度がらみの連絡が入ったり。あまり戦力としてあてにしないでくれと言うと、冗談かと思うたかいやいやとかいうて笑うていたけれど、軽症と言いながらも10日間私はずっと寝床にいてたんやから、ほんまに急に仕事モードに戻れるか不安なんやで。まあ、これは経験してみんと理解でけんやろうけれど。
 あと、大阪市から貸与ということでパルスオキシメーターが送られてきた。隔離解除後の病状を計測して、血中酸素濃度が低くなってたらすぐに治療してもらうように、というアフターサービス。実は郵便局から玄関に置き配というかたちで届いていたのを失念していて、保健福祉センターから「パルスオキシメーターは届いていますか」と聞かれて「いいえ、届いてません」とか答えてしまいました。アホです。
 というわけで、とうとう明日から社会復帰。ただ、後遺症やら体力低下、抵抗力低下など不安だらけ。ただでさえ通勤はしんどいというのにね。
 聖バレンタインの日なので、妻からチョコレートをいただく。嬉しくもありがたいことです。今は妻に感染してへんよう祈るのみ。
 内田樹・白井聡「日本戦後史論」(朝日文庫)読了。思想家の泰斗である内田氏と、気鋭の政治学者白井氏による対談本。親本は6年ほど前の発行で、1年前に文庫化された際は以降の動きと最初の対談時の検証という意味で新たに1章分対談が付け加えられた。日本は米国の属国であるということを意識すべきという白井氏の論は以前読んだし、内田氏の日頃の論調もよくわかっているつもりやけれど、その二人ががっぷり四つに組んで、政治家の劣化した理由や、日本人の破滅願望など現在の危機感の原因をえぐり出していくのは読みごたえがあった。本書を読んで全否定するような人のことを「反知性主義者」と呼ぶべきなのは、ご自分で読んで理解していただきたい。ここまで自国の行く末を憂いている両名こそ愛国者と言うべきで、しんぞう元総理やガースー前総理に愛国心のかけらもないことが、あるいは国民のことなど眼中にないことなど、読後しみじみと感じられたのであります。

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自宅隔離10日目 [日常生活]

 新型コロナ感染症の症状はほぼおさまった。ほんまに軽症で済んでよかった。ただ、妻には感染無症状の不安が残っている。私が発症後適切な処置を取らなんだのもその一因。責められても返す言葉もない。
 妻は近所のドラッグストアで抗原検査を受けられるという情報を自分で探し、午後に外出。むろん自宅隔離の続く私は留守番。長くかかるかと思うたら、すぐに帰ってきた。薬剤師が不在なので検査を受けられなんだという。ついでにあと少しで切れてしまいかけていた私のタバコを買うて来てくれる。ありがたいことです。
 午前中はテレビをたっぷり見て、妻の帰宅後、午睡。夕刻までたっぷり寝る。まだまだ体力的には快気とはいかんみたい。夕食後はamazonで注文した「週刊ベースボール 選手名鑑号」をじっくりと読む。隔離中に発売されたものなので、書店に行くわけにもいかず、amazonで買うしかなかったのです。
 昼食前に大阪市の「自宅療養SOS」に電話をかけた。大阪市のホームページで「自宅療養終了後は72時間養生し」と書いてあったことについての質問をする。電話を受けた方は「72時間養生」に関しては全く知らなんだらしく、「療養終了3日前にまた症状が出たら72時間の延長ということになる」とこちらの聞きたかったこととは多少ずれた返答。そうなったら内科の先生に相談しますがな。症状が治まっているのであれば、仕事復帰してよいのかと確認したら、それでよいとのこと。とにかく新型コロナウィルス感染症に関しては大阪府の「SOS」、大阪市の保健所、大阪市の「SOS」それぞれ言うてることがまちまち。それだけ現場は混乱状態ということなんやろうね。
 明後日の職場復帰に際してご迷惑をかけたお詫びにお菓子を配ることにした。私は職場復帰の帰りに自分で買いに行くつもりをしていたんやけれど、明日、妻が買いに行ってくれるという。いろいろと迷惑をかけたのに、ありがたいことです。あちこち近辺の菓子屋について検索し、目当てをつけた。私よりも妻が楽しんでるみたいな感じで、任せることにする。「荷物になるよ」と言われたけれど、それは最初から承知の上。買いに行ってもらえるんやから、それくらいなんともないです。

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自宅隔離9日目・迷路荘の惨劇 [読書全般]

 むやみに早く目覚め、昨日読みかけていた本を読了。その後はしばらく録画したアニメを見たりしていた。朝食後しばらくして眠くなってきたので、床に就く。昼過ぎに起きてきて昼食をとり、少しスマホをいじったりしてから午睡。熱は36.6~8℃をいたりきたり。全快というほど好調ではないです。
 こんな調子で来週すぐに職場復帰できるんかいなと不安になってきた。保健所からの電話では、10日目で37.5℃未満であれば「外出可能です」という言い方やったな。医者にもろうた大阪府からの自宅療養についての注意書きを読み直したら、自宅療養後、72時間の養生が必要と書いてある。これは仕事を休めということか、それとも徐々に体を慣らしなさいということか。
 明日、もう一度「自宅療養SOS」に電話をかけて、どういう意味か説明してもらおう。その上で、自宅隔離最終日には学校に電話して管理職と相談した方がええやろう。やらんならん仕事はあるけれど、いきなり入試準備で教室整備のために机を運んだりなんてことはとてもできそうにないしなあ。だいたい入試マニュアルの読み合わせにも参加でけてへんし、自分の役割分担がどうなってるかもわからんしねえ。
 横溝正史「迷路荘の惨劇」(角川文庫)読了。戦後すぐ、もと華族が建てた別荘を買いとった戦後成金からの依頼で静岡に出かけた金田一耕助。別名「迷路荘」と呼ばれる抜け穴などの仕掛けのある「名琅荘」に集められたのは、この建物に関係のあるもと華族たち。作者らしいのはこの人物たちの関係のややこしさ。そして「名琅荘」で昭和初期に起こった事件と関連付けられた連続殺人事件。まさに迷路のような地下道は「八つ墓村」の鍾乳洞を思わせるけれど、グロテスク趣味では本作の方が上かもしれん。事件の真相も非常にややこしく、作者が凝りに凝りまくっているという感じ。静岡県警の井川刑事が金田一と貼りあうという描写が陰惨な事件の中で救いになっている。横溝らしさを満喫できる一冊。ただし、私のように代表作を何作か読んだあとで読むべきなんでしょうね。

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8日目にしてやっと保健所が! [日常生活]

 自宅隔離日のカウントを間違えていました。発症の翌日から10日間。つまり正確には今日が自宅隔離7日目です。日記のトピック名を今から直すのも面倒なんで、トピック名はそのまま加算しておくことにしておこう。
 朝食後、少し寝る。昼食後は午睡せず読書。すると枕もとのスマホが着信。よう知らん電話番号やったけれど、とりあえず出る。
 保健所からでした。発症から1週間たってようやく、です。個人情報と発症日、検査日の確認などをしてから、大阪市のホームページにも書いてあることを機械的に説明するのみ。1週間もたってから「換気して」「マスクして」「家族と部屋は別に」なんて言われても、ねえ。そういうのはもうホームページを読んで励行してます。
 発熱について聞いてみた。37.0℃が自宅隔離最終日にも続いていたらどうすればよいか、と。すると、外出許可基準は37.5℃なんやそうで、最終日も37.0℃やったら一応外出OKとのこと。
 妻のPCR検査はどこでできるか尋ねたら、やはりホームページに記載されている場所と電話番号を教える。
 つまり、私が新型コロナウィルス感染症に罹患したことの確認というだけですね。それだけ保健所の現場は逼迫しているということなんやろうけれど、さんざん待たせてこれかい。それやったら陽性が確認された翌日にこっちから電話したらよかった。
 ニュースなどで報道されている発生に入力が追いつかんというのはこれなんやな。気の毒といえば気の毒なんで、怒鳴りつけたりはせなんだけれど、その基準やったら、私はもうほぼ治ってるやんか。
 規則通り10日間は家からは出ませんけど、私よりも濃厚接触者である妻の処遇はどうなるの。ガイドライに沿ってたら、もう彼女は普通に生活してええことになるんやけどね。一応近所の薬局で抗原検査を受けようかと言うてる。無症状での罹患ということもあり得るんでね。
 その後はスマホをいじったり読書したり。夕食時には昼間に録画した野球中継を見たり、サンテレビ「熱血!タイガース党」を見たりしてからまた読書。
 熱はもう落ち着いたとはいえ、隔離期間中なんで、マスク生活は変わらず。明日もこんな具合かな。

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自宅隔離7日目 [日常生活]

 発症から1週間。37.0℃と微熱は続く。朝、内科に電話診療してもらい、喉の痛みはほとんどなくなったことを告げると、解熱剤だけを処方された。炎症抑えの薬はもう切れているので、今後病状がどう推移するか。薬で抑えていた分、ましになっていたけれど、また喉の具合がひどくなることもあり得る。
 微熱のまま10日間の自宅隔離期間が終わったりした場合どうなるか不安になったので、大阪府の「自宅療養SOS」に電話をかける。
 まだ保健所から何の連絡もないというと相手の方は驚いてはった。それだけ患者で混んでいて手がまわらないのでしょう、とは心もとない話。このまま微熱が下がらない場合、自宅隔離最終日に 保健所に電話をするように、とのこと。それまでに微熱が下がったら保健所に電話しなくてもそのまま外に出てもかまわんらしい。
 大阪市の保健所はパンク状態なんやろうな。妻は自分が無症状感染してへんかPCR検査を受けたいというてるので、一度は保健所に電話してみた方がええのかもしれん。
 午前中はそんなこんなで、午後からはほとんど一日寝て過ごす。寝始めたらなかなか目覚めんということは、かなり体力が消耗しているということかな。軽症というても風邪よりもインフルエンザよりも長引くね。夕食後はスマホをいじったり読書をしたり。
 明日もこんなのが続くんやろう。毎日こまめに消毒する妻の姿が痛々しい。私はまだウィルス発生装置みたいになっているんかなあ。ファイザーでも塩野義でもええから特効薬を早く流通させてくれ。

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自宅隔離6日目・寄宿学校の天才探偵3 [読書全般]

 病状は昨日と変わらず。37.0℃前後の微熱のまま動かず。喉はかなり楽になり、痰もほとんどからまず。それでも痛みはまだ残っている。鼻の具合はかなり良くなった。
 今日も一日ほとんど寝ていたけれど、体全体を覆う疲労は取れてきたのか、しばらく寝たらすぐに目が覚めるようになった。とはいえ、しばらく体を起こしているとだるい。夕刻、夕食後は読書。やっと本が読めるくらい体力も気力も回復してきたか。
 明朝は内科に電話診療してもらおう。今のままやと自宅隔離期間が終わってもずるずるとこのままいきそうな気がしている。あまり休み続けると仕事にかなり支障が出てしまうからね。
 モーリーン・ジョンソン/谷泰子・訳「寄宿学校の天才探偵3 事件を解き明かすときがきた」(創元推理文庫)読了。いよいよスティヴィが「天才探偵」ぶりを発揮。この探偵の特徴は、思春期の少女らしく自信と不安がはっきりと同居していること。それでも名探偵らしく関係者を集めて推理を開陳するところなどの稚気が可愛らしい。ミステリとしても、現在進行形の連続殺人事件と1936年に起きた学校創立者の妻子誘拐事件がうまく関連付けられ、過去の事件を解決することによって現在の殺人も解決に至るという二重構造はなかなかお見事。
 ただ、アメリカの若者向けの小説であることは3冊を通じて一貫しており、本書のテーマはミステリそのものではなく学園に通う生徒たちの心の揺らぎなどにある。おそらく本書は創元推理文庫ではなく岩波少年文庫あたりで刊行されるにふさわしいシリーズやなかったかと思うのであります。

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