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使用上の注意 [時事ネタ]

 昔、アニメで、風邪を早く治したくて風邪薬をたらふく飲んでぶったおれる女の子が出てくる場面を見たことがある。なんというアニメやったか忘れたけれど、そのおかげで薬には適正な服用量があって、それをこえて呑んだりしたらえらいことになるというのは覚えた。
 テレビで薬品のコマーシャルを見たら、必ず「使用上の注意をよく読んでお飲みください」という注意書きが出る。風邪薬やと、散剤の場合は「12歳以下は1/3包」てなことが書いてあったりする。1包まるまる飲んだら、子どもにはきつすぎるのですね。
 財務大臣は「朝昼晩と風邪薬を飲んでいたが、ちょっと量が多かった」せいでG7での記者会見でめろめろになっていたと釈明してるけど、そんなめろめろになるほどやったら「ちょっと量が多かった」程度やなかろうと思うんですけど。
 漢字の読み間違いよりも情けないんやないかなあ。薬には適正な量があるという常識もないというのは。下手したら薬の飲みすぎで病気になるぞ。まさかその風邪薬というのは売薬やないやろうな。大切な会議に出席するため大臣が海外に行くのに、いくら忙しくても医者に診てもらう時間もないというはずがないと、私は思うんやけれど。医者に処方してもろうた薬やったら、ちゃんと医者に指示されたとおりに飲まなあかんやろう。売薬やったら「使用上の注意」をよく読んでから飲まんと、なおのこと危ない。
 酒の飲みすぎで酩酊してるのをごまかすために「風邪薬でした」と言うてるんやったとしたら、それは何のフォローにもなってへんと思いますぞ。かえって逆効果かも。風邪を治すために不必要に大量に薬を飲むような常識のない人が大臣ですか。それはちょっと、ねえ。

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