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吉朝と松葉 [演芸]

 NHKBS2で「上方演芸ホール」を見る。桂吉朝さんの「かぜうどん」と七代目笑福亭松鶴(笑福亭松葉)さんの「隣の桜」。両方とも故人というのがつらい。
 吉朝さんの「かぜうどん」は何度か見ているんやけれど、改めて見直すと、やっぱりうまい。人物の描きわけがうまくてしかも自然。今も生きていたら、このきっちりした描き分けにさらに人間味が深くつけくわえられていることやろう。
 松葉さん(七代目というべきなんやろうけれど、追贈やからなあ。生きている時の呼び名はやっぱり松葉さんやなあ)の「隣の桜」はまだまだ若々しく、これからという感じがする高座。松葉さんの場合、松鶴を襲名してからどう変わるかということやったわけで、もしかしたら名人になったかもしれんというその可能性のまぶしさが逆に辛い。
 まだまだJOBKにはいろんな落語家さんの高座のビデオが残ってると思うので、今後は先代小染さんや文紅さん、先代文我さん、先代春蝶さん、先代福郎さんあたりを見せてくれんかなあ。

 12月20日(日)は「たちよみの会」例会です。今月は例会後に20周年記念忘年会を予定しています。ご参加をお待ちしています。

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