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プロのすごみ [テレビ全般]

 今日のサンテレビ「熱血!タイガース党」という番組には引退したばかりの矢野燿大捕手がゲスト出演。サヨナラホームランやビールかけなどの懐かしい場面が流され、とても楽しかった。
 すごいなと思うたのは、視聴者クイズ。漫才師ストリークの山田がバットを持って打席に立ち、抽選で当たった視聴者が9分割されたストライクゾーンのパネルのどこに「ホームラン」が隠れているか当てるというもの。山田の指名で矢野捕手が打席に立つ。山田が打席に立っている姿はあくまでもプロ野球選手の物真似でデフォルメされたものであるのに対し、矢野はさすがプロ。バットを握ると手からバットが生えたように見える。そしてしゃんと通った背筋。
 幼いころからバットを振り続けてきただけのことはある。かっこいいんですわ。引退して間がないもんなあ。まだ現役みたいなもんやもんなあ。
 こういう姿を見たら、ファンはプロの選手に対して無責任にやじったりボロカスに言うたらあかんと思う。私らにはでけへん別な領域に彼らはいる。そやからこそ私らはプロの技にひかれ、しびれる。プロに対する畏敬の念をもたなならんと思う。
 私は専業のものかきではないけれど、かつては書評や創作で原稿料をもろうた身です。ギャラをいただく以上、それだけの責任を感じた。そやからというわけやないけど、プロと名のつく人たちに対して特段の意識がある。
 矢野はプロやった。正真正銘のプロやった。ただバットを持って立っただけで、プロのすごさを感じさせた。
 そういうものなんですよ。

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