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大野球実験 [プロ野球]

 やってみないとわからない、大野球実験。
 去年スワローズはシーズンの途中で高田繁監督が辞任して小川淳司ヘッドコーチが監督代行になった。するとあれよあれよの快進撃でAクラス入りするかというところまで盛り返した。今季小川監督代行は正式に監督に就任した。選手をうまく乗せる起用方で首位争いを演じている。
 今年のタイガース、真弓明信監督はもがき苦しんでいる。あの端正なお顔が苦渋に満ちた表情になり、正直、辛い。またこれタイガースの監督というのはちょっと負けるとまるで大罪人ででもあるかのように叩きまくられる。
 監督なんてしんどいと思うよ。期待して出した選手が思うように働かない。自分なら……と言いたいところをぐっとこらえて選手を信じ起用し続ける。結果が出ないと「辞めろ」の罵声が。
 実のところ、ここまで苦しんでいる真弓監督を見続けるのがきつくなってきた。楽にさせてあげたいと思う。
 もし真弓監督が休養したとして、例えば木戸克彦ヘッドコーチが監督代行になったとするわね。そうすることで昨シーズンのスワローズみたいなことになるのか、何にも変わらへんのか。
 それはわからん。ほんまに、こればかりは、やってみないとわからない。だから、大野球実験。
 あ、真弓さん、一度審判に猛抗議をして胸倉のひとつもつかみ退場してみる、なんてこともやってみはったらどうやろうか。まだ勝利への執念が残っているところを選手やファンに見せるのです。それがきっかけで選手たちが本来の力を発揮したりするかもしれんぞ。しないかもしれんけどね。それもまた、やってみないとわからない。大野球実験。
 勝負事に正解なんてないのですよ。

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伊藤正一

セはみんな調子を落としているし、首位まで9ゲームだからまだ可能性がないわけじゃない。それになんとか歯車がかみ合えば、なんとかなりそうな気はする。けど、そんなこと言ってはや数ヶ月…。やはり思い切った変化が必要で、それには監督交代しかないのかなあ。真弓さんにとって不幸だったのは、打主体のチームを作ろうとした矢先、飛ばない統一球やらマートンの打撃改造やなんやらが重なって、出鼻をくじかれたことですかね。なんて愚痴ってもはじまらんのですが。
by 伊藤正一 (2011-06-07 15:51) 

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