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立憲政治の終わり [時事ネタ]

 今日も夏日。日中の気温が高いのと職員室の冷房が効いているのとで体温調節が難しく、一日しんどい。
 ネットのニュースサイトを見たら、ついに参戦権が閣議決定されましたとさ。これでもう憲法に関しては、時の内閣が好き勝手に解釈して政権の暴走の歯止めとなることがなくなったということになる。憲法よりも内閣の決定の方が強いなんて立憲国家のすることやないね。
 夜のテレビニュースでは11時をまわっても首相官邸を1万人を超える抗議の人々が取り巻いているとか。まあ60年安保闘争の時に国会を取り巻くデモ隊に対して「この時間、後楽園で野球を見ている人もいる。私は声なき声に従っている。今聞こえてくるのは声ある声ばかりだ」と言い放った方の孫ですから、しんぞう総理にとっては官邸をとり囲む1万人なんて屁でもないんでしょうけどね。もっともそう放言したおじいさまは暴漢に刺されて殺されかけたりしたのでありますが。しんぞう総理のご無事を祈っておきましょう。
 この閣議決定を覆すには行政訴訟で違憲判決が出るか、次の選挙で自民が惨敗するかどちらかしかないのかな。

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コメント 2

o2

ついに我が日本国も人治国家への第一歩を本格的に踏み出しましたな。これでは日本も北朝鮮を批判なんか出来なくなりまっせ。しかし今、総選挙をやったら自民党は果たして大敗しますかね。以前何かで見たのですが、前の総選挙の時の自民党の総投票数は、あの政権交代の選挙の時とさほど差はなかったとか。ここはやはり野党が一日も早く纏まるべきですな。ただ、維新・みんな・結などは野党ではなく事実上の閣外協力集団でしょう。まあ今上陛下は「如何なる理由があろうとも戦争の勅書には絶対署名をしない」とおっしゃられていますからね。



前のコメ欄で書かれていました「総理を見ていると、「僕を見て。僕を認めて」と目立つことを次々としでかす幼稚園児の行動を連想してしまうのは、私だけでしょうか。」というのは、全くおっしゃる通りです。
by o2 (2014-07-02 23:19) 

t-kita

支那事変は宣戦布告なしに始まった戦争でした。
今上陛下がたとえ御名御璽を記さなくとも、「積極的な平和協力」と強弁して戦争に参加するくらいのことは、憲法の条文を好きなように解釈してよいとする内閣ならやってもおかしくないでしょう。
テロリストから攻撃されたら「防衛」という名目で戦うこともできますね。
それくらい恐ろしい状況になったのではないかと私は思っています。
by t-kita (2014-07-03 00:26) 

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