藤浪なのに土曜

　大相撲小言場所「平成二十七年名古屋場所展望～新大関照ノ富士誕生～」を更新しました。

　妻が「今日は土曜日やねえ」と確認してきたので、そうやと答えたけれど、「藤浪が投げてるから日曜日かと思うた」と、これには納得。タイガースの藤浪投手はここ一ヶ月、毎週日曜日に登板というローテーションで勝ち続けてきたのであります。それを和田監督はローテーションの谷間を作らず、先発で安定しているメッセンジャー、藤浪、岩田の３人でジャイアンツ戦の勝ち越しを狙うたのでしょう。
　生活リズムというのはきちっと守られているからうまくいくんであって、特にプロ野球の投手という繊細な人種はそのリズムが乱れると、それだけでバランスが崩れるに違いないのですね。
　秋の最後の決戦機ならともかく、オールスター戦前という折り返し地点なんやから、そこまで無理をして勝ちに行く必要はなかったんと違うかなあ。ジャイアンツというチームはタイガース同様初物相手に弱い。これまでなぜかジャイアンツ戦に登板したことのない岩崎なんてところをいきなりぶつけたらデータにない独特の遅いけれど手元で伸びるストレートに戸惑い凡打を繰り返していた可能性もある。
　ジャイアンツ打線はやられ続けると、じっくり研究して徹底して同じ策を各打者がその投手にとる。昨日のメッセンジャーは落ちる球をほとんど見逃されて四球連発。高目だけを徹底して狙うてきた。
　やっぱり藤浪は「サンデー晋太郎」でよかったんと違うかな。どうもジャイアンツ戦となると和田監督は平常心を失うね。明日の岩田は前回の登板から中４日。今はまだそんなに無理をさせなならんということはないと思うけれど、さてこの強行ローテーション、吉と出るか凶と出るか。