ルンベアって誰? [SF]
愛すれどTigers「中谷が3試合連続ホームラン」を更新しました。
昨日の朝日新聞の「天声人語」欄で、スポーツ選手のドーピングの話題をとりあげているんやけれど、そこで「名ランナー同士の人工授精で生まれた選手や、科学者がホルモン操作で育てた選手らが競う」というSF小説を紹介し、「そんなレースは見たくはないけれど」と締めている。
この小説の作者はクヌーズ・ルンベアというんやそうで、発表年は1955年。タイトルは紹介してへん。
私は海外SFに特に詳しいわけやないので、この作家の名前も初めて知った。検索したら、「オリンピック男子陸上800メートル決勝―あるオリンピックアスリートの悲劇」(ビネバル出版)というタイトルで、木村由利子さんが翻訳してはる。1996年に刊行されて、現在は絶版の模様。他にどんな作品があるかは不明。なにしろこの作品しか検索では引っかからなんだもので。
それにしてもこんなマイナーな作品をよう引っ張り出して来はったなあ。しかもまるで有名な作品であるかのように「クヌーズ・ルンベアのSF小説に……」なんて書いてはる。私も一応SFファンのはしくれですからね、こんなに堂々と、しかも紹介している中身は言うたらなんやけれど凡庸な設定ですやん。そんな作家知らんぞ、と焦りましたよ。
どうも「天声人語」のいやらしいところは、「俺、こんなマイナーな小説でも目を通しているんだぜ」的なところが鼻につくところですなあ。今さら私が書かんでもそない思うてる人は多いかも。
昨日の朝日新聞の「天声人語」欄で、スポーツ選手のドーピングの話題をとりあげているんやけれど、そこで「名ランナー同士の人工授精で生まれた選手や、科学者がホルモン操作で育てた選手らが競う」というSF小説を紹介し、「そんなレースは見たくはないけれど」と締めている。
この小説の作者はクヌーズ・ルンベアというんやそうで、発表年は1955年。タイトルは紹介してへん。
私は海外SFに特に詳しいわけやないので、この作家の名前も初めて知った。検索したら、「オリンピック男子陸上800メートル決勝―あるオリンピックアスリートの悲劇」(ビネバル出版)というタイトルで、木村由利子さんが翻訳してはる。1996年に刊行されて、現在は絶版の模様。他にどんな作品があるかは不明。なにしろこの作品しか検索では引っかからなんだもので。
それにしてもこんなマイナーな作品をよう引っ張り出して来はったなあ。しかもまるで有名な作品であるかのように「クヌーズ・ルンベアのSF小説に……」なんて書いてはる。私も一応SFファンのはしくれですからね、こんなに堂々と、しかも紹介している中身は言うたらなんやけれど凡庸な設定ですやん。そんな作家知らんぞ、と焦りましたよ。
どうも「天声人語」のいやらしいところは、「俺、こんなマイナーな小説でも目を通しているんだぜ」的なところが鼻につくところですなあ。今さら私が書かんでもそない思うてる人は多いかも。
朝日新聞といえば、以前「素粒子」で、
こんな記事が目に止まりました。
http://blog.goo.ne.jp/totuzen703/e/3aca2f205fc606bd99fe9b324395ede3
「天声人語」を書いてる記者と同じ記者でしょうかね。
by 雫石鉄也 (2017-08-29 09:03)
誰であろうと、論説委員の体質はいっしょなんだということなのでしょうね。
by t-kita (2017-08-30 00:04)