金閣寺

　今朝は「100分de名著　金閣寺」最終回を見ながら朝食をとる。ちょうど１年生の社会科で「日本の世界遺産」について教えていて、前任者が作ったパワーポイントでは「京都の社寺」の代表として今の金閣寺の写真が使用されている。
　昨年教えた時も「現在の金閣寺は戦後放火で焼け落ちたものを再建したもの」と教えたと記憶しているんやけれど、今年もまた繰り返し教えている。前任者はなんでそんな新しい建造物の写真を世界遺産の代表的なものとしてとりあげたんやろうな。とっくの昔に退職してはるからその理由をきくことはでけへん。
　そうや、竜安寺の石庭の写真かなんかに変えておいたらよかったんや。広隆寺の弥勒菩薩でもええ。それを今ごろ思いつくか。昨年教えた時になんで思いつかなんだのやら。それくらい気持ちに余裕がなかったということかな。
　それから「奈良の社寺」のところでは東大寺大仏殿の写真が使われていて、これも同じ東大寺なら金剛力士像の写真にしておいた方がよかったな。
　というわけで、三島の小説についての話を聞いているのにそんないらんことばかり考えてしもうているのでした。ちなみに来月はブラッドベリの「華氏四五一」。ＳＦをとりあげるのはクラーク特集以来かな。どう解説してくれるのか今から楽しみ。
　仕事はちょっとハードで、へろへろになって帰宅。すぐに追っかけ再生でプロ野球中継を見る。タイガースは交流戦１勝目をあげる。これをきっかけにパ・リーグり猛者たちを蹴散らしていってほしいものです。

コメント 2

ユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」を構成する17件の中に、金閣寺は入っています。
龍安寺も入っていますが、広隆寺は入っていません。
「不動産のみを対象とする」という規定があるようです。
by よしおか (2021-05-27 01:37) 

　ご教示ありがとうございます。
　広隆寺も不動産ではないかと思うのですが、少なくとも戦後再建された金ぴか金閣寺よりも値打ちがあると思うんですけど、それは私見ということで。
by t-kita (2021-05-28 00:36)