サトテルの表紙

　朝、コンビニによって昼食を買う。雑誌の棚にありましたよ。今週号の「Ｎｕｍｂｅｒ」が。もう１０年以上もタイガースの特集なんて組んだことがなかったけれど、今シーズンは無視でけん存在になったということか。だいたい日本のプロ野球を特集しませんからね。ＷＢＣのようなイベントか、ＭＬＢに行った選手の特集なら何度もしているけれど。

　表紙はサトテル。新聞によりますと、プロ野球の新人選手を「Ｎｕｍｂｅｒ」が表紙にしたのは過去２回、清原和博（Ｌ）と松井秀喜（Ｇ）だけなんやそうで、サトテルはそれくらい大物やということ。
　しみじみと思う。ドラフトで彼を引き当てた段階で矢野監督はタイガースにとっての大功労者やったと。もしジャイアンツやホークスが引き当てていたらと思うとぞっとする。タイガースと相思相愛と言われていた松井秀喜をジャイアンツにかっさらわれた時は、ほんまに悔しかった。私は今でも松井はタイガースに入るはずやったのに、日本球界史上最も強運の持ち主のパワーに中村勝広監督がふっ飛ばされてしもうたんやと思うている。
　というわけで、当然のごとく買いましたとも。朝イチに買わんともしかしたら夕刻には手に入らんというほど売れる……かどうかはともかく、チャンスがあればそれを逃してはならんというのは経験上わかってるからね。で、タイガースファンの同僚に見せびらかしたりなんかしてたのさ。ああ、昨年の今ごろやとこんなことはでけなんだのだ！
　往復の車中でじっくり読んでます。思えば１９８０年代前半、「阪神は大阪の恥やと言われていいのかタイガース」という特集が組まれたのが最初やった。１９８５年に優勝した時は何度も特集が組まれたもんです。
　なんか、ほんまに優勝してしまうかも……いやいや、私は今季の優勝はシーズンが始まる前から確信している。ちゃんと証拠はここ に残っております。
　明日からはシーズン再開や。相手はジャイアンツ。エースがまたも離脱し、中軸の外国人打者が突如退団するなど、一体あのチームはどうなってますねんやろ。どっちゃでもよろしい。タイガースはタイガースのペースでプレーしてくれたらええんです。

　今月の「たちよみの会」例会も緊急事態宣言未解除のため、休会といたします。来月こそ１時間でええからフランソアに腰を据えたいものです。