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チャップリンって誰? [映画]

 今日は勤務日。「映像で見る社会」の授業では「チャップリンの独裁者」のラストシーン手前まで見せたところでチャイムが鳴った。あの感動的な演説シーンは尻切れトンボになったので、明日、そこだけ見せて終わりにすることに。
 生徒の感想をぱらぱらと見ていると、その中に「チャップリンが誰かわからなかった」というものがあった。
 うかつやったなあ。チャップリンという喜劇俳優にして名監督は、今の若者にとってははるか遠くの存在、やったのかもしれん。私の子どものころや若い頃はNHKなどでしつこいくらいチャップリンの短編をテレビで放送していた。淀川長治さんは熱く熱く熱くチャップリンを語り、それを聞いて育った。「キッド」、「黄金狂時代」「モダンタイムス」そして「街の灯」。今回生徒に見せた「独裁者」。晩年の「ライムライト」。見ているのが当たり前やった。クラスで映画なんて見そうにないやんちゃ者が「ティティナ」を口ずさんだりしていた。チャップリンの喜劇映画は、いつもそこにあるものやったんやなあ。
 そやけど、今の若者にとってはまず「喜劇映画」というてもピンとこないんやろうな。「笑い」に対する感性も時代を経て変わっていることやろう。
 というわけで、私は教師が陥りがちな「知ってて当然」と勘違いして説明せずに押しつけるというようなことをしてしもうたのですね。いかんなあ。いかんいかん。次に見せる映画は事前にちゃんと説明しておくことにしなければ。
 定時に退散し、帰宅してすぐにナイター中継を見る。今日はBS-TBSの中継。地上波はカンテレ。放送開始と試合開始が同時のBS-TBSを録画した。ただ、この局は延長してくれへん。時間が来たら「CS放送でご覧下さい」と有料放送に導こうとする。今日も9回途中で放送終了。以前はニコニコ動画で続きを見たものやけれど、スマホを買うてからはDAZNで見ている。試合は延長10回サヨナラ負け。どこまで続くぬかるみぞ。

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