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コロナ禍対策の検証を [日常生活]

 今日は完全休養日。例によって朝からテレビ漬け。その後しばらく読書。切りのいいところまで読み、昼食。今日の広島のデーゲームも雨天中止。せっかくサンテレビで中継があったのにね。もっとも、昨日広島での試合を中止させた雨が大阪にもやってきて、一日中降り続く。今もざんざん降り。明日もかなり降りそう。オデッセイ学校への通勤はお山の学校と違い、けっこう歩かんならん。嫌やなあ。
 昼食後、午睡。低気圧のせいか体が重く、目が覚めてもなかなかすんなり起きられん。
 起床後、しばらく読書の続き。夕食後も読み続ける。それ以外はスマホをいじったりして過ごす。
 いよいよ明日から新型コロナウィルス感染症は5類扱い。インフルエンザと同じ扱いになる。朝日新聞や毎日新聞の社説では、これを機にこの3年間のコロナ禍対策に関する検証が必要やと書いていたけれど、まったくその通り。オミクロン株以降、症状は軽症になったけれど、こと後遺症に関しては政府は全くというていいほど対策を取ってへんように見える。私らくらいの歳やったらまだ後遺症やないかと疑うたり、そのことについてこの日記などでも発信できたりするけれど、認知症で意思を伝えられんようになっているうちの母などは2度も感染していて、もし後遺症があってもそれが後遺症なんか、もともとの疾患なんかわからん。私にしたところで、蓄膿が後遺症かどうか内科医や耳鼻科医に聞いてみたけれど、はっきりとはわからん。医師がそうなんやから、素人の私にそんなもんがわかるわけがない。それも含めてしっかり検証してもらわんと、新型コロナウィルスの流行前に生活を戻すこともでけん。でも、5類になったことで流行が終息したと勘違いする者がきっと増加するやろう。そしてまたサミットが終わってから政府はばたばたとあわてて場当たり的に新たな対策を打ち出すんやないか。そんな気がする。
 私は今も忘れん。父の四十九日の日、がらがらのホテルの一室で仕上げ膳をしたあと、京都の河原町を妻と歩き、まるで死の町のようにひっそりとしていた様子を。あのあと変わったことは変異株の出現とワクチンの接種が進んだことくらいやないか。生徒の来ない学校で、保健室で養護教諭と二人きりで気まずい毎日を送ったことを。いつから学校が再開されるかわからんまま毎日出勤していたあの不安な日々を。ストレスはたまる一方。ステイホームといわれても、自宅でできる仕事などなく、貸切状態になった電車やバスで通勤した日々を。学校に送られてきた「アベノマスク」を生徒は使わんやろうとわかっていながらクラス別に分けたことも。サージカルマスクが払底してしもうてどうしようもなくなったところで、かつての教え子が送ってくれた布マスクがどんなにありがたかったかということも。あの日、私は嬉しくて泣いた。もしかしたら、教師という仕事をしていて一番嬉しかったのはあのマスクを受け取ったことかもしれん。
 そやから、現在の内閣には、その時の対策のよかったことも悪かったこともすべて忖度なしに検証してほしいのです。なしくずしにコロナ禍が終わったみたいにして、この3年間についてほっかむりしてほしくないのです。

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