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討ち入り奇想天外 [読書全般]

 今日も出勤日。NHKEテレ「100分de名著 ショック・ドクトリン」の最終話を見ながら朝食。指南役の堤美果さんはあえて名前を出してなんだけれど、竹中平蔵が日本経済に及ぼしたものの正体がようわかった。
 私にとっては期末考査前最後の授業日になる。なんとか全クラス試験範囲まで進んだ。さて、これからテスト作成……というところで保健室当番が急遽入ったり、今日中にすましておかんならん分掌の事務作業に時間がかかったりと、ほとんど手つかず。宿題やなあ、これは。教科書や資料集、板書用のノートなど、一式を持ち帰る。
 午後からにわか雨。退出するころにはあがっていた。駅前の本屋で妻の「フラワーズ」を買う。妻は日帰り帰省。帰宅してすぐにDAZNでナイターの最初の方だけ見て、続きはABCとリレー中継のサンテレビで見る。リードされたけれど一度は追いつき延長戦になった。そして入団以来敗戦投手になったことのなかった島本が打たれて連勝ならず。ベイスターズも負けたから順位は変わらんけれど、カープが急接近してきた。サトテルは二軍で伸び伸びと打ちまくっているみたい。格下相手ということもあるんやろうけれど、打てなんだ時に岡田監督が記者にボロカスに言うのがサトテルにとっては逆効果になっているんやないかと推察。なにしろ矢野監督の超積極野球の申し子やからね。青柳も矢野がほめてほめて一流になった。相手に合わせて対応でけん岡田監督の悪癖がマイナスに出始めたのかもなあ。
 田中啓文「討ち入り奇想天外 元禄八犬伝 五」(集英社文庫)読了。シリーズ完結編。「新八犬伝」では最後の最後まで玉梓の怨霊が祟って呪ってしつこかったけれど、本シリーズでは水戸光圀の怨霊がとにかくしつこい。「調伏大怨霊」では淀殿対水戸黄門の怨霊対決まで派手にやらかしてくれる。そして、表題作ではなんと赤穂浪士の討ち入りと水戸黄門の怨霊の関係が明らかになり、左母二郎の活躍でついに決着がつくけれど、その結果は……! そうか、その手があったか。いやあ、好き放題書いてるなあ。ええなあ。私もこんなん書きたいなあ。でも田中さんみたいな下準備をする根気がないという自覚はある。
 まあ、いずれどこかで八犬伝をネタにしたものは書きたいものです。

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