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如水の思惑違い [テレビ全般]

 今日も完全休養日。午前中は録画した番組をひたすら見て、昼食後は午睡。まあ、いつもの休日であります。夕刻起きてきて、「ゼロ時間へ」を読了。複雑な人芸関係を細かく描くことで、読者に「誰にも殺人の動機があり、また動機がない」と思わせる巧みなストーリー展開で読ませてくれました。もっとも、入り組んだ人間関係がぐちゃぐちゃになって……というあたり、我らが横溝正史先生の方がもう一枚上手とみたが、如何。ミステリマニアでもない癖に偉そうなことを書くなあ、我ながら。
 夕食時には大河ドラマ「軍師官兵衛」を見たりする。「官兵衛」はいよいよ関ヶ原の戦いに向けてクライマックス。実はこれまで黒田如水の動向は、大河ドラマではほとんど描かれてこなかったし、それほど注目もされてなんだ。というのも、関ヶ原の戦い自体一日で終わってしまい、如水のあてが外れてしもうたのですな。関ヶ原の戦いがもっと長引いて東西両軍とも疲弊したらば如水の思惑も成功したんやろうけれど、こればかりは軍師如水も先を読めなんだということでありますね。
 そこらあたり次回以降どう描くか、楽しみであります。

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公平な報道を [時事ネタ]

 本日は完全休養日。とにかく寝る。朝食後に寝、昼食後に寝る。アガサ・クリスティ「ゼロ時間へ」を読んだりもしていたけれど、布団にくるまって読んでいると、すぐに眠くなるのですよね。
 今日は衆議院選挙の公示日。早くも外では選挙カーが政党名を連呼したりしている。入れたい候補がいてへんのはもうなんというか残念。消去法で決めるか。とりあえず選挙公報を読んでから、やね。たいしたことは書いてへんとはいえ、方向性だけはわかるからね。
 小選挙区制になって、泡沫さんが出てこられんようになったのが寂しいなあ。
 自民党が各放送局に「公平な報道をせい」と要望(命令?)を出していたとか。これはつまり「うちに不利な報道はするな」ということやね、ようするに。なんというか言論弾圧の一歩手前でありますなあ。
 新聞などでは「一強多弱」なんて書かれているけれど、これも不公平やからそういう書き方はしたらあかん、ということではないやろうね。そやけど「一強」やのになんでそんな要望を出すかなあ。しんぞう総理は実は追い込まれた気分になってるのかもね。この人、第一次内閣の時も閣僚の不祥事頻発で追いこまれた時、明らかに弱っていくのがわかったもんな。守りに入るともろい人なのですね、きっと。で、攻めの姿勢に出る、と。
 逆効果やというのがわからんところが、追い込まれてるというふうに見えるところやと思うのですが、如何。

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サイバーテロ続報 [新聞]

 昨日の毎日新聞サイトのクラックの件、本日サイトを開くと説明がありました。
 以下、毎日新聞のサイトより転載。
“2014年11月27日午後8時45分ごろから深夜にかけて、毎日新聞のニュースサイトを閲覧した一部の方に警告が表示され、別のサイトへ誘導される障害が発生しました。原因は、ニュースサイト内でソーシャルネットワーキングサービス(SNS)連携などで利用している米Gigya(ギギャ)社のサービスがハッキング攻撃を受けたためで、同社によると、個人情報の流出などは確認されていないということです”
 自分のパソコンに今のところ実害はないようやけれど、なんか気色悪いなあ。それに、ほんまに個人情報とか漏れてたりしたら嫌ですわ。
 一応職場関係のファイルなどは持ち帰らんようにしているんで、生徒の個人情報などが流出することはないから、それだけはよかったけどさ。
 それにしても、クラックされたサイトにぶつかる事なんてめったにないことなんで、職場で話の種にはなったけどね。あんまりしたくない経験ですねえ。

毎日新聞ハッキング! [新聞]

 昼はぽかぽか、夜はひんやり。この気温差は何。たまらず暖房を入れましたがな。
 で、毎日励行している「各紙社説の保存」をはじめたら、毎日新聞のサイトだけやたらつながるのが遅い。やっと社説のページに行ったら、なんか鷲のマークの画像がでて、「注意」のウィンドウが開いた。英語でなんか書いてある。
 あなたはシリアのナントカによってハッキングされてます。
 わっ、毎日新聞のサイト、テロ組織にクラックされとる。そらつながらんはずや。
 他のサイトはどうかいなと産経新聞、東京新聞、中日新聞、神戸新聞……とアクセスしてみたら、これらはさくさくとつながる。今のところ私のパソコンにウィルスが侵入した様子も見られない。それでちょっと安心したんやけれど、それにしても今から毎日新聞のサイトにアクセスしようという人は気をつけた方がよろしいよ。
 それにしても、へんな鷲のマークが出てきて「注意」のウィンドウが開いた時にはどっきりしましたぞ。
 毎日新聞、テロ組織に狙われるような記事をアップロードしたのかな。いやはや、クラックされたサイトを開いたのは初めてなもんで、ほんまに驚いたわい。
 おかげで今日の毎日新聞の社説は保存できず。明日の今ごろは修復されてるやろうから、それまで辛抱することにしよう。

ラノベのリクエスト [教育]

 図書室で生徒のリクエストする本に相変わらずラノベが多く、購入するのにいろいろと迷う。
 生徒のリクエストするラノベはたいていアニメ化されているので、その内容は私にもほぼわかる。内容でいうと、高校の図書室にそろえても、今はええけどじきに読まれんようになるようなものばかりなのですね。
 数年前に出版年の古い本をどっさりと処分した関係で、図書室にぜひ置いておきたい古今東西の名著がごっそりとなくなった。私は新訳文庫で出ているものなどを中心に少しずつラインナップを充実させようとリストアップしている。借りる生徒がいるかどうかわからんけれど、例えば国語の教科書で紹介されていたり歴史の教科書に載っていたりするようなものは、興味を持つ生徒がいてるかもしれんし、なにより高校の図書室にやったらあるやろうというような本がないというのはよろしくない。
 これは割と長期的に計画を練って、少しずつ買い足している。そこにはシャーロック・ホームズなどのミステリもあれば、川端康成や三島由紀夫、安部公房、大江健三郎などの近現代の文学もある。まだまだ道半ばというところなのですね。
 そういったものを押しのけて、流行りものを優先させたくないなあというのが私の思いとしては、ある。ただ、図書室に生徒が足を運ぶためのきっかけとして流行りものも必要なので、リクエストを一方的に却下するわけにもいかん。
 担当者としては悩みが尽きないのでありますよ。
 もっとも、ある先生が「ワンピース」を全巻そろえてほしいと言うてきはったのは却下した。漫画がええ悪いやなく、貸し出し手続きなどせず勝手に持ち帰られてしまう危険性が高いし、巻数が多いので管理が難しいのですね。ここらも悩むところであります。

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女子大に男子出願 [教育]

 私の勤務校は女子が4分の3を占めている。別に女子を優先して合格させているわけやない。出願の時点から女子が多いのです。総合学科の学校はおおむねそんなもんらしい。
 なんでか。
 男子の多くは普通科を受けるからであります。大学進学を優先に考えると、普通科が勉学に励む環境を整えていると判断しているんやろうねえ。
 商業科に女子が多く、工業科に男子が多いのも、だいたい同じ理屈やろう。
 では、女子大に男子が出願したらどうなるか。学びたい学科が女子大にしかないとしたら、その学科で学びたい男子は差別を受けていることにならんのか。
 というわけで、ついに男性差別であるという訴訟が起こった。女子大側にも言い分はあろうけれど、私はこと国公立においては女子大はその役割を終えたんやないかと思うている。ゆえに、今後は国公立の女子大が共学化するのはやむを得んのやないかと思う。
 ましてや少子高齢化社会を迎えた今、男子の女子のというてる場合やないでしょうが。女子が圧倒的に強い学校に10年以上も奉職していると、男性上位の社会というのはどう見てもおかしいんやないかと感じてしまうのですね。
 まあ、女子大に一人男子が入学するというのは問題があるやろうけれど、学びたい学問への門戸は男女関係なく開かれるべきやないかなあなんて考えた次第。

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読みやすさの難しさ [日常生活]

 振り替え休日のため、本日で3連休。この3日間はとにかく寝た。疲労回復はこれで万全とはいかんけれど、日常の仕事のことは忘れてほんまにゆっくりできた。明日からまたあれこれと仕事に追われる毎日となるわけやけれど、とりあえずすっきりとして出勤できそう。
 テレビ脳から読書脳に少しは切り替えられたのもよかった。クィーン「エジプト十字架の秘密」を読了し、ディクスン・カー「夜歩く」創元推理文庫新訳版を半分ほど読む。これは実は初読。カーは「帽子収集狂事件」くらいしか読んだことがないのですが、ストーリーテラーやないので、読むのにちょっと集中力がいるね。翻訳にもよるんやろうけれど。
 自分もものかきのはしくれなんで、読みやすい文章とはどういうものかといつも頭を悩ませる。しゃべるように書くとうまくいくかというとそうはいかん。毎日書いているこの日記にしても、常体と敬体と標準語と関西弁を和漢混淆文のように混ぜて使うてるんやけれど、この混ぜ具合が非常に難しい。
 関西弁というても京都弁と大阪弁、神戸弁ではかなり違う。そこらあたりうまくつきあわせて「関西標準語」みたいな語り口を生み出したのは桂米朝師やないかと思うている。大阪で仕事をする時に苦労したのは京都弁がなかなか抜けなんだこと。言葉のきつさやニュアンスが違うのですね。で、お手本にしたのは米朝師の語り口。そやから、私の「大阪弁」は米朝落語がベースになっているのです。
 これがまた文章となると、そのまま使うと関西以外の方にはわかりにくいやろうと思い、「それらしい言葉」で書くようにしている。
 さて、カーの場合、もともと読みにくい文章なのか、翻訳家の文章がこなれてないのか、ここらあたりは読み比べてみんとわからんけれど、ホームズなどと違うて複数の翻訳が存在しなかったりするので、それも難しい。新訳版でも、読みやすくしたためにかえって作品の持つ品を落としてしまうこともあるしなあ。うーむ。

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トリプル選挙回避 [時事ネタ]

 大相撲小言場所「九州場所をふりかえって~白鵬ついに大鵬に並ぶ~」を更新しました。

 大相撲は千秋楽。白鵬が32回目の優勝で大鵬さんの記録に並んだ。明日のスポーツ紙一面はどうなるか。これだけの偉業を果たしたんやから、ぜひ各紙とも一面に持っていってほしいなあ。
 ゼロサム市長とにせたかじん知事は国政選挙への出馬を断念したと発表。これでトリプル選挙はなくなった。国政の維新さんは、これで事実上元結いの党代表が引っ張る形になるんやないかなあ。
 まあ、ここでもし市長が辞任したら、任期中に2度目の辞任でまたも選挙に市民の税をどっとつぎこむことになるだけに、そういう点での批判は必至とみたのでしょう。なによりここで国政に転向しても、後を継ぐ市長と知事の有力候補が見当たらん。「週刊文春」では後継の市長候補にパワハラ教育長を立てるとか書かれていたけれど、まだその問題が片付いてへん人物で選挙に勝てるのかどうか考えたんでしょうな。ほんまに人材いてへんのね。
 というわけで、トリプル選挙は回避。税金の浪費が避けられて、大阪市民、府民としてはまあよかったと思います。いやほんま。

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読書力のリハビリ? [日常生活]

 今日は完全休養日。午前中はテレビを見たり本を読んだりして過ごす。角川文庫版の新訳でエラリィ・クィーン「エジプト十字架の秘密」を再読。細かいところをかなり忘れている(特に裸体主義者とのくだり)ので、面白く読める。第二の殺人のあたりまで読む。ここのところ新刊は新書ばかり読んでいて、小説は古い作品の初読か再読ばかり。これでは確かに書評のお仕事はきません。
 新人賞の下読みをこのひと月ずっとしていたので、古典的な名作で読書力のリハビリをしてるということですかな。
 昼食後、たっぷり午睡して、夕刻から相撲を見る。明日の千秋楽で白鵬と鶴竜が優勝を賭けた大一番という図式になる。日馬富士と白鵬の相撲はあっけなく終わる。日馬富士の腕を白鵬がたぐって後ろについて終わり。横綱同士の相撲とは思われん。明日の鶴竜はせめて互角に近い相撲をとってほしいもの。
 夜10時過ぎ、長野で地震。うちのマンションも長中期振動でゆうらりゆらり。気持ち悪いなあ。
 というわけで、今日は特記事項なし。明日はもう少しましな日記にします。なにしろ疲れをとることに専念してたものでね。

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和田監督といっしょ [日常生活]

 今日は漫画研究部と文化歴史研究会の新部長を決めたりなんかして、懸案事項がまたひとつ片付き、安心して連休に臨める。
 夜は相撲を見たあと、サンテレビ「熱血! タイガース党」を見る。ゲストは和田豊監督。日本シリーズ終了後、秋季キャンプを指揮と、休む間もなく、やっとオフになったわけやけれど、球団行事が12月半ばまで続くので、年末年始の予定など何も決まってないとかいう話をしていた。
 で、「これまでならゴルフの予約など入れてたんですけどね。今はもう何もしたくないです」と言う。
 和田監督は私と同い年。やっぱりそうなんや。若い頃から体を鍛え上げてきた人でも、50の声を聞くと疲れが取れず休みの日は何もしたくなくなるんや。
 職場でも、同年代の人たちと話をしていると、微熱がだらだら続くよりも一気に熱が出てくれた方がましということが多い。
 そうやって、肉体的な衰えというものは誰にでもやってくるんやね。運動不足の私でも、体を動かし続けている人でも、同じように。
 というわけで、明日は安心してごろごろだらだらしよう。
 そんな言い訳はいりませんか。

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