天使と嘘

　日曜はいつものごとく午前中は土曜深夜のアニメやら「仮面ライダーリバイス」「ゼンカイジャー」などを見て過ごし、ネットにつないで遊んだ後、昼食。
　いつもなら昼食後はすぐ午睡、なんやけれど、今日は総選挙の投票日なんで、食後すぐに投票に行く。運動もかねて駅前の本屋さんに行くけれど、昨日と同様シャッターが閉まっていた。シャッターには張り紙も何もしてへんから、店じまいしたということやないとは思うけれど、少し心配。「フラワーズ」はamazonで注文する。
　帰宅後、午睡。夕刻目覚めたあとは、読書。話が面白くなってきたので、かきもの関係の作業は後回しにして読んでしまうことにする。夕食をはさんで一気に読了。
　テレビをつけて選挙速報を見る。恐ろしいほどの勢いで維新の会が当確者数をのばしている。自民党は嫌やけれど、野党共闘候補には入れたくないという層の受け皿になったんかな。私の投票は今回も死票になった。まあいつものことなんやけれど、死票にならなんだのはいわゆる「大阪都構想」の住民投票くらいですかね。
　さて、パソコンを立ち上げてかきものの作業に入ろうと思うたら、今日もネット切断中。何なんでしょう。というわけで、まずこの日記を書いている。
　マイケル・ロボサム／越前敏弥・訳「天使と嘘　上・下」（ハヤカワミステリ文庫）読了。フィギュアスケートで将来を嘱望されていた少女が殺害された。主人公である臨床心理士のサイラス・へイヴンは捜査に協力する一方で、かつて監禁事件の被害者として発見された少女イヴィーの里親となり、なんとか心を通じ合わせようとする。このイヴィーは、相手が語っている言葉が嘘かどうかをわかるというさながら「人間嘘発見器」のような能力があり、サイラスは嘘をつかないようにしながら彼女に接触している。殺害された少女には男性の精液がかけられていて、警察はその男を犯人として捜査を進めるが、意外な事実が次々と現れ、サイラスもイヴィーも、さらには被害者の家族も傷つきながら物語は進展していく、というお話。下巻の後半にはそれまで予想していた展開をいい意味で裏切る怒涛のような展開となり、ここまで読んできたらもう読了するまでは読まずにおれなくなる。
　少女殺害事件と、サイラスとイヴィーの物語は、最初は全く関わりなく進んでくるんやけれど、イヴィーの突拍子もない行動が二つの物語を近づけていくあたりも読みごたえあり。いわゆる「謎解き」の部分では核心の部分を伏せたまま物語が進むので、本格ミステリしか読まんという方には薦めませんが、サスペンスのお好きな方にはたまらん一冊になると思います。この作者の別の作品も読みたくなった。他にも読みたい本はあるので、そちらを優先させるけれど、すぐに手に取ることになるやろうなあ。

間の悪い日

　仕事などで疲れている時は、いつも忘れんとやっていることをたいていなにか忘れる。
　毎月妻の読んでいる「月刊フラワーズ」を買いに、仕事帰りに駅前の本屋に寄る。これを今月は忘れていた。
　今日は完全休養日、朝からアニメを見てネットで遊んで午睡して……という休日のいつものパターンで過ごしてたんやけれど、今日は鼻ポンプの医者に行く日やったんで、夕刻出かけ、「フラワーズ」を買うてへんことを思い出したんで、診療後、ちょっと足をのばして駅前に行く。で、こういう日に限って本屋は休み。たいてい遅くまで開いてるんやけれど、家族経営の小さな本屋さんやから、店を早く閉めたりとかできるんでしょうな。
　昨日は早めに帰宅できたんやから、その時に買いに行っといたらよかったというのは結果論。その時は「フラワーズ」を買い忘れていたことに気づいてなんだんやから。間の悪い日になったなあと思うしかない。
　医者から帰って読みかけの文庫本を少し読んで、また寝てしまう。夕食に起こされて、食後も少し読書。かきもの関係の作業をせんならんけれど、なかなか手をつける気にならんのは心身ともに疲れているからか。１０月は祝日がなくなって。ほぼフルに働いていた上に土曜出勤が２週重なったりもしたし、きつかった。
　かきもの関係の作業をしようとしたら、ネット切断中。スマホでもでけんことはないけれど、字が小さいんで目が疲れるのね。というわけで、ネットがつながるまではこうやって日記を書いている。
　今やっと接続。さて、そろそろかきもの作業に手をつけることにしましょう。
　明日は総選挙の投票日。「最後のごあいさつ」で選挙カーがうるさい。「この２週間がんばってきました」と言うてるけれど、それまでの４年間はがんばってなんだということか。

津軽三味線・あべや

　今日はお山の学校の芸術鑑賞会。これまでは市民ホールに全学年を集めて行っていたけれど、今年度は市民ホールが閉鎖され、別な場所に新しい市民ホールを作るということで、吹田メイシアターでの開催。しかも新型コロナウィルス感染症対策として午前と午後、学校の生徒を半分ずつに分けての２回公演。
　私はメイシアターの関係者入口の前に立ち、通りかかった生徒たちに観客用の入り口に行くように促す係。午前は休みをとって自宅でゆっくり過ごし、昼前に出発。途中下車して昼食をとり、再度電車でメイシアターに。
　１時間ほど立ち番をする。暑い。体力の消耗が激しい。
　生徒も通らなくなったので、会場に移る。今年度は「あべや」という津軽三味線の一座。兄弟がメインで公演をしているようです。とりあえず動画で御紹介。

　ただし、学校向けの講演のためか、あるいは２回公演で体力を使うからか、じっくりと曲を聞かせたのは２曲ほど。私には食い足りなかったけれど、２人とも達者なＭＣで生徒たちを飽きさせない。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　たのしい演奏会やった。
　講演終了後は時間休をとっておいたので、自宅に直帰。妻は日帰り帰省で不在。すぐに午睡。夕刻起きてスマホで遊んでたら、妻が帰宅。サンテレビ「熱血！タイガース党」を見たり、食後あれこれおしゃべりをしたり。
　かきもの関係の作業は遅々として進まず。明日からちゃんとしていかんとな。

勝率か勝利数か

　行事の都合などで特定の曜日の授業が抜けることが多いので、今日の時間割は月曜日。比較的余裕のある曜日ではあるけれど、日程変更のせいで講師の先生が来られずに自習になるものもあり、私にも自習監督がまわってきた。とたんに余裕のない日程になるんやからねえ。でも、自分が休んだ時には自習監督をどなたかにお願いしているんやから、私も自習監督をするのはやむを得ない。
　放課後は教務部の会議。かなり重要な案件でした。くわしくは書きません。
　定時よりも１時間近く遅れて退出。
　ものかきがらみの作業がまた始まっているんやけれど、へろへろでなかなかとりかかれん。帰宅後はまたも寝室でどぶさっておりました。
　夕食後、読書。読みかけの文庫本を最後まで読んでしまう。ほんま、感想を書きたいところなんやけれど、上下巻の上巻を読み終えただけなんで、感想は後日。ほんまはこんなにちょびちょびと間をあけて読む本やない。夜を徹して一気に読んでしまいたい。それがでけへんのが辛いですなあ。
　それはさておき……。
　バファローズファンのみなさん、おめでとうございました。マリーンズの敗戦で、優勝決定。昨年までタイガースにいて引退を勧められてそれを断って移籍した能見投手も胴上げされている写真をスポーツ紙で見ると、少し複雑な心境になる。ただ、これまではそれほどクライマックスシリーズで勝ちあがって日本シリーズに出場することには執着してなんだんやけれど、今季は是が非でも日本シリーズに出場してほしいと思うようになった。
　ひとつは、優勝は逃したけれど、それは引き分けの数が少なく勝率でスワローズには負けたけれど、勝利数では両リーグ合わせてもトップの７７勝をあげているから、優勝チームと同等の価値のあるシーズンやったと思うていること。そしてもしバファローズが順当に勝ち上がって日本シリーズに進出してきたら、大阪と西宮を本拠地にする関西のチームで日本一を争うことになるので、それをぜひ見てみたい。
　今季のクライマックスシリーズはおまけではなく、セントラル・リーグでは、勝率トップのチームと勝利数トップのチームりどちらが日本シリーズに出場するのにふさわしいか雌雄を決する場となったととらえているのです。ファーストステージでジャイアンツに連敗したら、なんてことはまるで考えてへん。シーズンを負け越しで終わったチームには辞退していただきたいくらいですよ、ほんまに。

白土三平の死

　毎週水曜は４時間連続授業で、空き時間も準備などで忙しく、放課後になったらへとへと。それでも必要な事務作業はやってしまっておきたい。ああしんど。
　帰宅してしばらくは寝床にどぶさっておりました。
　夕食時に昨日の深夜録画したタイガースの試合のダイジェストを見る。ほんま、「では、今日の試合のハイライトを見てもらいましょう」みたいなものでしかなかった。それでも引退式の岩田投手のプロ生活を追うたＶＴＲなんかはうまく編集してあったのでよしとしましょう。
　朝刊で劇画家、白土三平さんの訃報 接する。享年８９。死因は誤嚥性肺炎。
　中学校の図書室に唯一並べられていた漫画が「カムイ伝」やった。当時は差別問題の学習漫画みたいな位置づけやったのか。お山の学校の図書室には、現在「進撃の巨人」などの人気漫画が多数並んでいる。時代は変わったなあ。
　むろん私は白土さんを差別問題の歴史教科書漫画家やとは一切思うてなんだので、なんで「カムイ伝」だけが図書室に置いてあるのか疑問でしたね。「カムイ伝」だけで「カムイ外伝」や「サスケ」が置いてないのも疑問やったなあ。なんで白土三平はよくて手塚治虫はあかんのかも疑問やった。
　それはともかく、テレビっ子やった私はテレビマンガの「サスケ」も「カムイ外伝」も大好きやった。「光あるところに影がある」なんていう「サスケ」のナレーションやとか水原弘の歌う「カムイ外伝」の主題歌とか、すべてがかっこよかった。
　原作の絵柄も「サスケ」のころはまだ丸っこい手塚風のタッチが残っていた。忍法を奇想天外な技の試合みたいなものにしないで、ちゃんと合理的な展開で使い、忍者たちも特別な存在やなく一人の人間であるということを子ども心に教えてくれた。
　一時主流から離れて「シートン物語」を漫画化したりしてはったけれど、私が社会人になりかけのころ、「ビッグコミック」に「カムイ外伝」のぞまへんが新連載された時は驚いた。ただし、作画は実弟の岡本鉄二さんが担当してはったんやけれど。赤目プロいまだ健在と嬉しくなった記憶がある。その岡本さんも白土さんが亡くならはってすぐに同じ誤嚥性肺炎で亡くなってはる。二人のきずながいかに強かったかを物語っているようでもある。
　横山光輝の忍者ものとは対極のリアリティのある忍者を示した。そうやって、私たちは同じモチーフでもとりあげ方の違いで違う世界が広がることを知った。
　独特のタッチ、特に髪型が特徴的で、私は髪を切らずにぼさぼさにのばしている時に妻に「赤目プロの漫画に出てくる人みたいな髪型」とからかわれたりしております。
　謹んで哀悼の意を表します。

まさかのスワローズ優勝

　今日から通常営業再開。火曜日はインターンシップの生徒たちの実習先を巡回し、発表会用に仕事をしている様子を写真にとったりする日。前期はなかなかそれがでけなんだけれど、後期は比較的順調にスタート。
　というわけで、１日ほとんど外まわり。会議の関係で私だけお山の学校に戻り、放課後の会議に出る。事務作業をしている時間はあまりなく、定時に退出。
　帰りの車中でスマホを取り出し、ＤＡＺＮ配信のタイガースの試合をみなが帰宅。帰宅後はラジオとスマホで視聴。タイガースは完敗。スワローズは完勝。で、スワローズのリーグ優勝が確定した。スワローズファンのみなさん、おめでとうございます。
　タイガースは今年は優勝すると確信していたれど、それは優勝争いの対象をジャイアンツと思うていたからね。ところがジャイアンツは大失速。タイガースは前半の快進撃の立役者であるサトテルとサンズがまるで打てんようになって苦しい展開になったけれど、普通なら優勝できる成績やったと思う。まさかスワローズがこんなに終盤になって快進撃するとは思うてなんだ。優勝争いの対象として、スワローズは計算外やった。言い訳みたいになるけれど、優勝争いの対象がジャイアンツだけやったら、私の予想、いや確信は間違うてなんだということになる。
　優勝を逃したからというて矢野監督の采配を批判する人もあるみたいやけれど、序盤の快進撃が多分にコロナ禍で外国人選手がそろわなんだチームに勝ち越せたという幸運があったからやと思う。矢野采配がまずかったから優勝を逃したとは言い切れん。実際、ベイスターズのオースティンやスワローズのオスナ、サンタナが打線に入ってからは両チームに苦戦するようになったしね。
　悔しいけれど、スワローズがうまいこといき過ぎた。長いことプロ野球を見てきているけれど、流れとか運不運とか、そういうものは実力とは別に存在しているように思う。あのカープがリーグ３連覇をした時など、このまま数年はカープの天下かなと思わせたのに、３年連続Ｂクラスでしょう。
　それよりも来季こそタイガースはもっと強くなって優勝できるんやないかと、これは虎党のおっさんの寝言やないですよ。
　ともかく最終戦まで楽しませてくれてありがとうと、タイガースの首脳陣、選手各位にお礼申し上げたい。

代休のうた

　愛すれどTigers「首の皮一枚残し、逆転優勝狙う」を更新しました。

　今日は土曜出勤の代休。完全休養日。
　先日、若い先生が私と同年代の教頭先生に「代休の日に出張が入っているので、別の日に振り替えたいんですけれど」と相談に来ていた。教頭先生は「代休の代休やな」と言いながら手続きを説明して、「代休の代休は代休だ」と歌い出した。ああ、若い人には元歌はわかるまい。水前寺清子さんの「友だちのうた」やったかな。「ともだっちのともだちはみなとっもだっちだぁ」という歌です。そこで私もつい口から元歌が出てしもうた。
　教頭先生、嬉しそうに「喜多さんは必ずフォローしてくれるからなあ」。まわりの若い方々はきょとんとしている。私が「これはチータの歌で……」と説明しようとしたけれど、「チータ」もわからんよなあ。
　嗚呼、昭和は遠くになりにけり。若手の先生なんか平成生まれやったりするもんな。
　というわけで、代休。
　土曜の朝に見られなんだ深夜アニメを見たり、金曜に録画した「熱血！タイガース党」を見たりしてから、パソコンで遊ぶ。昼食後、ネット切断していたので切りあげようとして、パソコンをつけたままスマホで遊んだりしていたら、１２時３０分ちょうどくらいにネット接続した。なぜ切断していたのか、謎ですね。
　パソコンで遊んでから、午睡。夕刻起きてきて、読書など。以前日記で書いた読みかけの文庫を一から読み直し、前に読んだはずの部分を越えてかなり読み進む。この調子なら……と思うけれど、明日はタイガースの最終戦。これに勝つと優勝の可能性がんなり高まるだけに、読書どころやないですな。今のところ、ＭＢＳのサイトでもタイガース公式サイトでも、放送時間の変更はなく深夜のダイジェストのまま。明朝の新聞でどうなっているか確かめたいけれど、まず変更は難しいやろうなあ。確実に優勝が決まるわけではないんで胴上げシーンはないわけやからね。

ラジオ中継は寝てしまう

　今朝も寒い。朝の一服はわざわざダウンベストを着てベランダへ。
　朝から土曜深夜に録画したアニメを見たり、「仮面ライダーリバイス」「ゼンカイジャー」を見たりする。土曜出勤の翌日は、先週もそうやったけれど、なんか日曜が日曜のように感じられん。体内カレンダーが対処し切れてへんのやな。昼食をはさんでパソコンで遊ぶ。いつもならここで午睡なんやけれど、今日はデーゲーム中継がラジオだけなんで、そのまま寝床でラジオを聞く。ところどころうつらうつらしてしまい、夢うつつみたいな感じで実況を聞く。サトテルの久々のホームランを聞き逃したりもしたけれど、肝心のところはだいたい起きていて、試合終了後のヒーローインタビューもちゃんと聞けた。
　試合の様子は夜のＮＨＫ「サンデースポーツ」でフォロー。
　また、携帯のデイリースポーツ電子版にアップされている画像を見て映像を補う。デイリースポーツ電子版によると、ネット上では火曜の最終戦も含めて「なんでテレビ放送しないか」という抗議が多数アップされているとか。
　私は、以前この日記で書いたと思うけれど、スワローズにマジックが出た時点で今回の広島遠征や甲子園の最終戦は消化試合になると予想したテレビ局の判断でこうなったと思うているので、まさかここまでタイガースがスワローズに食らいつくとは思うてなんだのやないかな。ちなみに甲子園最終戦は地上波では生中継はないけれど、ＭＢＳが深夜なダイジェストを放送するので、厳密には地上波での中継はあるのです。むろん「ネット上の抗議」はそんな深夜のダイジェスト放送ですますなということやろうけれど。
　大丈夫。地上波では放送がなくとも、ネットでは「虎テレ」が無料配信をするし、ＤＡＺＮでも配信される。「虎テレ」の無料配信は地上波でもＢＳでも生中継があらへんから球団がサービスでやるもので、例年甲子園での消化試合はテレビ中継がない時は「虎テレ」で無料配信してるんやけどね。
　この日記でタイガースのテレビ中継についてはさんざん書いているから、私なんか「何を今さら」と思うけれどねえ。

文化祭の当番

　朝から冷え込む。金曜深夜のアニメを見ながら朝食をとる。土曜なんやなあと思う。それでも今日は出勤せんならん。なんや知らんけど、お山の学校についた段階で一日終わったような気がする。
　今日は文化祭。私は基本的には職員室常駐。教頭などが校内巡視で出ている時間もあり、誰かが留守番してんならん。私も校内巡回の当番があり、学校食堂で生徒たちが「密」になっていないか注意しにいく係。風が強いので、テーブルに立ててあるアクリル板の仕切りがしょっちゅう倒れたりしているのを直したりする。
　文化祭終了後、割り当ての教室の机の消毒をしたりしてから、外の倉庫まで行き、昨日受け渡しをした物品の返却係をする。
　一応これで私の本日の業務は終了。週明けにはまたインターンシップの生徒たちを送りださんならん。都合でまだ来週の実習が不確定な生徒について、実習先に確認の電話をしたり、いろいろと実習関係の仕事をしていた。なんか疲れがひどいので、１時間休をとって早退。
　帰宅後は、ラジオでナイター中継を聴く。デーゲームではスワローズがジャイアンツに大敗。タイガースは１－１のロースコアでカープと引き分け。これでスワローズとのゲーム差がなくなる。タイガースが残り２試合を全勝したら、スワローズは残り４試合を３商戦と優勝でけんという、非常に微妙な優勝争いになっている。タイガースの最終戦は来週の火曜日。スワローズの最終戦は１１月１日となりそうなので、もしかしたらタイガースが最終戦を終えた約１週間後に逆転優勝というみょうちくりんなこともあり得る。ほんまに先が見えんシーズンになったなあ。映像の確認のため、ＮＨＫの「サタデースポーツ」でのハイライトを見る。
　しんどい１週間が終わった。明日はデーゲーム。午睡などできようもない。困ったことです。

反田恭平のショパン

　明日はお山の学校の文化祭。新型コロナウィルス感染症対策として、招待客なしのクローズドで行うことになりました。というわけで、今日は一日その準備にあてられた。私の仕事はクラスやクラブへの貸し出し物品の受け渡し役と、昼食をとる教室の整備。机を並べて一つ置きに座るように椅子をセットしたり、向かい合わせで食べることのないように壁に向かって食べるように配置したり。
　担任を受け持っていたら、生徒たちといっしょに準備をするんやけれど、お山の学校では７年もいてるのに人権委員長とか、今年の用に副担任とか、一つのクラスにはりついて何かをするということはない。
　自分の役割が終わったら、文化祭の仕事はなし。パソコンに向かい事務作業をする。
　先日の日記に書いた、インターンシップの生徒への講師やけれど、ちょっと思いついたことがある。シルバー人材センターに登録しているその道のベテランというような人を呼んでみたらどうか。これから社会に出ていく若者たちに、ひと仕事終えた人たちから何かメッセージをいただくというのは面白いかもしれん。
　というわけで、お山の学校のある市のシルバー人材センターのサイトを探す。そこには仕事依頼をするメールのフォームもあった。新聞社に講師をお願いした時に書いた文面を少し加工して、依頼してみる。ほんまは講演依頼やなく、その道のプロにしてもらうような仕事の以来のためのフォームなんやけれど、そこしか講師を依頼する書式がない。おそらく返事は週明けになるんやろうけれど、さてうまくいきますか。
　定時に退散し、帰宅後はのんびり。
　妻とYOUTUBEにアップされた、反田恭平さんのショパンコンクールの動画を聴いたりして過ごす。テレビの「題名のない音楽会」では常連というてええほどよう出演してはり、アニメ「ピアノの森」では主人公の先生の演奏を受け持ったりしてはった。ショパンコンクール第２位となった今ではもうアニメのピアニストの演奏なんていう依頼は難しくなりそうやろうなあ。そういう意味では「ピアノの森」は貴重なアニメかも。もっともアニメそれ自体としては、特に主人公がショパンコンクールに挑むあたりからは演出も作画も平板になってしもうていたので残念やったけれどね。
　というわけで、その演奏を。

　明日は土曜出勤。文化祭を楽しむという気分ではないけれど、せめて副担任をしているクラスの出しものくらいは見ておきたいね。