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若手を売り出す音楽会 [テレビ全般]

 今日は定休日。2月も今日でおしまい。今年度終了まであと1ヶ月となった。
 特に生産的なことはせず。録りためている「題名のない音楽会」もじわじわと減っていき、7月放送分まで来ました。時期が遅れて見るとびっくりしてしまうのは、鬼籍に入った方が出演していたりすること。今日見た分では「渡辺宙明追悼」の回で、水木一郎さんが元気な姿で「鋼鉄ジーグ」などを歌うている。一瞬生き返ったかとドキッとしましたがな。まだこの時は生きたはったんです。もっとも、水木さんが歌うてはる映像も以前放送された渡辺宙明特集の回のVTRを出してきていたりするんやけれどね。
 まだまだようけ録画が残っているので、しばらくは「題名のない音楽会」は定休日にどんどん見ていきたい。というのも、それぞれの回で非常に面白い特集をしているのと、演奏家が若手の国際コンクールに入賞したようなホープを次々と起用しているので、演奏に勢いがあって聴いていても将来が楽しみ。もっとも、番組推しの演奏家がしょっちゅう出えし、いささか偏りがあるのが難点やけれど。今見ている時期では筝曲のLeoという人とフルートのCocomiという人の出演頻度が高くなってきている。以前しょっちゅう出演していた反田恭平さんはショパンコンクール入賞後は多忙になったとみえてほとんど出演しなくなった。まあ、そんな風にしてどんどん期待の若手を売り出していくのは悪いことやないんやけれどね。
 午睡のあと、夜は少しばかり読書。「新・平家」も少しずつ読み進めておりますぞ。

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教員のFA [日常生活]

 木曜から昨日までだらだらと惰眠をむさぼっていたせいか、久しぶりの出勤はけっこうきつい。
 午前中は入試関係の会議と、進路指導部の会議。午後は新入生に渡す書類などの袋詰めの作業。それ以外は2年生の世界史の成績算出など。数字の細工をせんならんかと思うていたけれど、私の持っているクラスすべての生徒の平均点を出したら、同じ世界史を受け持っている先生方の平均点とほぼ同じくらいになったんで、無理に数字をいじくる必要はなかった。ざっと生徒の名前と評価を見て、ほぼ順当な成績になっていたので、このまま提出できそう。あとはテスト返却をして、採点ミスなどが見つかったらそこを修正すれば、イントラネットの成績処理ソフトに入力できる。
 残る仕事は奨学金関係の事後処理と引き継ぎのみ。いや、後片付けやらなんやら、お山の学校を去る準備もしておかねばならんね。ただ、現時点ではまだ来年度どこで仕事をしているかはわからん。一応大阪市内の学校で再任用を希望しているんやけれど、引き続きお山の学校に勤務ということになるかも。それは来週にならんとわからんのです。
 心の準備はしておいた方がよろしい。タイガースの岡田監督やないけれど、思い通りにならなんだ場合を考えて作戦をたてなならん。矢野監督のようにポジティヴにポジティヴにというわけにはいかんのです。野球のフリーエージェントみたいに、希望している学校に異動できるシステムができた時、私は前任校に転勤したてで、FA権を行使できなんだ。やっとFAできるようになり希望を出した時には、希望先の校長が代わっていて、異動させてはもらえなんだ。今やからもう具体的に名前を出してもええかな。東住吉高校の芸能文化学科を希望していたのです。できたらそこを拠点に「日本芸能再発見の会」の事務局の仕事も引き継ぎたいと思うていたくらい。それがかなわなんだので、前任校で腰を据えていろいろとやりたいことをやってきた。それができる学校でもあったしね。
 できたら前任校で定年を迎えたかったけれど、強制異動でお山の学校にきて8年目。通勤の負担は年を追うごとにきつくなってきた。やはり不労所得でウハウハという道を模索した方がよかったかな。
 定時に退出し、帰路、駅前の本屋さんで妻の「月刊フラワーズ」を買うてから帰宅。帰宅後は寝床で読書。ちょっと中断していた「新・平家」を最終巻まで一気に読んでしまいたいものです。

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不労所得の夢 [読書全般]

 今日もまだ寒い。ただ、この寒波はこの冬最後のものらしいので、ここからはだんだん春めいてくるんやないかと思われる。
 深夜アニメを見ていて、ラノベ原作のものでアイデアは悪くないけれど、他のラノベのつぎはぎみたいなものを見ていると、これくらいなら自分にも書けるんやないかと思うことがある。いっちょ一山当ててアニメ化かなんかの著作権料で不労所得を得てやろうかなんてあほなことを考えてしまうのですが、いざ構想を練りはじめると、あかん。まず、異世界転生という設定で、例えば今の自分がなんかファンタジー世界に生まれ変わるという設定を考えようとするんやけれど、ついなんでその世界に転生したのかとか、その世界の仕組みはどうなっているのかとか、どうしても既存のものの焼き直しというやつができません。
 なんでかというと、異世界転生もののアニメを見てて、「こういうものを自分も書いてみたい」とは思わんからなんやろうと思う。ええかげん異世界転生なるもののブームは終わらんかなとさえ思うている。つまり、そのジャンルが好きやないと、書かれへんのですね。若い頃、ティーンズ文庫のブームがあり、双葉社から創刊された「いちご文庫」に書いてみないかと「SFワールド」の編集をしていた方から声をかけていただいたことがあり、新たにペンネームを作ったりして少女小説を何本か書いてみたことがある。結局1冊も本になることなく、「いちご文庫」は廃刊になった。私は少女小説、特に中学生くらいの女子が読んでいるようなものが好きやったわけやないから、どういうものを書いていいのか最後までつかめんまま終わった。これを書きたいというコアがないから、話は面白くなりようがない。
 実はアイデアメモにいろいろと残してあるものもあり、また、書き始めて途中で止まったものもある。中断してしもうたものは、書いている途中で書くのが飽きてきたり、頭の中にある結末がわかっているから自分の中で面白くなくなってしもうたり、というものがほとんど。
 実は「いちご文庫」が廃刊になった時、編集さんから「ファンタジーを書く気はないか」と聞かれ、「もしあるならば大陸書房に紹介するが」とお話もいただいたんやけれど、それは断った。私はファンタジーは嫌いやないけれど、自分で書きたいというほどやなかったから。その上、何本か書いたことで、小説を書く頭が少女小説の頭になりかけていて、すぐには切りかえられん。同じような苦労はもうしたくない。まあそんな理由で断ったのです。しばらくして、大陸書房が倒産して原稿を見てもろうていた人たちは「大陸難民」なんて呼ばれたりしたことを考えたら、断っておいて正解やったかもしれん。
 そういう意味では、「小説家になろう」とか「カクヨム」などのサイトに投稿している人たちはすごいなあと思う。私には「ラノベ」は書かれへん。SFマガジンで書評をしている時から、かなりの数の「ラノベ」を読んでいるけれど、自分が書きたいテーマというものはそのジャンルでは需要がないようなものばかり。それに、もう年齢的に若い人が喜ぶようなものを今さら書けんと思うのですね。
 まあ、不労所得でウハウハなんて夢は見ん方がよかろうと思う。
 午後からは午睡。とにかくだるい。季節的なものなのか、年齢的なものなのか、コロナ後遺症的なものなのか。

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橋下徹の研究 [読書全般]

 今日は好天なれど気温は低い。昨夜録画した深夜アニメを見たあと、9ヶ月ほど前に録画して、途中まで見て置いてあったアニメを残り全部見てしまう。これでHDDレコーダの残容量に少しは余裕ができてきたかな。
 午睡のあと、夕刻起きてタイガースのオープン戦中継を見る。とはいうても録画したものを編集したもの。それでも構いません。いよいよペナントレースに向けて本格的に実践が始まってきたかと思うと、わくわくする。その後また「題名のない音楽会」を少しばかり見てから読書。
 百田尚樹「橋下徹の研究」(飛鳥新社)読了。橋下関係の本は、彼が大阪府知事をしていたころ、ほんまにようけ読んだ。いったいこの人物はどういう人物なのかということを知りたかったことや、大阪都構想なるものの正体を知りたかった。同僚から「先生、橋下ファンか」と言われるほど読んだ。で、彼が市長をやめてからは全く興味がなくなり、その手の本に食指が動くことはなかった。本書も、最初はどうでもええかと思うていたんやけれど、著者は府知事時代、彼を持ちあげていた一人。それが彼の批判本を書いたというので、なぜそういう心境になったのかが知りたかった。
 まず、著者に対しては「今ごろわかったんか」という言葉をかけたい。府知事時代に読みつくしたもので、彼の論点すり替えやら仮想敵を口汚く攻撃する手法、ありもしない問題のでっちあげなどは明白になっていたし、私が彼のことを「ゼロサム先生」と勝手に呼んでいるように、勝ち負けにこだわり、屁理屈をこねてでも相手を論破しようとする人物であることも明白やった。つまり、本書はカルト信者がその呪縛からとけて、ちゃんと実態を見られるようになったという貴重な証言なのですね。本書ではその呪縛がとけるきっかけになったウクライナ問題へのゼロサム先生のツイートに対して著者が反論し、先生が著者を敵認定して攻撃を始める様子が時系列に沿って克明に描き出される。そして、著者の信奉する高市早苗や櫻井よし子への攻撃が始まると、著者も意固地になってゼロサム先生の問題点について事細かにあげつらうようになる、というわけ。
 人は自分の見たいもの以外は見ようとしない。ゼロサム先生が府知事時代に出された批判本など、手にもとらなんだに違いない。そして、見たくないものまで見せつけられることによって、それまで見ようとしなかったものが見えるようになった。その間の心理が克明に描かれていて非常に面白かった。できれば、府知事時代の言動についても振り返り、自分が彼の片棒を担いで人々を惑わせてきたことについて謝罪でもしてくれていたらもっとよかったんやけれど、けっこう片意地な人のようなんで、過去の自分の過ちにまでは思いいたらなんだんやろうなあ。それがちょっと残念でありますね。

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そろそろ舞いあがれ! [テレビ全般]

 今日は定休日。朝から雨。録画した番組をせっせと見る。NHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」は舞の発案による「オープンファクトリー」と工作教室が成功し、東大阪の町工場に活気が出るという展開。舞ちゃん、ずっと地べたをはいずりまわるような活動ばっかりでなかなか舞いあがってくれへんやん。結婚式で大学の先輩や航空学校の仲間が空を飛んでいるという話をしているのを聞いていたから、そろそろ彼女も飛ぶのかなと思うたら、飛ばん。オープンファクトリーでは「なにわバードマン」の先輩たちと再会して子どもたちに模型の飛行機を作らしたりしてるから、そろそろ飛びたい気持ちになるんかと思うていたけれど、次週予告を見てたらその気配なし。こうなるとタイトルに偽りありですな。どんな危機があってもなんとか切り抜ける。そやから「舞いあが」らんのと違うかな。次の危機では挫折して、ついに初心に戻って大空に「舞いあが」ってほしいものです。
 昼前に、雨の中、駅前まで行く。耳鼻科で通気をびびびびびびびびびびとしてもらう。右耳も一時期やばくなりかけていたけれど、そちらはなんとかなった。左耳は、寝ころんでいる時は鼓膜の内側の水が動いてすっきりするんやけれど、やっぱり体を起こしたらつまる。ここのところ鼻の調子はまずまずなんで、そろそろ耳にも良い影響が出てくれんかなと期待しているんやけれど、「舞いあがれ」みたいにうまいこと切り抜けられんもんですなあ。
 帰宅後、食事をとりながら「題名のない音楽会」を見る。今は昨年の6月ごろの放送分を見ている。貯めも貯めたりという感じやね。セミレギュラーとして古坂大魔王さんがよう出演してはる。石丸さん、そろそろ司会交代の伏線か? まだ観客を入れての収録は難しい時期みたいなので、せっかくホールを借りてるのに無観客で演奏したりしている。もったいないけれど、ホールや演奏家にとっては助かっている部分も多いんやないかなあ。リハーサルと収録の間はキャンセルなしなんやから。
 昼食後、無性に眠くなり、すぐに午睡。夕刻起きてスマホをいじったりして過ごし、夕食時はサンテレビ「熱血! タイガース党」を見る。そろそろ春季キャンプも終わりにさしかかり、練習試合が増えてきた。一二軍の振り分けも徐々に始まってきている。オープン戦のチケット販売のCMも始まった。その前にWBCという国際大会があるけれど、そちらは私はどうでもいい。できれば予選で負けて早いとこ湯浅投手や中野内野手がタイガースに合流してくれたらええのにと思うくらい。そんなことを考えているのは私くらいかなと思うたら、先週の「タイガース党」で俳優の渡辺謙さんも「WBCよりタイガース」と言うてはった。虎党の偽りなき心でありますね。

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情報パンデミック [読書全般]

 今日は天皇誕生日。もう5回目になるんやけれど、この日が祝日に変わったというのがまだピンとこないなあ。新型コロナウィルス禍が続いていたせいもあるかもしれんね。
 今上陛下は私より2歳年上。上皇陛下は父と同い年。世代的に重なるので、育ってきた時代背景などは共通するものがある。トニー谷さんの歌に「あんたのお名前なんてぇの」というのがあり、その歌詞の中に「僕はなるちゃんと申しまちゅ」というフレーズがあるけれど、これ、今上陛下のことなんですね。徳仁というお名前で、子どもの頃は「なるちゃん」と呼ばれて親しまれていたわけです。青年時代、お好きなアイドルが柏原よしえさん。私は河合奈保子さん。好みはだいぶ違いますが、同時期に活躍した80年代アイドルやもんね。別に親近感がわくわけやないけれど、令和の時代の天皇がどのような時代を生きてこられたか、これからの激動の時代、そのことが大きな鍵を握るということになるかもしれんなあ。
 もっとも陛下はおそらく勤勉でいらっしゃるやろうから、休みになったらたまった録画をまとめて見て疲れるとかそういうあほな生活は送ってはらへんはずです。
 というわけで、午前中はテレビの前に釘づけ。昼食後もしばらくたまっている「題名のない音楽会」を見て、それから午睡。夕刻起きてしばらく読書。夕食時は昼に録画しておいた「NHK福祉大相撲」を見る。歌のコーナーで関取花という歌手が登場し、相撲が好きやからそんな芸名にしたのかと思うたら、実は関取というのは本名やそうです。昔、清水川の間垣部屋に幕下の「幕内」という力士がいたけれど、これも実は本名。「幕内」は幕内どころか十両にも上がれずに終わったけれど、相撲雑誌に「幕内(幕下)」なんて書いてあったりして知らん人が見たらなんのことやらわからなんだことでしょうね。相撲に関係のある姓の人というのはいるもので、プロ野球ではホークスに大関投手がいてる。他にもまだまだいてそうな気がするけれど、どうかな。あ、年寄名跡の「中村」や「立浪」、行司の「木村」があるか。いや、中村や木村という姓で相撲を連想する人はあんまりいてませんか。
 読売新聞大阪本社社会部「情報パンデミック あなたを惑わすものの正体」(中央公論新社)読了。大阪読売の社会部というたら、黒田清さんがかつて所属していたところ。社会の中で苦しむ人たちに目を向けて向き合うという姿勢は、黒田さん亡き後も続いているんやなあと思わせてくれた一冊。コロナ禍で仕事がなくなったり生活が苦しくなったりした人たちの中から、インターネット上で流される「陰謀論」に惑わされ、ワクチン接種の拒否、マスク反対などをヒステリックに叫び、ついには家庭崩壊に至るという事例をいくつも取材し、陰謀論に翻弄される家族の姿を活写する。取材班はネット上のデマの発信地に迫ったり、フェイクニュースを発信するものを取材したりして、なぜデマは伝播し、真実は伝わらないのかを探っていく。フェイクニュースを発信するものは多数の閲覧者を獲得し、広告料をより多くほしいという理由でデマを作りだし、拡散していく。そしてそのデマを真実と思いこんだ人たちがカルト集団となって家族を捨ててまでしても自分が真実と信じていることを世の中に知らしめなければと過激な行動に走っていったりする。
 この図式は、「ヘイトスピーチ」を取材した安田浩一さんの本で読んだ内容とかぶる。つまり、ネットによって「マスゴミ」が報道しない「隠された真実」を知った(と思うている)人たちが閉塞した状況の中で自分の居場所を見つけ出し、ついには過激な行動に出るようになる、というパターンがこのコロナ禍で新たな形で生じているということ。
 本書では画像加工などフェイクニュースの作り方までつきとめ、ネットリテラシーをどのように見につけていくかを提示していく。ただ、記者たちはカルト的に「陰謀論」に走った人たちを元に戻す方法まではたどり着けない。一応カルト宗教からの脱会のノウハウなどは紹介しているけれど、現状では元の家族に戻った人はほとんどないとのこと。
 私は、コロナ禍で禁止、制限、自粛などという方法しか取られなんだ当時の安倍政権にも大きな原因があると思うているんやけれど、そちらの方向への切り込みがほとんどなかったのは残念。それでも粘り強く丁寧に取材していった取材班の方たちには心から敬意を表したいし、コロナ禍で「陰謀論」カルトのせいで崩壊した家庭が多くあるという実態をこうやってまとめあげ、世に問うたという意義は非常に大きいと思う。
 無防備にスマホをいじっている生徒たち、ほんま大丈夫かなあとなんか心配になってきた。

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船岡アナウンサーの醜聞 [テレビ全般]

 今日は出勤日。勤務時間帯は通常通りで、午前中は入試業務。午後からは通常業務。2年生の成績処理など、事務作業をしてから定時に退出。
 ネットニュースをチェックしていたら、NHKの船岡アナウンサーが女性のマンションに不法侵入し、3階から飛び降りたというニュースに驚く。船岡アナウンサーというと、相撲中継でおなじみ。落ち着いた語り口で手さばきの描写も的確。解説者とのやりとりなどでは親方衆から上手く話を引き出し、安心して聞けるアナウンサーの一人やった。
 ベテランの藤井アナウンサーはNHKを退職し、北の富士さんとの掛け合いの面白さでも知られる吉田アナウンサーも定年はもう過ぎていて、あまり中入り後の実況はしなくなった。そのかわり、メインは三瓶アナウンサー、船岡アナウンサー、大坂アナウンサーというところに世代交代し、それに続く佐藤アナウンサー、厚井アナウンサーというあたりが大事なところを任されるようになってきていた。
 船岡アナウンサーはフィギュアスケートの担当としても活躍していて、妻によると前任の刈屋アナウンサーとは違い非常に安心できる実況やったとここでも好評。人柄が実況にあらわれているなあというような話もしていた。
 それがなんと妻子ある身でありながら若い女性アナウンサーのストーカーをしていたとは! これはほんまショックでしたよ。そういえばここ数場所船岡さんの相撲実況を聞かなんだし、今シーズンのフィギュアスケートNHK杯でも実況はなかったそうな。なんでしょう、局内ではストーカー行為が問題になっていて、スポーツ実況から外されたりしてたんやろうか。
 それにしても、人というものはわからんものですなあ。恋は時として人を狂わせる。あな恐ろしや。ただ、まだ船岡さんの実況とストーカー行為が私の頭の中でつながらんのですよ。困惑という言葉はこういう時に使うものなんやろうね。
 残念ながら、船岡アナウンサーの実況はもう耳にすることはなかろう。なんとももったいないことです。

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はじめてのクラシック音楽 [読書全般]

 今日は定休日。お山の学校では面接などを行うていて、定休日でも出勤せんならんかと思うて事前に管理職に相談した結果、休んでも構わんとのこと。もっとも後で入試の主担の先生から苦情がきたけれど。ちゃんと管理職と相談のうえ休んでいるんやから、申し訳ないけれど休ませてもらう。
 2日連続で出勤が早くなるのは、正直しんどかったので助かった。
 というわけで、午前中から昼食後にかけ、録画した番組を見る。たまっている「題名のない音楽会」も何本か見て、HDDレコーダの残容量を少しばかり増やせた。
 午後は午睡。夕刻起きて、少しスマホをいじり、夕食後は読書。
 許光俊「はじめてのクラシック音楽」(講談社現代新書)読了。なんで私がクラシック入門書なんか読む気になったかと言うと、この著者の音楽評論はかなりマニア向けのものが多いので、果たしてそんな人が書く入門書はどうなんやろうという好奇心と、講談社現代新書では長らく黒田恭一さんの「はじめてのクラシック」や宇野功芳さんの「クラシックの名盤」シリーズが定番として読まれてきたけれど、さすがに時代に合わなくなったとみえて新たなものに交代させることにしたんやなあと思い、かつての入門書と比較したくなったという興味から手にとったのです。
 まず、入門書としては、非常にわかりやすいのに驚いた。著者独特の理屈っぽさと趣味の偏りをなるべく抑え、それでも著者らしくクラシック音楽に興味を持ち始めた人に「生で聴くこと」と「CDなどで聴くこと」の違いや、再生装置についての注意など、少し斜めの視線で描いていたりする。ただ、内容的には少し古びているとしても、黒田さんの「はじめてのクラシック」の語り口は非常に親切で、押しつけがましいところが一つもなく、音楽を愛好する気持ちが前面に出ていたので、そちらも絶版にせず残しておいてほしかったなあと思う。宇野さんのものはさすがに演奏者が入れ替わってしもうている現在、紹介しているCDが古くなってしもうているので、こちらは新たに出し直した方がええやろう。ただそうなると、本書の著者のお薦めCDは宇野さん以上に偏ったりマニアックになったりしそうなんで、片山杜秀さんあたりに書いてもらう方がよろしいのではないかと。
 これからいろいろと聴き始めたいという人にはぴったりの手引きになっているので、お薦めしたい。それは、本書が本気でクラシック音楽を聴きたいと思う人に向け、誠意のある姿勢で書かれているから。音楽の教科書みたいな堅苦しいことは一切書いてないし、必要な情報は過不足なく書かれている。ここまでちゃんとした入門書になっているとは予想してなんだので、ちょっと驚いております。

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松本零士の死 [追悼]

 今日は入学試験。8時に受付開始なので、7時半にはお山の学校についてんとあかん。よって30分早く起き、30分早く朝食をとり、30分早く家を出んならん。この繰り返しがもう8回目になるんやね。5時45分ごろ、暗い中を歩く。新年度は再任用。できればもう少し余裕のある出勤のできるところに異動したいものです。
 入試業務を1日こなす。主に試験監督。これ以上は書くまい。昨年、こまごまと書いて校長に注意され、大幅に訂正した。不思議なことに「すぐに直します」と言うたら、「処分が決まるまではそのままにしておけ」と言う。守秘義務を破ったんやから、すぐに直さんとまずかろう。つまり、こまごまと書いたという事実に問題があるので、書いた内容には問題がなかったということになる。殊勝な気持ちでいたのがそれで吹っ飛んでしもうた。
 まあ、もうそんな失敗を繰り返したくないので、ここまでにしておきます。
 帰宅後、しばらく寝床でどぶさっていた。夕食後、しばらく読書。明日は定休日なんでゆっくりさせてもらおう。
 漫画家の松本零士さんの訃報に接する。享年85。死因は急性心不全。
 小学生時代、クラスの友だちに宇宙戦艦ヤマトにはまった奴がいてた。私は「アルプスの少女ハイジ」を見ていたんで、話についていかれなんだ。中学で友だちになったかげぼし君はやはりヤマトの、そして松本零士さんの大ファンやった。高校時代、同じクラブに入り、おがわさとしさんなどと漫画の話で盛り上がる仲間となった。ちょうど「少年マガジン」に「クィーン・エメラルダス」が連載されていて、それを読んでいたので今度は話に加わることができた。そやけど、私は実は松本さんの描くメカとか女性にあまり魅力を感じてなんだので、ちょっと引いた感じになっていた。なにしろ骨の髄まで手塚ファンでしたからねえ。手塚漫画の女性たちの性別を超えた魅力には勝てません。
 妻は「宇宙戦艦ヤマト」からテレビアニメにはまっていったという。いつぞやの誕生日にDVDボックスを贈ったこともあったなあ。数年前のリメイク版を妻は非常に楽しんでいたけれど、私はそれほどでもなかった。実はこの歳になっても、まだオリジナル版のアニメをちゃんと見てへんのです。「銀河鉄道999」をサンテレビやったかで再放送していた時も、妻は録画してずっと見ていたけれど、私は見てへん。
 とはいえ、アニメやSFが市民権を得るのに、松本さんの残した功績は大きいと思う。「アニメは子どものもの」という概念を「ヤマト」や「キャプテンハーロック」、そして「999」が覆したんやないかと思うている。60になっても高校生たちと深夜アニメの話ができたりするのも、そのおかげやろう。
 そして、松本さん自身がいくつになっても少年の夢を持ち続けるような活動をしてはったのも、社会的に大きな意味があったと思う。そういう意味で、その存在感はやっぱり大きかったなあと感じるのです。
 謹んで哀悼の意を表します。

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古手タイガースファンの邪推 [プロ野球]

 今日は「たちよみの会」例会。昼前に出かけるため、それまでひたすら録画した番組を見る。外は小雨。傘をさして出る。阪急の特急で上洛。京都河原町駅に着いた時点ではほとんど小やみになっていた。「フランソア喫茶室」は満杯。席があくまで少し待たされる。
 コーヒーを飲みながら「本の雑誌」を読んでいたら、古参Y氏が来てくれた。話題は主にタイガース。岡田監督とコーチの間がしっくりきてへんのやないかというような話になる。これはコーチの考えでシート打撃という実戦形式の練習を組んだことに対して、監督がぐちぐちぐちぐち言うていたりしたことからくる話題なんやけれど、そういうのを決めて監督に練習案を出すのは平田ヘッドコーチやから、監督とうまくいってへんのは平田さんと違うかというような私見を述べる。
 阪神球団の予定では平田監督やったのが、阪急阪神HDの阪急側トップから岡田監督案が提示され、逆転したという経緯がある。平田さんにそのわだかまりが残ってるのかもしれん。
 なんで岡田監督に決まったか。実はサンスポの“鬼筆”こと“越後屋”こと植村特命記者が昨シーズン途中に阪急阪神HDのトップにインタビューした記事が連載コラムの中にあり、それ以降その“越後屋”は「トラ漫遊記」なるコラムでは岡田監督待望論を何度か書いている。“越後屋”はかつて久万オーナーのお気に入りで、野村克也監督や星野仙一監督の招聘の際に久万オーナーと両監督との間を取り持ったことで知られている。久万オーナー退任のあと、出入り禁止になったという噂で、確かに真弓監督以降、矢野監督まではサンスポは特オチしていることが多く、新外国人候補などについては常にスポニチやニッカンの後塵を拝していた。そやのに、岡田監督就任決定だけは他紙に先駆けてスクープし、そのためサンスポの記者は球団から出入り禁止となったという話がある。電子版で読んでいると、確かに秋季キャンプの話題などでは記事の量が他紙よりも少なかった。春季キャンプからはもとに戻ったけれど。ただ、なぜかトラ番キャップはデスク業務をしていた“ビヤ樽”こと三木記者が現場復帰するという異例の人事になっている。三木記者は前回の岡田監督の時に監督から“ビヤ樽”のあだ名をつけられたというから、かなり懇意にしているみたいなので、出入り禁止を解くためにテスクから現場にという異例の人事が行われたんやないかと推測される。
 すべてずっとスポーツ紙の電子版を読み比べて(ニッカンのみ宅配で購読)、その記事から推測した私見でしかないけれど、こう考えるとしっくりくるんですね。
 まあ、あくまで推測の域を出ないんでこんなことはネット上に拡散しないでいただきたいんやけれど。古手のタイガースファンの与太話としてY氏とそんな話をしていたというだけです。
 それから「丸善」に場所を移し、スポニチの選手名鑑や、文庫や新書の新刊を買う。
 今日はY氏に用事があるのと、私は明朝早く出んならんということもあり、そこで散会。
 帰宅後、社説のダウンロードなどをしてから夕食。食後、寝床で少し休んでいたら寝落ち。明日は早く出んならんので、急いでパソコンに向かうてます。
 今日は「ぼやき日記」ならぬ「邪推日記」になってしもうた。いかんなあ。

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