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記憶は風化する [1月17日の記憶]

 今日は東日本大震災から1年という日。午後は午睡。よって2時46分ちょうどには黙祷できず。夕方に相撲中継の録画を見ていた時に幕内力士全員と館内の観客が黙祷したので、数時間遅れで黙祷する。同じ時間にしなければ意味がないとおっしゃるな。これすべて気持ちの問題ですがな。逆に同時刻に日本人全員が一斉に黙祷できていたとしたら、そちらの方が私には怖い。全体主義とはそれを強制するシステムなのであります。
 マスメディアも、今日ばかりは「この記憶を風化させてはならない」というてますけど、風化しますねん。10年過ぎたら、阪神大震災の記憶なんか、特に東日本の方にとってはもう何も関係なかったみたいになってたでしょう。忘却とは忘れ去ることなり。記憶なんてのは全くあてにならへん。
 そやから、有無を言わさず法律や制度に今回の教訓から得たものを組みこんでしまわなあかん。なんでこんな法律があるねんと思いつつも、そのおかげで助かったりする。原発にしてもものすごく厳しい基準を今のうちに作っておかんならんと思うよ。
 もっとも、地震から半年もたたんうちに「原発は再稼働すべき」と主張し、ついには原発の危険性に対して「危険神話」と命名した産経新聞の例もあるので、風化も何もあったもんやないですけどね。

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