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笹井氏の自殺 [時事ネタ]

 今日は会議日。朝から夕刻まで会議の連続。これはこれできつい。就業時間が終わったら速攻で帰宅。
 夕刊を見たら、理研の笹井氏が自殺の報。STAP細胞の件では叩かれまくったものなあ。一番叩かれたのは小保方氏なんやけれど、どんなに叩かれても「信念」というか「信仰」というか、とにかくゆるがせにしないものをなんとか持ち続けている者は強いということか。
 私は笹井氏がどんな人かは知らんけれど、失敗を許されんと自分を責めに責めるたちの人やったのかなあ。なにしろ昨今のメディアは「この人は叩いてよし」と認定したら容赦ないから、それに耐えられなんだということなのかな。
 さてさて、これでまたメディアの小保方叩きが強くなりそう。笹井叩きを自分たちがやり過ぎたのやないかと思えば思うほど、責任をどこかに転嫁しようとするやろうし、一番転嫁しやすいのは小保方氏やろうからね。
 なんかやりきれんなあ。

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コメント 2

伊藤正一

正直、ぼくは笹井氏の死を悼みこそすれ、あまり同情する気にはなれません。そもそもまだ証明されていない仮説にすぎないSTAP細胞を、”世紀の大発見”であるかのように粉飾して、”割烹着のリケジョ”なるイメージまで作り上げて、プレスリリースしたのは理研であり、幹部であった笹井氏なのですから。

あの広報さえやらなかったら、STAP論文は単に誤りの多いものとして、ひっそりと取り下げられ、そのままだったかもしれません。しかし、あまりに大々的な宣伝が、ことを日本科学界の信用にまで関わる問題にしてしまった。正義という錦の御旗をえたマスコミほど怖いものはない。次から次へと疑惑は波及し、早稲田の博士課程にまでおよんだ。

そのなかで起きた笹井氏の自死。彼なりの責任の取り方なのか、はたまた自分を批判した人たちへのあてつけだったのか…。先日放送されたNHKスペシャルが原因のひとつとも言われていますが、ぼくはいくつかの疑問点はあったにせよ、あの番組そのものはキチンと作られていると感じました。だからNHKやマスコミをつるし上げるのもなにか違う気がするんですよね。

いずれにしても、もう彼の死で終わるにはことが大きくなりすぎているように思えます。論文に不正があったのなら、その原因と責任の所在ははっきりさせるべきでしょう。小保方さん側の弁護士が、悪意が証明されなければ不正じゃないとか言い出してから、議論が迷走して核心があいまいにされている気がしてなりません。
by 伊藤正一 (2014-08-08 19:41) 

t-kita

STAP細胞発見の記者会見での、笹井氏の得意げな表情を見返すと、確かに検証できていないものを大々的に発表した理研サイドに問題があるのは確かです。
また、不正と呼ばれる点が次々と明らかになっていった際の理研の処理の仕方のお粗末さも言うに及ばずです。
そういう意味ではマスコミに叩かれることは自業自得だったといえるかもしれません。
そのことは承知した上で、メディアの叩きっぷりはやはり度が過ぎた部分があったと思っています。芸能スキャンダルと同レベルで叩いていた週刊誌もありました。
笹井氏が追いつめられたのは、すべてがメディアの責任だというつもりはありませんが、責任の一端はあると思っています。
新聞の社説を読み比べていたら、メディアの報道のあり方にも問題があったと省みていたのは「神戸新聞」一紙だけでしたが、そういう意識を持つ記者が一人でもいたということです。
つるし上げるなんて力は私にはありませんから、問題提起をしたととらえていただければと思います。
by t-kita (2014-08-08 23:53) 

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