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元日の訃報 [追悼]

 あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。
 私は二黒土星の寅の生まれ、年男にございます。
 朝から昨年の大河ドラマのためている録画を何本か見たあと、妻のたいてくれたお雑煮を食し、昼過ぎに日帰り帰省に出かける。妻は自分の実家へ日帰り帰省。
 母はテレビを見ていて、「ほら、これ、お兄さんが出てるわ」と私とはまるで似ても似つかない男前を指さす。妹によると、母の頭の中ではそが私に見えているんやそうな。はばかりに行くにも一人では歩けないほど足腰が弱っている。
 それでも妹たちと談笑していたら、スマホがぶるんと震える。LINEで、従兄からの連絡。連絡をくれた従兄の弟、私とは一番年の近い従兄が膵臓癌で亡くなったとのこと。父の葬儀や四十九日にも顔を出してくれていたのに。私とは4歳か5歳くらい年上やったか。
 私は長男で兄はいなかったけれど、亡くなった従兄は兄がわりのような人で、ほんまにかわいがってくれた。天文が好きで、泊まりがけで遊びに行った時には望遠鏡で星を見てくれたりした。仕事のためにいち早くパソコンを導入し、カセットテープに記録したデータを読みこませてかんたんなオセロゲームをやらせてくれたこともあった。
 膵臓癌は発見しにくく、切除しにくい癌で、星野仙一さんも膵臓癌で急死してはる。
 まだ60代半ば。たいていの人が80歳くらいまで生きる現在、余りにも早過ぎる突然の訃報にしばらくショックで言葉もない。LINEにすぐ知らせていただいたお礼を書きこむと、後はもうただ涙のみ。元日に、こんなことって。酷すぎる。
 母が疲れて横になったので、私はお暇。帰宅してしばらくは寝床で伏して動けず。
 辛い正月になってしもうた。
 謹んで哀悼の意を表します。

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