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ドッジボール [スポーツ]

 朝から不調。何度も引き返して帰宅しようと思うたが、お山の学校の最寄りのバス停に降り立って、ここまで来たら出勤せな仕方ないと踏ん切りをつける。
 今日の午前中は私が副担任をしている学年の「球技大会」。クラス対抗のドッジボールであります。私は自分が副担任をしているクラスの応援。インターンシップの生徒も何人かいてるので、その生徒たちを応援しているという感じかな。
 見ていてふと思う。ドッジボールというのは不思議な球技やな、と。球技というのは大きく二つに大別される。ひとつは相手チームのエリアを突破して自分のチームのゴールにボールを入れるもの。サッカーやラグビーなどのフットボール、ハンドボール、バスケットボールなどがそれ。もうひとつは相手のエリアにボールを打ちこみ、相手が自分のエリアに打ち返させないようにするもの。テニスや卓球、バレーボールなどがそう。
 ところが、ドッジボールは互いのエリアにいるプレイヤーにボールをあてて追いだし、相手を全滅させるという、ボールの行方よりもプレイヤーの排除が目的となるのですね。もう一つ不思議な球技があり、それは野球やソフトボール。これもボールが主体やなく、ボールを打ち返して相手がそのボールを処理している間に決まったルートを一周して生還するのが目的。相手のボールの処理次第でプレイヤーが排除されると得点できない。
 ドッジボールと野球は相手プレイヤーを排除させる得失点がプレイヤー主体のゲームで、ボールはそのための道具にすぎない。多くの球技はプレイヤーの排除が目的ではなく、あくまでボールを相手に捕られないようにするというボールの行方が主体のゲーム。
 そやから、野球やドッジボールは多少へたくそであってもそれが必ずしも不利になるわけやない。野球では死四球で走者となり、相手のミスがあれば例え打てなんでも味方の攻撃次第で得点できるし、ドッジボールはボールを捕球したり強く投球でけんでも、ボールをあてられないように逃げ回っていたら生き残って勝ちぬくことができる。
 むろんハイレベルなものと低レベルなものが対戦したらハイレベルなものが勝つわけやけれど、必ずしもハイレベルなものが圧倒的に有利というわけでもない。そやから小学生でも大人でも同じように楽しめる、ということになるんやないかと愚考する次第。
 今日はエキジビションマッチとして、生徒の選抜チーム対教員チームの試合というものもあり、私は逃げ回るのもしんどいので最初から外野にまわり、こぼれ球を拾うことにした。それでも拾った球を相手にぶつけることが求められたりするわけで、いざ投げようとしたら肩が上がらずへろへろ球しか投げられませんでした。コロナの後遺症からかいまだ体中筋肉痛に悩まされ、倦怠感で動くのがおっくうになっているおっさんにはもともとハイスペックなものは求められてへんから、それでええのです。
 球技大会が終わると、明日の卒業式に向けて準備を少しばかり。午後から帰ってもよかったんやけれど、事務作業をマイペースで行い、定時に退散。帰宅後は読書をしたりしていたけれど、夕食後疲れからか眠くなり、少し寝る。
 明日は卒業式。午後からは特に仕事もないので、状況を見て半日休をとってもええかな。

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