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安全な場所から [新聞]

 今日も寒い1日。外出せず、午前中はずっとテレビを見ていた。とにかく深夜に大量に録画が入るので、それと同じくらいの分量だけは見てしまわんとHDDレコーダの残容量があっという間になくなってしまうのです。
 昼食後は、午睡。毎日何をしているんだか。夕刻起きて社説のダウンロードなど。読み比べをしていると、いかに産経新聞が好戦的かわかる。多くの新聞が「なぜそんなにミサイルを米国から買わねばならないかの根拠をていねいに説明せよ」と主張するのに対し、産経だけはまずミサイル購入を前提に、「野党は税金でミサイルを買うことの是非を問う前にいかにして国民を守るかを考えよ」と主張する。つまり、日本は戦争をすることが前提になってるのですね。憲法第9条を変えて戦争ができる国にしてからするべき話を、もう改憲したつもりでいてるみたいな論調。いかにして国民を守るかの答えは「戦争をしない」ということやないのかと思うけれど、そういう発想はないみたい。そんなに戦争が好きなら、米軍基地は産経新聞本社の横に移転させればよいと思う。あるいは本社を沖縄の辺野古に移せばよいのに。
 今、世界史の授業で第一次世界大戦のところを教えていて、NHKの「映像の世紀」を生徒に見せているんやけれど、そこでチャーチルが、為政者が安全なところで指令の電話をし、そして前線で世界をかんたんに滅ぼせる兵器が使用されるようになったという主旨の言葉を残しているのが紹介されている。産経新聞の論説委員も、自分は安全なところにいて、「国民を守るために戦争できる国にしろ」というてるようなものです。なにしろ沖縄県知事に対しては「辺野古移転に反対するのはわがまま。日本全体のことを考えよ」と社説で主張してますからね。ならば、産経本社も沖縄に移転して最前線で国民を守るよう主張すればええと思うなあ。
 そうかと思うと、ネットを使うて強盗を支持していた親玉はフィリピンの収容所にいてるそうな。「ルフィ」を名乗るとは笑止千万。海賊王にでもなるつもりか。「ワンピース」のルフィはゴム人間になってしもうたんで故郷にいられず仕方なく海賊王を目指すようになったんで、賄賂を使えば好きなように生活できる外国の収容所から携帯電話で強盗の指示を出すというような人物に自分の名前を名乗ってほしくないと思うぞ。きっと原作者の尾田先生も心を痛めているに違いない。

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