東京リベンジャーズ

　今日は完全休養日。起きてから昼食をはさんで昼過ぎまでテレビ漬け。木曜深夜から土曜深夜まで、かなりアニメを放送しているので、全て録画しているわけやないけれど、面白そうなものはもちろん、「途中で見るのをやめといたらよかった」と思いつつもここまで来たら最終回にはどうまとめるのかということだけを楽しみに見ているものもあり。もっとも、これまでの経験上、そういう風呂敷を広げといてたたまず、第２シーズンがあってもええように終わり、結局続きは無しなんてアニメはなんぼでもあるのは承知してはいるけれど。
　とはいえ「東京リベンジャーズ」なんかは面白くはあるけれど、生理的に受け付けにくいものもある。要は中学生の不良がつるんでケンカばかりしてて、結局反社会勢力になるしかなく、その巻き添えで死んでしまう女性を助けるために主人公がタイムリープしては何度でもやり直しをするという、それだけの話なんやけれどね。まず、この反社になるしかない中学生たちをまるでかっこいいことをしているかのように描くのが受け付けられんのです。主人公も、自分の好きな女性が死ぬのは自業自得と受け入れ、罪に服するべきやと思うのに、なんべんもやり直しのチャンスがあるというのはずるい。それから、やり直しをしたとしても、やり直す前の時間線というものが消えるわけやないと思うのに、そういった多元宇宙のことなんかは完全に無視してるのが受け付けられん。主人公はあまり利口そうではないのでくだんの女性が死んだ世界はそのあとどうなっているのかなんて考えられんのやろうけれど、ＳＦ読みとしては非常に気になる。ＳＦっぽい小道具を使い、実はＳＦ的な部分は完全に無視している、ここが受け付けられんのです。まあ原作者もファンもこの作品をＳＦとは思うてへんやろうから、別にええんやけれど、タイムリープなんてことをやるんやったら、ちゃんと筋は通してほしいなあと思うね。次にタイムリープした時には、いきなりタイムパトロールが現れて無駄な歴史改変をしたという罪で逮捕するという展開を期待しているけれど、まあそんな展開にはならんやろうな。
　夕刻起きて、スマホをいじったり少しは読書もして過ごす。明日は出勤。会議があり、私も発言を求められるかもしれんので、その準備などもしとかんとあかんなあ。