双葉山に叱られる

　朝、日刊スポーツ（大阪版）の一面は、阪神タイガースの宜野座キャンプで今季も日替わりキャプテンというのを行うんやけれど、その日替わりキャプテンが着るユニフォームがピンク色になるんやとかいうニュース。
　そんなんどうでもええわーい。それがどうしたというねん。ほんま、プロ野球のオフシーズン、そして新型コロナウィルス禍で次々と国際大会が延期になっている現状ではこんなことでも一面に持ってこざるを得んのやろうなあ。
　コンビニで他のスポーツ紙の見出しをちらちらと見たら、タイガースのユニフォームの胸につけるキャプテンマークのデザインが虎の吼えているようなものにするとか、つまりはやはりどうでもええようことを一面に持ってきている。
　私はそれよりも大相撲の時津風親（もと時津海）がクビになるという記事の方が気になるねんけれど。場所中に雀荘通いをしていたとか。文春砲のスクープであります。先代のもと双津竜の時津風親方は新弟子をしごいて殺してしまいクビになった。急遽時津海に現役を引退させて部屋をつがせた時は驚いたけれど、大関正代を育てたりしたんでそれなりに指導力があると思うていただけに、今回の不祥事には驚いた。もっとももと貴闘力の先代大嶽親方が博打でクビになった時、時津風親方も降格処分を受けているわけやから、これはもうギャンブルなしではいられん人物やったということやね。しかし角聖双葉山の創設した、今では名門と呼ばれ、双葉山、豊山（勝）と二人の理事長を出している名跡に二代続いて泥を塗った格好になる。稽古場に飾られている双葉山の写真に申し訳が立たんぞ。時津海は双葉山に叱られなさい。
　タイガースのキャプテンマークのデザインが変わったとかいうしょぼいネタを一面に持ってくるくらいなら、文春砲の後追い記事になるけれど、こちらの方が一面でとりあげるくらいの大ニュースやと私は思うけどねえ。
　さて、次の時津風親方は誰になるんかな。部屋付きの親方やったら、人柄のよさそうな枝川親方（もと蒼樹山）かなあ。井筒親方（もと豊ノ島）などは技術的な部分での指導力はありそうやと思うので、ちょっと期待したいところではあるんやけれど。一門の横綱鶴竜を急遽引退させて部屋をつがせるとかいうような真似だけはしてほしくないですね。まあ時津海の一件（二件？　三件？）で後援会も懲りたやろうとは思うけれどね。それに鶴竜には井筒部屋を再興してほしいという思いもあるしね。
　今日はぬくくてだるく、あまり仕事は進まず。帰宅したら妻が日帰り帰省をしてまだ帰宅してなんだので、一人寂しく冷食のチャーハンを温めて食べる。夜８時を過ぎたら飲食店はテイクアウトだけになるから、家で食べるためにわざわざ外に出るのも面倒やったしね。雑誌を読んだりしてごろごろだらだら。で、パソコンを立ち上げたらまたネットは切断中ですがな。今日のうちにこの日記をアップできていたらええんやけれど。