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出版不況と本のタイトル [日常生活]

 「たむけんの焼肉屋はなぜ人気があるのか」とかいうタイトルの本が書店に平積みにされていた。中身を読まなくても何が書かれているかなんとなく想像ができるので、手に取る気にもならん。
 なんか最近「○○は、なぜ××なのか」という類のタイトルの本をよくみかけるけど、タイトルだけで本の内容がほぼわかるようなものとか、それを知ってどうするねんというようなタイトルの本もけっこうあるように思う。
 つまり「さおだけ屋はなぜつぶれないか」というベストセラーにあやかりたいということなんやろう。それだけ編集者も売れる本作りをせんならんと苦しんでいるということなるんかもしれんな。出版不況の一番の悪影響かもしれんと思うのですね。

吉本芸人ステッカー [コンビニ]

 朝、某コンビニに寄って昼食などを買い整える。くじを引くように言われて命じられるままにひいたら、ステッカーが当たった。
 某コンビニと吉本興業のコラボレーションで、吉本所属の芸人のグッズなどがあたるというくじやったらしい。
 出勤して封を切って見たら、「ハリセンボン」の丸こい方の人。うーん、大阪吉本の芸人やったらまだしも、東京吉本の芸人さんにはあんまり思い入れがないのね。もっとも全国展開しているキャンペーンやったら東京吉本所属の人が多くないとコラボしている意味がなかったりするんやろうなあ。
 それにしても「ハリセンボン」とは微妙なセンですね。芸人としては決して嫌いやないんですけどね。そやからというてステッカーをどこかに貼っておきたいとかは思わんよなあ。
 レアアイテムで「ルーキー新一」とか「伴大吾」とか「谷しげる」とか「帯谷孝史」とか入ってたらおもろいのになあ。吉本が許可しませんか。

氷河期と温暖化 [時事ネタ]

 私が子どもの頃、「ノストラダムスの大予言」などの「終末ブーム」みたいなのがあって、少年週刊誌のフロントカラーページのグラビアなんかでも21世紀を待たずして人間が滅びるならば、その理由はこれである、というような内容のものがよく掲載されていた。
 私の記憶では、「氷河期がきて人類文明が氷の下に埋もれる」なんてのがあったように思う。
 21世紀になったのに、氷河期なんかきそうにもない。それどころか温暖化するらしい。子どものころ読んだのと逆やんか。ようも驚かしてくれたな。
 というわけで、ふと思いついた「地球温暖化対策」です。それは、「とりあえずほっといて、地球を十分温めておき、蓄熱しておいて氷河期がくるのを待つ」という、画期的なもの。というよりもあまりにしょうもないんで誰も思いつかんか思いついても口には出さんアイデアですな。
 どうも「地球温暖化」といわれてもあんまりぴんとこない。そやけど、「氷河期」といわれたらかなり具体的なイメージがわいてくるのですね。
 げに恐ろしきは幼少時代の刷り込みですな。ほんまに。

洞爺湖といえば その2 [時事ネタ]

 もし、サミットを開いている間に有珠山が噴火したりして周辺住民全員避難というような事態になったらどうなるんやろう。サミットの場所を洞爺湖に決めた方たちはその可能性もちゃんと計算に入れてたんやろうか。妙に心配であります。

洞爺湖といえば [時事ネタ]

 愛すれどTigers「独走体勢6連勝で2位と11.5差」を新規更新しました。

 洞爺湖サミットが始まった。
 洞爺湖には修学旅行がらみで2回ほど行ったことがある。
 たしか、5~10月の間、毎晩打ち上げ花火をしていたはずや。
 ふと思う。
 サミットの間は花火やってるんかなあ。
 せっかくやから夜くらい景気よく花火で各国の首脳をもてなしたらええのに。
 あ、あかん。二酸化炭素排出量が多いとかいうてクレームがつくかもしれん。
 さすがにそれはないにしても、テロリストに花火の音と光を悪用されてはいかんから、警備上の理由でやらへんのやろうなあ。

こんなことってあるのか [プロ野球]

「こんなことってあるのか!」
 ラジオからABC小縣アナウンサーの声が響いた。
 9回表、3点差をひっくり返す金本の逆転ホームランが出た瞬間ですわ。
 これを聞いて、私は思い出しましたね。1985年、バース、掛布、岡田のバックスクリーン3連発の試合で、岡田(現監督)が3発目を打ったときのABCのラジオ実況を。
「こんなことってあるんでしょうか、バースが、掛布が、岡田が、バックスクリーンに」
 もしかしたらABCでは新人教育にこの実況の録音を使うているのかな。小縣アナウンサーの言い方、そっくりやったもんな。
 もっとも、小縣アナウンサー自身はあの3連発の実況なんか意識してなかったと思う。純粋に、自分の言葉として言うたんやろう。それが同じような言葉になって出てきたところに、ABCの野球実況に脈々と流れる伝統みたいなのを感じたのでありますね。

「鉄腕バーディー」と「テレパシー少女・蘭」 [テレビアニメ]

 7月に入りまして、TVアニメも新番組が次々と始まっております。
 昨夜、金曜深夜枠で始まったのがゆうきまさみ原作赤根和樹監督の「鉄腕バーディーDECODE」。ゆうきさんは「究極超人あーる」「機動警察パトレイバー」などでそのSFセンスのよさを発揮している漫画家やし、赤根監督はアニメで量子SFをやってしもうた「ノエイン」の監督。第1話はバーディーが地球にやってくるようになった発端からテンポよく始まって今後に大いに期待できる。
 ところで、6月後半からNHK教育で「電脳コイル」の後番組として始まったのがあさのあつこ原作の「テレパシー少女・蘭」。こちらは少女がテレパシー能力を持っていることに気がつき、敵らしい女の子とクラス全員のいる教室でESP合戦をするというどひゃーな展開で始まったわりには、まわりの友だちがそのESP合戦を特に疑いもせずに雷かなんかが起こしたものと納得してしまうなど、つっこみどころ満載の展開。
 あさのさんのものをちゃんと読んでへんから断言はでけんけれど、あさのさんにはSFのセンスというものがあまりないように見受けられる。というか、サイコキネシスやとか使うているのに、「テレパシー」で片付けてしまうあたり、SFそのものをちゃんと読んだことがあるのかどうか疑問です。
 「テレパシー少女・蘭」の場合、そのSF部分のええかげんさがお話そのものの矛盾にもなったりしていて、「わかってへん人がSFみたいな話を書くとこうなる」というのの見本になってるように思う。
 SFは、その面白さを感じるセンスが、やっぱり必要不可欠なんやなあと思うた次第。この2作を比較してはいかんということはわかってますけどね。そやけど「テレパシー少女」と「電脳コイル」を比較したらもっともっと「テレパシー少女」のうーむなところが強調されてまうもんな。

一気に「モンテ・クリスト伯」 [日常生活]

 今日はテレビでタイガースのナイター中継がなかったんで、ラジオの実況を聞く。
 聞きながら、読書。先日図書館で借りてきた「モンテ・クリスト伯」岩波少年文庫版全3巻を一気に読了した。面白い物語というのは読ませるだけの力があるのですよねえと、改めて実感。
 なんで今さら「モンテ・クリスト伯」を、しかも完訳の岩波文庫版やなく縮訳の少年文庫版なんかで、それも図書館で借りて読んだかというと、まあいろいろと偶然が重なったんですな。
 先月末からNHKのBS2でアニメ「巌窟王」が始まり、SF的な設定になっているものを楽しむには原作をちゃんと読んどかんといかんなあ、でも時間ないなあなんて漠然と思うていた。
 今週の初め、勤務校の障碍のある生徒に「社会資源の活用」というテーマで地元の図書館に連れて行って貸し出しカードを作らせ、実際に貸し出しを体験させるというのをやった。で、その時に私もついでにカードを作り、何か借りることにしたわけです。
 何を借りようかと思うていたら、岩波文庫の「モンテ・クリスト伯」を見つけて借りようかどうしようか悩み、結局やめにした。ところが、児童書の棚をなんということもなく眺めていたら、少年文庫版のを見つけてしもうたというわけ。
 ご存知の方も多いと思うけれど、岩波少年文庫というのは縮訳ではあるけれど、いい加減にごまかしたような翻案やなく、完訳版と遜色のないものなんですね。これやったら全3冊と手ごろやし、2週間の期限内に読めるわいと思うたのであります。
 借りたのが火曜日、当初は休憩時間にちょびちょび読んでいたんやけれど、あまりにおもろいもんで、週末に一気に読んでしまおうと思うたら、あららら、今日のナイターの間に下巻の途中まで読んでしまい、そのあとも「日記書く時間やなあ」と思いつつも「あと2ページだけ」「ここまで読んだら最後まで読まんと落ち着かん」と一気読みしてしもうたということです。これやったら完訳版で読んでもよかったか。
 ああもう中学くらいにちゃんと読んどいたらよかった。もっとも、男女間の機微なんていうのは子どもではわからなんだか。
 というわけで、この年になって初めて「モンテ・クリスト伯」をまともに読みました。お恥ずかしいことです。実は子どもの頃、みなもと太郎さんの漫画版なら読んだことあるんです。こうやって読むと、かなりしっかりと骨組みをおさえた上で短くまとめた漫画やったと思う。みなもと太郎さんはやっぱりすごい。
 ところでみなもと「モンテ・クリスト伯」は今は入手できるんやろうか。なんかそっちも読み直したくなってきたぞ。

今日もうきうき [プロ野球]

 いやいやいや、3つともいてもたね。いくら怪我人が多いからというても、まさかここまでドラゴンズに勢いがなくなっているとは。
 昨日ライトスタンドから試合を見てて、「負ける気がせんな」という感じやったもんな。
 というわけで、今日もうきうき。
 毎日こんな日記ばっかし。

サヨナラ勝ちでうきうき [プロ野球]

 甲子園に行ってきました。
 久々のライトスタンド。汗だくになってタイガースを応援し、これも久々に(2005年の最終戦、鳥谷のサヨナラホームラン以来)サヨナラ勝ちを見ることができた。
 ライトスタンドの目の前で葛城の打球が外野手の頭を超えたんですわ。しっかりとその打球を見ましたでえ。
 というわけで、今日はうきうき。たらりらったりったらったらったったーな気分で自宅に帰ってきたのでした。きっゃほーきゃっほーきゃっほー。

 後日この日記を読んで、ものすごく恥ずかしくなるんやろうけど、まあ今日くらい許したろ。許すって、誰をやねんな。