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風化と社説 [1月17日の記憶]

 朝、目が覚めて時計を見たら、午前5時44分。急いで起きて手洗いをすませてテレビをつける。ちょうど黙祷を始めたところ。トランペットの音が響く中、黙祷はせずにテレビの画面をじっと見つめる。
 阪神淡路大震災から26年。毎年書いているけれど、風化するのは仕方ない。そやけど、今日という日だけはあの朝のことを思い出すよすがにせんならんと思う。
 26年たつと、新聞の社説に掲載される論調にも濃淡が出てきていて、興味深い。全国紙では唯一毎日新聞がとりあげてへん。明日の社説には書くかな。神戸新聞や京都新聞など近畿の地方誌はむろんとりあげているし、近畿に近い岡山の山陽新聞もとりあげているけれど、広島の中国新聞、福岡の西日本新聞、北海道新聞は別の話題。東日本大震災を経験した宮城の河北新報はわがことのように書いている。中日新聞(東京新聞)の社説がかなり丁寧にとりあげてくれている。沖縄の2紙、沖縄タイムスと琉球新報は別の話題。毎日巡回している新聞の社説を見ただけやけれど、全国紙の方が義務的にとりあげているように感じられる。それなら毎日や各地方紙のように一切触れん方が逆にきっぱりしていていい。
 平成は地震と豪雨の時代。そして令和は感染症の時代なんて切り分け方は乱暴かもしれんけれど、地震や豪雨は損害状況が目に見えるけれど、感染症は見えざる敵に毎日おびえているという感じで、感染症の方がたちが悪い。
 今日は全日休養日。本来なら「たちよみの会」例会で京都に行っているんやけれど、ここ数日告知していたように、「緊急事態宣言」で不要不急の外出を控えるようにというお達しが出ているので、自分の身を守るという気持ちもあり、休止にした。京都の感染者は本日過去最多となったということで、休止しててよかったのかもしれん。
 午前中は例によってテレビを友とし、午後は午睡。夕刻起きてきてスマホで新聞のサイトを巡回したりしたあと、録画した相撲中継を見る。明瀬山と正代が敗れ、大栄翔は輝の押しに危なかったけれど、辛うじて土俵際で逆転勝ち。今のところ相撲の神様は大栄翔に頬笑みを向けているらしい。逆に見放されているのが貴景勝で、玉鷲に押し負けて6敗目。横綱昇進どころか負け越しの危機やね。押し相撲は連勝連敗の多いもんやけれど、貴景勝は迷いの森に踏みこんだみたい。
 一日休んでも休み足りないなあ。そやけど3年生はいよいよ大詰め。ここはこちらも気合を入れていかんとね。

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