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支配者の自殺 [時事ネタ]

 尼崎の殺人おばばが留置場で自殺。多くの人を死に至らしめたことに対する贖罪の死、ではないように思う。
 以下は私の憶測。彼女は小さな集団ながら支配者として君臨していた。しかし、警察による逮捕により、その支配者の座から引きずりおろされた。人を恐怖という形の権力で支配する者は、その権力をはぎ取られた時に、圧倒的に無力になる。無力になった自分に対して、これまでひれ伏していた者たちが反攻に出ることは想像に難くない。
 権力を失い、丸裸となった支配者は、その無力さに対して逆に恐怖を覚えたんやないやろうか。彼女はそれまで自分が犯した罪を償わねばならんという心境には到底なれなんだんやないか。みじめな犯罪者として裁かれることを、最も恐れたんやないか。
 そして彼女が選んだのは、自殺やった。自ら命を絶つことにより、そのみじめな状況から脱するしかなかったんと違うやろうか。
 自分に自信のない者ほど、力で人を屈服させようとする。そして、その力を失うた時、自信のない自分に向きあわなならんことになる。彼女は向き合うことすら恐れたんやないのか。
 以上、憶測ではあるけれど、私なりに考えたことをまとめてみた。さて、風がやんで勢いがなくなった時、力で役人などを支配してきた某市長はどんな態度をとるでしょうか。はは、結局私の思考はそこに行ってしまうのね。ほんまに某市長のことが好きなんやなあと、我ながら苦笑してしまう次第でありますね。

 12月16日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

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