SSブログ

クレイグとケビン [プロ野球]

 プロ野球阪神タイガースに新たな外国人選手、クレイグ・ブラゼル内野手が入団した。昨年度はライオンズに在籍して27本のホームランも記録しているから、まずはそれなりに成績を残してくれるやろう。
 ところで、この選手は、ケビン・メンチ外野手が額面通りの働きをしてくれていたら来るはずがなかった選手です。タイガースはこういう泥縄式新外国人獲得が多いチームやったけれど、最近では珍しい。あわてて新しいのを呼ばんでも、現有戦力で十分いけていたからね。
 途中入団で2人一度に来日したケースというのもまあまあある。1996年に途中入団したのがクレイグ・ワーシントン内野手とケビン・マース外野手。クレイグは守備がよく打撃も安定した選手やったけれど、故障がちであまり活躍せず。マースはパンチ力があったしミートもそこそこうまかった。もう1年やらせてもよかったのになあ。でもその年限り。
 ゲンを担ぐわけやないですけれど、ブラゼルのファーストネームがクレイグでメンチのファーストネームがケビンでしょう。なんか嫌―んな予感がするんやね。名前で野球をするわけやないけどさ。偶然の一致とはいえ、ファンの古手としてはそういう記憶もよみがえってくるのさ、ということで。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:スポーツ

危うい仕事人 [テレビ全般]

 昨日録画した「必殺仕事人2009」を見た。少女が怨みを晴らしてほしいとお願いしたのは仕事人の渡辺さまやったという面白いネタ。経師屋も仕立て屋もけっこう本気で渡辺さまを疑い一所懸命身辺を調べていたりする。
 で、感じたこと。
 昔の必殺シリーズの裏稼業のチームは、心を許してなんだとしても、チームワークというものはけっこう大切にしていて、どこか太い信頼の糸みたいなもので結ばれていたように記憶している。
 一蓮托生。
 誰かが失敗したら自分の身も危うくなる。ギリギリのところで成立するチームワーク。これが必殺シリーズの裏稼業チームの頼もしさでもあった。
 今回のはそこをわざと危うくしているみたいなんですね。特に渡辺さまと経師屋。中村さんが重石になってるからなんとか空中分解しないですんでいる。
 からくり屋が死んだときに一度崩壊しかけたけれど、来月末にあるやろう最終回でどういう顛末を迎えるのか。そこが楽しみになってきた。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:テレビ

油断はならんぞ [日常生活]

 愛すれどTigers「久保、古巣から移籍初勝利」を新規更新しました。

 街を歩いていても、校内を歩く生徒たちを見ていても、マスクをしている姿がめっきり減った。
 つい先週の今頃は疫病の流行で街全体が死んでしまうんやないかというくらい大騒ぎしてたのに。
 学校が再開されたからインフルエンザが治まったということにはならんのやぞ。
 ほんま、油断はならんぞ。私はなんか常に微熱と平熱を行ったり来たりしているからね。けっこう用心しているのじゃ。
 油断したら痛い目にあうぞ。インフルエンザの熱はきついぞ。ほんま。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

栗本薫の死 [追悼]

 作家、栗本薫さんあるいは評論家、中島梓さんの訃報に接する。享年56。死因は膵臓癌。
 未完のシリーズ作品を多数残したまま亡くならはった。無念やったかどうか、それはわからない。私には、完結させる気が果たしてあるのかと読んでいて思うたものがいくつかある。あまりに自分の作品に対して溺れこんでしまい、冗長になるきらいがあったけれど、それは、自分の作り出した世界に没入し、そこから出たくないという意思のあらわれみたいな感じがしたからです。ただ、それだけ自分の作り上げた世界を溺愛し、書き続ける力があったということに対しては、これは誰にでもできることやないし、そういう才能と、そしてその作品世界を共有できる人たちにめぐり合うことのできる運の強さ(これも才能のうち)があったんやと思う。
 謹んで哀悼の意を表します。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(3) 
共通テーマ:

恩師の死 [追悼]

 高校時代の友人からメールがきていた。
 恩師の訃報をしらせるメールやった。
 高校1年の時の担任で、教育実習の時には担任クラスで指導教官をしてくれた。もし違う先生が担任やったら、私は教員という選択はしてなんだやろうと思う。
 高校に入学して最初にクラス方針やとして示してくれたのは、「うっとこはうっとこ」という言葉やった。「私たちは私たち」くらいの意味になるか。よそのクラスが何をしていようと、そんなものに惑わされずに、自分たちは自分たちのクラスを作っていこう。そういうニュアンスやった。「個性を大切に」なんていう言葉やなく、「うっとこはうっとこ」と自分の言葉をぶつけてくれた。
 長年スポーツ指導でならした人やったけれど、教員生活の終わりごろには転勤などもあってそちらの方もできる状態でなくなっていた。体を酷使し続けてきたため、歩くのにも杖を必要ととしてはった。定年退職を私たちのクラスの者たちで祝うたあと、手術を受けるために入院しているのをお見舞いに行ったのが会うて話をした最後やった。
 すでに葬儀などは近親者のみで行われているとのことで、お参りに行くこともかなわなんだけれど、私の生き方に大きな影響を与えてくれたまさに人生の「恩師」やった。教員としての私は、先生とはまた違うやり方で生徒を指導している。ただ、「うっとこはうっとこ」みたいな自分の言葉で生徒と話をするという気持ちだけは受け継いでいきたいと、そう思いながらここまできている。
 定年退職からまだそれほど年数もたってへん。亡くなるにはまだ早すぎる。
 辛いなあ、今年に入ってから岳父に級友に恩師と、立て続けに亡くなって、それでも自分は自分で今しなければならんことで手いっぱい。
 めまいはましになったけれど、今度は全身から力が抜けていくような感じや。
 さよなら、先生。先生のおかげで私は今ここにいます。
 ありがとうございました。
nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

友だちを作るには [教育]

 友だちというのは努力して作るもんなんですかねえ。
 私はそうは思わんのですよ。作るというより、できるものやと思う。こちらから友だちになってほしいと思うても、相手がそう思うてなんだら、むりやりにつきあいはじめても結局は長続きはせんやろう。
 一度友だちになったら、何年か会わなんでも、久しぶりの再会やのにまるで昨日会うて別れたばっかりみたいに話ができるもんやないかな。そういう友だちは、なんでか知らんけれど話をし、なんか気が合い、気がついたら大切な友となっていたというような、そんな感じやないやろうか。
 無口で人見知りの激しい生徒になかなか友だちができていないのを見た同僚が、なんか一所懸命その生徒に働きかけて友だちを作らせようとしたはる。私から見たら、入学からたかだか1ヶ月半しかたってへんのにそんなにやきもきする必要はないと思うんやけどなあ。
 恋人やとか結婚相手やとかも同じことやないかと思う。そやから「婚活」いう言葉にはもうひとつ納得でけんところがあったりするんですよね。

nice!(0)  コメント(2)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

アホの五郎 [演芸]

 大相撲小言場所「夏場所をふりかえって~日馬富士が白鵬を下して初優勝~」を新規更新しました。

 やっぱり生徒がいてこその学校やなあ。ほっとしたのか何なんだか、帰宅して体温をはかったら37度。あ、なんちゅうこっちゃ。そんなあほな。とりあえず改源を飲んでおく。これで熱が下がったら普通の風邪です。
 とにかくめったにできない経験をしたのでこの1週間は教員モードで日記を書いていたけれど、今日からはぼやき書評家モードにもどすことにします。

 今朝、コンビニでスポーツニッポンの見出しを見て驚いた。中田カウス師匠と吉本興業に脅迫文を送りつけた「山本」なる人物がコメディNo.1の前田五郎師匠やと書いてある。しかも一面。五郎師匠が書いたものを手にしている写真を大きく載せている。買いましたがなスポニチ。問題の脅迫文の写真も並べて載せているぞ。確かに似た筆跡といわれたらそうかなという気もするけどねえ。
 五郎師匠は否定しているらしいけれど、この報道でショックを受け、しばらく休養とか。嘘かほんまかしらんけれど、もしほんまやったらシャレにならんよ。相方の坂田利夫師匠は「アホの坂田」が売りですけどね、それは「芸」としての「アホ」ですやん。ほんまやったとしたら、正真正銘の「アホの五郎」ですわ。そんなアホなまねをする人かなんか、ご本人を存じ上げないんで私には判断でけんけれど、芸人としては「アホの坂田」の暴走ボケをしっかり手綱を取って制御できる「保護者的ツッコミ」という高度な芸の持ち主だけに、ほんまにやってへんことを祈るばかり。
 スポニチによると、年齢的なこともあり今回の休養は引退と同義であり、コメディNo.1は事実上の解散となるとか。そこまで断定して書けるということは、よほど確信のある事実をつかんでるんやろうなあ。もしガセネタやったらベテラン漫才師の芸を封じるとんでもない「とばし」記事になる。そこまでの覚悟を持って一面に持ってきたのなら、ほんまかもしれん。しばらく様子を見たいところではあるね。
 しかしまあほんまに驚いた。

nice!(1)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:お笑い

いよいよ再開 [日常生活]

 今朝の朝日新聞に学校再開についての告知記事が掲載されていた。
 午後から出勤し、明日より授業再開であることと、インフルエンザの感染拡大を予防する策として、毎朝体温をはかったり健康観察カードを書かせたり、場合によっては学校を休んでもらうようにお願いすることもある(教育を受ける権利の侵害にならんように配慮せんならんけれども)とか、そういった連絡を担任クラスの生徒の各家庭にする。
 これでほっとはしてられん。学校を閉じていたから感染拡大は防げたけれど、開いたら続出しました、ではシャレにならん。ほんまに気をつけなならんのは明日から、ということになる。
 というわけで、この1週間、インフルエンザと休校について毎日何らかを書き残しておいたわけやけれど、これは貴重な体験やったと思う。非常時についての心構えやとか、動き方やとか、この日記を読み返したら記憶がよみがえるきっかけになるやろう。
 それにしても、仕事のリズムが変わるというのがこんなにこたえることとは思うてなんだ。精神的にはかなりきつい1週間やったなあ。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

心身ともに休養 [日常生活]

 今日は休業日。1日テレビを見て過ごす。タイガースは勝ったし「大阪府下の学校は原則として月曜に再開」という新聞報道もあったし。もっとも、「原則」の部分に引っかかるものがなくはないけどね。
 発症者の出た学校はこの「原則」からはずれるんやろうなあ。この1週間、大きくインフルエンザも広がらなんだし、だいたい毎日出勤している我々教職員には発症者はいてへん。
 むろん、用心にこしたことはない。インフルエンザのはやりやすい時期に再び発症者が出る可能性もないとはいわれんし。それでも、当面の懸案である長期休校が解けることの方が、今は重要。
 とにもかくにも新型インフルエンザにはふりまわされたわい。さて、来週学校は再開されるのか。そんな心配をしてても仕方ないんで、今日はとにかく心身ともに休養することに専念した。明日の午後は出勤してまたまた怒涛の電話攻勢をかけなならん。まあ明日の午前中まではそのことは忘れましょう。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

早く学校を再開して [日常生活]

 今日は、自分の担任しているクラスの生徒たちに怒涛の電話攻勢をかける。健康状態の把握、でありまして、これが現在休校中の学校を早目に開校できるかどうかの判断材料のひとつになるんやないかと思う。
 生徒たちはいつまでも家に引っ込んでいるのが苦痛やというのが、受話器の向こうから伝わってくる。私かて無人の校舎で机や椅子を消毒液で拭うたりなんて仕事はいつまでもしていたくないしな。それに、教員なんて生徒がいて授業をしてなんぼという仕事です。この1週間、めまいに苦しみつつも出勤し、出勤してるのに生徒もいてへん授業もでけへんという苦痛を味わうてるのや。
 生徒の声を聞くと、ちょっとは元気になる。早く学校を再開してほしい。早く生徒たちの顔を見たい。そしたら自律神経も多少はしゃんとしてくれるんやないかという気がする。

nice!(0)  コメント(0)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感