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「アホぼん」と高校生 [演芸]

 「なにわ芸能」の授業で生徒たちに松竹新喜劇を見せたところ、感想ではかなり評価が高かった。もっと「古臭い」とか「わからん」とかいう感想が多いかと思うたけれど、意外にそうでもなかった。藤山寛美の「アホぼん」がただのアホやなく、純粋な人間がずばりと本当のところをまわりに言うという役回りなのがかなり印象に残ったらしい。というか、たぶんがちがちに気を遣うような(常に空気を読むことを求められたりするなど)環境にいるため、思うた事を率直に言う「アホぼん」に対して感じるところが多かったのかもしれん。まあこれはあくまで私の推測でしかないけれど。
 よう考えてみたら、今の大阪の演芸には「松竹新喜劇」的なものがないから、かえって新鮮に感じたのかもしれんな。
 さて、次は「吉本新喜劇」を見せる番。これの感想は夏休み明けの授業ということになる。どういう感想が来るか、寛美中心の「松竹」を見てから往年のギャグ役者チーム混成の「吉本新喜劇」をどう見るか。
 いやあ、いろいろと見せてみるものですねえ。10月以降、後期にはまた同じ授業を別な生徒に対してやることになるけれど、また違う感想が返ってくるのか。予測が外れることが多いだけにまたこれも楽しみでありますね。

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高慢キャラ [テレビ全般]

 愛すれどTigers「鳥谷逆転弾、金本決勝打で今季初の対G勝ち越し」を新規更新しました。

 私はテレビのバラエティを見ないからよう知らん人なんやけれど、今度婚約発表したタレントで形成外科医の西川史子という人は「高慢キャラ」で売っているのやそうです。で、婚約発表したらこんな感じ。以下、朝日新聞のサイトより引用。

““高慢キャラ”は崩れ去った。タレントで形成外科医の西川史子(38)が19日、都内で婚約報告会見を開き、元東京・葛飾区議の会社役員・福本亜細亜氏(35)について語った。交際相手の条件に「年収4000万円以上」を挙げていた高飛車ぶりが消え「(結婚は)お金じゃなくて、愛ですね。お金より大事なものに気づいた」とメロメロ。幸せオーラを漂わせていた。
 自らを「つまんない女になっちゃって」と形容するほど、西川は結婚を夢見る普通のお嬢さんになっていた。「プロポーズは7月7日の午後7時に受けました。ロマンチックじゃないですか。乙女なんですよ、私は」。結婚を決めた理由について「一緒にいて楽しい。ディズニーシーとか行っちゃって。私生活がすさんでないと毒は吐けないので、お仕事はあがったりです」と笑顔。ラブラブな毎日のおかげで、毒舌の切れ味を欠いているようだ。
 ミス日本の美ぼうに高収入。強い女の代表格が、自らの弱さに気づき、結婚へたどり着いた。「女も38歳になると、独り寝の寂しさがあるわけですよ。体力もなくなってきますし、白髪が生えたり、疲れが取れにくかったり。彼に入り込まれたのは、そういうところ。初めて弱いところをみせました」。低収入の男性をはね返してきた高慢な態度は消え、素直な自分を受け入れてもらった。化粧なしのすっぴんを見せるのも、男性では福本氏が初めてだったという”

 つまりこれって、単なる「高慢キャラ」から「ツンデレ」に変化したということやないのではないのか。なんか底の浅い人物であるように感じるけれど、新聞記者も「高慢キャラ崩壊」なんて書かずに「西川氏“ツンデレ”に」くらいにまとめてくれたらわかりやすかったのにね。
 それとも「ツンデレ」という言葉はまだ一般的ではないということなんですか。そういうことか。

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母校訪問 [日常生活]

 昨日は5月に亡くなった高校時代の恩師をしのぶ会として、母校に24年ぶりに入ることができた。文化財級の建物なもんやから、建て直しもしてないし、私らが通学していたころそのままの形で残っている。
 ひととおり見て回り、案内役の副校長先生にお礼を言い、場所を学校の近くのお好み焼き居酒屋に移す。同窓会というのは一瞬にして高校時代に戻ったりするもんなんやけれど、戻ったまま今の仕事の話や子どもの話をしたりするもんなんやから、なんか不思議な感じです。
 次回のしのぶ会の日程を決定し、三次会は喫茶店。すっかり遅くなってしまい、日記の更新もままならず。帰宅して録画しておいた相撲と野球を見てから夜と朝の境界線みたいな時間に就寝した。
 それにしても、こうやってしのぶ会を教え子に開いてもらえるなんて、恩師がうらやましい。私はけっこう生徒と距離を置きつつ接していくタイプなんで、こんな風にしてもらえそうにないなあ。

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秀の山親方定年退職へ [大相撲]

 タイガースは9回表に3本のホームランで逆転。ジャイアンツの抑え投手越智にはこれまで何度もやられてきたけれど、いつもそうはいかんという意地を見せられた。やあ、嬉しいもんですなあ。

 試合終了後は録画しておいた相撲中継を見る。元関脇長谷川の秀の山親方が向正面のゲスト解説。とうとう定年なんですね。私が相撲を見だした頃はもう大関候補とはいえんようになっていたけれど、三役の常連で若手の関門みたいな存在やった。
 いつやったかの春場所を見に行ったとき、案内のお茶子さんが指定席に連れて行ってくれるのにエレベーターに乗ったことがあったが、途中の階から秀の山親方が乗ってきて私は大いに緊張したことでありました。
 私が子どものころに活躍していた親方が次々と定年退職を迎えている。それだけ自分も年を取ったということなんやけれど、いわば相撲の楽しさを教えてくれた個性豊かな力士ばかり。その中でセオリーに忠実で正攻法の相撲を取る長谷川関は(男前でもあったし)かっこいい力士やった。今後はテレビ解説にもちょくちょく出てきてほしいのです。現役時代の殊勲インタビューで理路整然と取り口を語れるのは長谷川関と栃東関(父)が双璧やったなあ。
 今日も正面解説の北の富士さんという弁の立つ相手を立てつついなす。ほんまにまたゲストでもレギュラーでもええからNHKの放送席に座ってほしいですよ。

 7/19(日)は「たちよみの会」の例会です。多数のご参加お待ちしています。

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サンテレビの提供テロップ [テレビ全般]

 サンテレビで野球中継を見ていて笑いました。
 番組が始まる時に「この番組はごらんのスポンサーの提供でお送りします」というアナウンスとともに、甲子園球場を背景にスポンサーの会社の名前がテロップではいる。これは別に他のテレビ局でもやってることですわ。
 サンテレビの場合、意図的に視聴者を楽しませようとしているとしか思われん時がある。例えばこれ。

島津大師堂
公友社

画面に仏壇屋と葬儀屋の名前だけが並んでる。多数あるスポンサーの中からわざわざこの二つを抜き出して並べてるわけですから、これはわざとやないかなと思うてしまう。
 さらにすごいのがこのパターン。

林原
アスカ・コーポレーション

 匂うよね、匂いますよね。数あるスポンサーの中から「新世紀エヴァンゲリオン」を連想させる会社をわざわざセットにしてテロップを出すんですよ。
 いったいどんな人が担当してはるんか、興味深いところでありますね。

 7/19(日)は「たちよみの会」の例会です。多数のご参加お待ちしています。

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そういえば祇園祭 [季節ネタ]

 京都にいてたら宵々山の賑わいなど実感できるんやろうけれど、結婚して大阪に転居してからは「たちよみの会」がうまく日程と重なる時やないと足を運ぶことがなくなった。
 大学時代は大丸百貨店でアルバイトをしていたので、バイト仲間で歩行者天国に繰り出したものです。「ナンパしようナンパ」てなことを調子よく言うてるやつほど女の子によう声なんかかけられなんだなあ。ああ青春。
 人混みは昨日の甲子園でもう腹いっぱい。今日はまだ疲れが抜けず、日中は気温も高く(35度もあったそうな)仕事するのも大変でした。
 というわけで、祇園祭の山鉾巡行は明後日。女鉾も参加できるようになるのはいつの日か。その時は平日であってもぜひ見に行きたいものです。

 7/19(日)は「たちよみの会」の例会です。多数のご参加お待ちしています。


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甲子園という空間の共有 [プロ野球]

 今日は甲子園でタイガースとドラゴンズの試合を見る。3試合目でようやく勝ち試合を見られた。短縮授業の期間なんで、それを利用して時間休を取り早目に甲子園へ。警備員の人たちやら売店の人たちが準備をしている様子なんかを見られて、これはこれで楽しい。
 試合は桧山を見られた上に勝ち越しタイムリーを打ってくれる、球児を見られた上に「あと一人」「あと一球」コールもできた、ドラゴンズの中田が降板する時には「蛍の光」を気持ちよく歌えた、と楽しいことずくめですわ。
 甲子園から電車で梅田まで戻り、地下鉄に乗り換えて最寄り駅まで行くと、私の前をタイガースの応援ユニフォームを着た人や、甲子園で配っていたタイガースのうちわを手にしている人が歩いていたりして、ああこの人たちと時間と空間を共有してたんやなあ、その余韻みたいなものがこんなところに残ってるんやなあなんて考えたりした。自分の家の比較的近くにそういう人がいるというのは、タイガースくらいの人気球団なら当たり前なんかもしれんけど、やっぱりなんか奇妙な感覚を覚えたりするね。

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生きた教材になるか [教育]

 愛すれどTigers「連日の延長12回の熱闘も4連敗」を新規更新しました。

 やっとこさ衆議院解散総選挙の日程が明らかになった。選挙は8月30日。実は勤務校ではすでに夏休みも終わり、授業が始まっている。「現代社会」の授業ではまだ政治の分野には入ってへんと予想されるけど、政権交代の可能性もあるとなれば、教科書の目次は少し無視して民主主義と政治についての学習をそこにぶち当ててもええな。生きた教材というやつですわ。これがお盆選挙みたいなことをやられてたら、鮮度が落ちて生徒に興味関心を持たせることがでけん。麻生首相、これだけはほめたい。
 昔、中学校で世界地理を教えている時、ちょうどソ連と東欧を教えるところで「ベルリンの壁崩壊」「ソ連消滅」という大事件が起き、教科書は使えず新聞や雑誌を教材に授業をしたら、生徒たちが目を光らせて食いついてきたのを思い出す。そこまではいかなくとも、もうじき選挙権をもつことになる若者たちに、民主主義とはどういう理念のものかを教える格好の機会になるのだけは確かですわ。
 さて、その時はどんな結果が出ているのやら。楽しみですなあ。

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かしまし娘健在 [テレビ全般]

 朝から起きて「ボクらの時代」というトーク番組を見る。昔「素晴らしき仲間」という仲間が集まって昔話をしたりする番組があったけれど、それに近いテイストのもの。
 先週は、藤子不二雄A、ちばてつや、さいとうたかをという異色の顔合わせ。今週はかしまし娘の三姉妹が鰻重を食べながら雑談。長女の歌江師匠が79歳。とはみえん。若いですよ。次女の照枝師匠は一人息子の嫁である磯野貴理さんの話など。三女の花江師匠は亡くなったご主人との思い出などを語る。
 ということに結果的にはなったけれど、「いやや、うちも正司のお墓に入りたい」「うちはひっそりと密葬をしてほしいって、息子夫婦と花江ちゃんだけにお願いしてる」「その方がええわあ」なんちゅう話ばっかり。
 それが全然陰気にならん。なんかもう明日のおかずの話みたいな調子でやるのね。で、がちゃがちゃと話をしているかと思うたら、ちゃんと受けたり落としたり突っ込んだりのコンビネーションが三姉妹の間で成立している。
 これが「芸」です。それを高校生たちに伝えたいと悪戦苦闘しているんやけれど、まあこればっかりは数を見てこんとわからんかもなあ。なるべく生で。

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西では沈んだ太陽が [プロ野球]

 大相撲小言場所「平成二十一年名古屋場所展望~日馬富士の連覇なるか~」を新規更新しました。

 プロ野球阪神タイガースの藤田太陽投手と埼玉西武ライオンズの水田圭介内野手のトレードが成立した。水田選手は西武ドームでお別れの胴上げをしてもろうたらしい。水田選手については守備と走塁のエキスパートということなんで、タイガースに手薄な代走選手として活躍を期待したい。
 で、藤田太陽投手です。ドラフト逆指名という期待の星、いや太陽。体格もよく、重いボールを投げ込む投手で、オープン戦序盤はいつも好投をして期待されるのに、公式戦が近くなると打ち込まれ始めるという、いわば精神面での弱さが目立った。長らく名前の太陽で登録していたけれど、今年から登録名を藤田に戻して心機一転、というシーズンやったけれど、結局2試合ほど中継ぎで投げただけで二軍落ちした。
 西では沈んでいた太陽やけれど、東に行って中継ぎのスペシャリストとして昇ってきてほしいものです。それだけの実力はあると思うんやけれどね。

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