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その手があったかシンケンジャー [テレビ全般]

 戦隊シリーズ初の女性の「レッド」が(数話とはいえ)実現した「侍戦隊シンケンジャー」はいよいよ大詰め。最後まで姫がシンケンレッドのまま終わるのかなあ、それはないよなあ、主役はやっぱり年間通してやってきた殿様やんかなあ。てなことを思いつつ見ていたら、姫は切り札が敵のボス、ドウコクに通用せず大怪我。このままでは戦えないとなってしまう。ただ、シンケンレッドは当主がなるもの。そこで姫が影武者の殿を真の当主にするために打った手は!
 以降はまだ見てない人のために伏せておきますが、武士の家という設定を十二分に生かした手を使うんですな。脚本の小林靖子さんはもしかしたら時代劇の脚本も書けるんでは。
 というわけで、次週は最終回。こうなったらシンケンイエローことはちゃんの淡い恋心も成就させてあげてほしいなあ。
 ともかく、ここ数年の「戦隊シリーズ」では出色のシリーズやったと、そない思います。

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J・D・サリンジャーの死 [追悼]

 J・D・サリンジャーさんの訃報に接する。死因は老衰。享年91。
 大学時代に「九つの物語」を読んでみた。「バナナフィッシュにうってつけの日」なんてタイトルはかっこよかったけれど、今ひとつぴんとくるものがなく、結局縁のない作家となった。
 映画「フィールド・オブ・ドリームス」に登場する作家のモデルがサリンジャーやという。この映画は「哲学入門」という授業で毎年のように生徒に見せていたので、その作家の印象は強い。彼はとうもろこし畑の中の球場に足を踏み入れ、シューレス・ジョー・ジャクソンの誘いに応じて“あちら”の世界に行ってしまう。
 サリンジャーの死因が老衰と知って感じた。
 たぶんとうもろこし畑の向こう側に行ったんやなかろうか。
 というわけで、私にとってのサリンジャーは小説家キンセラが作り上げた架空の人物やったりするのですね。
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朝青龍の窮地 [大相撲]

 ついに年貢の納め時がきたか。
 場所中に暴行事件を起こした朝青龍が虚偽の報告をして厳重注意にとどまっていたのが、真相が露見して一般人に手を出して負傷させていたと、こらもうあかんでしょう。
 相撲の横綱の品格のという次元の問題やない。格闘家は自分の力を律して、一般人には決して手をあげんと、これは当然のことであります。泥酔してそれがでけなんだということは、格闘技のプロとしての自覚が何にもないということになる。
 しかも、すぐにばれる嘘をつき、その場しのぎでごまかして逃げられるやろうというような考えの甘さ。これは格闘技も何も関係ない。一般の社会人としても失格でしょう。
 今後、被害者が被害届を出すかどうかによって展開も変わってくるやろうけれど、こういう人物が横綱でございと君臨してしまうと、下の力士にも影響が表れることもあろう。
 引退勧告や解雇を通告される前に、自ら身を引くべきやないかな。
 そう、年貢の納め時。わがまま放題の暴れん坊を待つのは果たしてどういう運命か。

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豪語と不安 [プロ野球]

 いきなり不安になりましたよ。タイガースの新外国人投手ランディ・メッセンジャーですわ。朝刊を読んだら、「自分はアグレッシブに攻める投球スタイルが持ち味。初球は真っすぐで入る。打たれるまで真っすぐで押して、打者を攻撃するよ。やられるまで変えようとは思わない。真っすぐに力があるのを見せたい」なんて強気なことを言うてる。
 その真っすぐをミートしてこっつんこっつんとセンター返しではじき返し、ランナーに出たらちょろちょろ動き回るのが日本の野球やねん。すぐにその餌食になりそうな気がしてきた。
 だいたい来日してすぐにそんな言葉で自分をアピールしようとする外国人はあまり活躍でけんように思う。一度も日本のチームと対戦したことがないんやから、でかい口はたたき放題やもんな。
 まあ、メッセンジャーがあかなんでも、若い投手をどんどん使うていったらよろし。メッセンジャーが私の不安なぞものともせん活躍を見せてくれたらなおよろし。そのためには、もう少し謙虚な姿勢も見せた方がええと思うよ。

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幼稚園教諭を呼ぶ時 [テレビアニメ]

 深夜アニメの「はなまる幼稚園」の主人公は男性の幼稚園教諭。着眼点はなかなか面白い。ただ、気になることがある。私の記憶では、幼稚園ではかつては先生は苗字やなく名前で呼んでいたと思う。「てつこ先生」とか「つじこ先生」とか、そんな感じ。
 そやけど、「はなまる幼稚園」では「つちだ先生」やとか「やまもと先生」と園児は苗字で呼んでるんですな。
 最近ではそうすることになったのかなあ。
 ちなみに、私の教え子が養護教諭(保健室の先生のことです)の資格を取り、幼稚園に勤務しているんやけれど、彼女の場合は苗字で呼ばれているそうです。ただ、保健室の先生の場合は他の幼稚園教諭とはまた違うかもしれんしなあ。
 なんだか気になる。幼稚園では今は苗字で先生のことを呼ぶようになってるんやろうか。誰か教えてください。
 ところで、最近幼稚園児のことを「幼稚園生」と言う人をちょいちょい見かけるんやけれど、これも最近はそう呼ぶことに変わったんかしらん。なにしろ子どもがいないもんやから、幼稚園のこととなるとさっぱりわからんのです。

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アンネ・フランク [教育]

 世界史の先生が休んだので、自習監督を依頼される。急な休みやったんで、なにか世界史に関するビデオを見せてほしいとのこと。
 うーむ、困った。私の専門は倫理なんで、「ソフィーの世界」みたいな映画のDVDはある。知的障碍生徒の自立支援コースを担当していた関係で、障碍者理解のために「レインマン」「アイアムサム」「マラソン」などのDVDも手元に置いてある。「なにわ芸能研究」のために漫才や落語、文楽のDVDはこれはもうかなりの枚数を常備している。
 しかし、世界史に関するDVDは用意してないのですね。
 6年前に人権・平和学習に使えんかいなと購入してあった「アンネ・フランク」という映画のDVDくらいしか手元にない。ええい、ままよ。これを見せてやれ。
 とはいえこの映画、3時間を超える長尺もの。わずか50分で全てを見せるのは困難です。ならば、世界史の学習としてはナチスドイツがユダヤ人に対して何をしたかというところを見せるのがよかろう。
 というわけで、フランク一家が収容所に入れられるところから戦後、父オットー・フランクが娘たちの消息をたずねるところまでを見せた。
 ようでけた映画だけに見せてるこちらまで辛くなった。アウシュビッツに連れていかれてすっぱだかにされ番号を腕に彫り入れられたり、髪を切られて坊主見たいにされたり、収容所でアンネの姉が病死したら、周りにいた老女たちがはぎ取るように靴下を脱がせて逃げ去ったりと、人の嫌な面がこれでもかこれでもかと描かれる。
 内容はわかってたんやけれど、購入した時に見たきりやったから、細部は覚えてなんだからね。こういう現実に即したものを見せる意義はあると、自分なりに確信して見せたのではあるけど。
 授業終了時、生徒たちがどよーんとした雰囲気になってしもうていた。自分の持ち授業でもないのに、こんな空気を作ってしもうてええんか。しかも3年生は明後日から期末試験やから世界史の高校最後の授業ですぞ。明日の朝、担当の先生がもし出勤してきたら、ちゃんと説明しとかんとあかんなあ。

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社会科見学 [テレビアニメ]

 最近、アニメで気になることがある。社会見学のことをなんでかしらん「社会科見学」というのね。私も教員生活は(講師時代を含めて)20年を越したけれど、いまだかつて「社会科見学」なる言葉を使うたことがない。中学校でも、養護学校でも、高校でも、すべて「社会見学」であります。
 社会科というくくりにしてしまうと、例えば歴史的建造物や寺院、あるいは工場や新聞社など社会科で学ぶものに見学先が限定されてしまう。「社会見学」はそういった教科の縛りのない、社会全体にあるものやったら何でもいける便利な用語なんですね。
 京都の学校でも大阪の学校でも「社会科見学」なんていう言葉は使用しない。ただ、他の地方に関しては私はわからん。もしかしたら関東では「社会科見学」なんていうのかな。それとも脚本家が「社会見学」を「社会科見学」と思いこんで間違えた書き方をしてるんかな。そういう間違いには誰もチェックを入れんのやろうか。
 どうもひっかかる。誰か教えてくれい。

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その口でそれを言うか [日常生活]

 大相撲小言場所「初場所をふりかえって~土俵より理事選挙~」 を更新しました。

 今日もテレビと午睡と読書で一日はふけた。
 新聞紙上は「小沢一郎」一色。まあもともと自民党の人なんやから叩けば埃は出ましょうよ。事情聴取の直後に記者会見を開いたのはさすがスキャンダルで倒れた政権をずっと見てきただけのことはある。下手に取り繕うよりも表に見せてしまう方がよいとの判断なんやろう。
 それにしても自民党の幹事長あたりが「民主党の政治資金疑惑」を追求する姿はなんか滑稽な感じがする。あんたら、その口でそれを言いますか、というところ。
 最も滑稽なのは、自民党の人たちがその自分の姿が滑稽やとわかってないところかもしれへんね。なんかブラックジョークの世界ですわ。
 それが現実に国政を舞台に演じられていると思うとたまらんけどね。

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結束する理由 [プロ野球]

 今朝の新聞によると、金本選手は契約更改の記者会見でこんなことを言うている。
「今すごい、選手間では……。プロ野球に入って19年目ですが、こんなに選手が結束して優勝に向かって、優勝したいという気持ちが強いのは初めてなんで。この結束力を崩さないように、このモチベーションを維持したまま、優勝に向かっていきたいと思います」
 そこまで選手を結束させるものって何なんやろうと、記事を見ながら思うていた。
 去年悔しい思いをしたから、その悔しさを喜びに変えようという気持ちが強いんかな。
 夜、その結束の理由がわかった。
 サンテレビの「熱血!タイガース党」という番組でゲストで出演していた新井選手がこういうことを言うたんです。
「優勝したら、なんとか(引退した)赤星もグランドに呼んで、胴上げをしたいんです」
 赤星選手は突然の引退でもちろんセレモニーはしてへん。春のオープン戦での引退セレモニーも赤星の側から「オープン戦とはいえ、開幕直前の大事な調整の場です」というて辞退した。
 それやったら赤星のためにもがんばろうという、なんかもう泣ける話やないか。そらもうモチベーションは高まるわな。
 赤星がいなくなる。それが結束を強める。それだけ重い存在やったんやなあ、赤星は。

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ワッハ上方の職員の方と [演芸]

 今日は授業の一環として「上方演芸資料館・ワッハ上方」へ生徒を30人ほど連れていく。新しい展示品が増えているわけやないので、私は職員の方と雑談。私の話が多少は参考になったということなんで、まあよかった。来週月曜にはまた別の生徒を30人ほど連れていく予定。資料館存続に向けて、ほんのわずかでも力になれたらと思う。
 職員の方たちも来館者増のためにいろいろと工夫はしてはるんやけれど、一番効果的なんは展示室内にある「上方亭」に若い漫才師を出演させることやそうな。彼らは追っかけの高校生の女の子たちを連れてきてくれる。「上方亭」は舞台と客席の間がとても近いから、同じビルの地下にある「BASE吉本」で見るよりも迫力があるかもしれんぞ。
 きっかけはなんでもええの。好きな芸人を生で見たい、でもええし、学校からの見学でもええ。それが次につながってくれたらええんですわ。

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