ビッグボス雑感

　愛すれどTigers「大山大爆発、ビッグボスを粉砕」を更新しました。

　昨日は妙に早寝して、真夜中に目覚めて日記を更新、なんてことになったんで書こうと思えていたことが書けなんだ。
　日記を更新したりなんやかんやしたあと仮眠して、通常の朝に起きる。今日は出勤日。変な寝方をしたので仕事にならないんやないかと心配していたけれど、ごく普通に仕事。今日は定期考査。試験監督や採点などをして、定時に退出。
　帰宅後はやはり疲れていたのか寝床でごろごろ。明日は明日でごろごろするのかな。
　昨日まで、タイガースはファイターズを迎えての３連戦やった。試合の経過などは「愛すれどTigers」に書いたのでそちらを読んでいただくとして、甲子園に戻ってきたビッグボスについての雑感を書いておく。あ、ビッグボスというのは正式な登録名。新庄監督と書くのは間違いで、書くなら「ビッグボス監督」と書くべきなのです。誰もイチローさんのことを鈴木一朗さんとは書かんでしょう。そこらあたり、新聞記者も混乱しているのか「新庄ビッグボス」とか書いたり「ビッグボスこと新庄監督」なんて書いたりしている。スポーツ紙の記者なんやから、そこはちゃんと登録名で書かんとあかんと思うよ。
　で、ビッグボス。自分自身もそうやけれど、若い頃のことが一番楽しい思い出としてよみがえってくる。大学で同人誌の編集をしていたころ、ＳＦ大会のスタッフをしていたころ。書評をＳＦ誌に連載していたころのこと。ＳＦのイベントで同世代の作家たちとおしゃべりしたりしていたこと。ほんまに楽しかった。ビッグボスにとってはやはりタイガース時代というのは特別な思いがあり、甲子園という聖地に対する畏敬の念は格別なんやろう。矢野監督とメンバー表を交換したあと、甲子園のスコアボードに一礼した初戦。スマホで甲子園をバックに自撮りした３戦。ここでは選手たちと一緒に記念撮影までしている。
　偶然とはいえ、監督就任の年に交流戦で甲子園にきたというのも、ビッグボスと甲子園、そしてタイガースとが今もつながっていると感じさせる。来シーズンの交流戦ではタイガースが北海道遠征となる。本拠地で古巣を迎え撃つというのも感慨深くはあろうけれど、やはり甲子園というのは別格なんですよ。そして、高校野球で甲子園をわかせた選手を優先的に起用したりしているというのも、やはりビッグボスの甲子園に対する思い入れの現れやなかったか。そやなかったら、今季は中継ぎとして起用している吉田投手をわざわざ先発させたりしないと思う。
　ビッグボスが若き新庄剛志やったころの思いが、そこかしこで見られた３試合やった。でなかったら、敵である大山選手のホームランに拍手なんかせんと思う。
　こんなことまで言うてる。「燃え尽きて、次の試合ができるかな」。ファイターズでの現役時代、球団関係者から渡されたタイガース時代のユニフォームを着て練習したのも、甲子園のファンを喜ばせたいという思いと、タイガースのユニフォーム姿で甲子園の土を踏みたいという思いがあったからやろうしね。
　ビッグボスは、敵将ながらタイガースファンであることを隠さん稀有な存在なんやと思う。