風邪のコーダ

　起床して、体はだいぶ軽やかに動けるようになっていたけれど、のどと鼻はすこしましになったという程度。２日間寝倒したんで、いきなり職場復帰は無理と判断。会議の資料はメールで送り、電話で欠勤を伝える。もう一人の担任さんには申し訳ないと思いつつ、もう１日だけ猶予をもらうことにした。今度穴埋めをしなければ。
　で、今日もひたすら寝る。とにかく寝る。やたら寝る。夕刻起きて、すっかり熱も下がり、食欲も元に戻っていた。
　妻によると体の動きのキレが戻ったらしい。ここ数日はかなりのろくさのろくさ動いていたんやろうな。
　というわけで、とんだゴールデンウィークであります。明日以降はほんまに連休。用事は１日だけしか入ってへんので、明日はかかりつけの医者に行き、残りはすべて養生にあてよう。ま、これで風邪も回復に向かいつつあるので、今日あたりからコーダに入ったということかね。
　結局、昨年１年間我慢し続けた緊張の糸が切れて、どっと疲れが押し寄せてこうなったということかなあ。

風邪のフーガ

　さすがに２日連続で寝倒すと、疲労も回復し体調も整ってきたか、夜になると痰がかなり切れるようになってのどの痛みはぐんとましになってきた。
　と思うたら、今度はやたらくしゃみが出る。のどの風邪がピークを越したら、今度は鼻の風邪が力を発揮してきたらしい。風邪のフーガというのか、遁走曲追いつ追われつというわけです。発熱は昨日よりましになってきたとはいえ、まだ夜には３７．１度はあった。あまり仕事を休むといかんのやけれど、明日の朝の様子次第ではまた休暇を取らんならんかもしれん。治りかけに無理をするとかえって悪くなるしなあ。
　とりあえず今日は久しぶりに入浴して湯冷めする前に布団にもぐりこんで寝よう。
　明日、会議で出さねばならん書類はメールに添付して部長に渡すか。
　あ、なんやもう休む気満々やないか。
　いやいや、明日の朝の様子を見てから。
　それにしてもこれだけ本格的出直りの遅い風邪は久しぶりや。それだけ年を取って体力が落ちているということなのかねえ。

準備万端整え欠勤

　ついにダウンしました。
　朝から鼻の奥とのどが壮烈に痛い。炎症！というのを主張するかのごとき痛みなり。
　熱はあがりかけの３７．２度。昨日、仕事が終わったあとしばらく動かれなんだのを思い出した。無理しすぎたか。
　というわけで、職場と家が比較的近いので、原チャリをとばして早朝に職場に行き、持ち授業の自習課題や自習監督の方に対する指示書みたいなものを作成し、担当者の机上に置く。それ以外にも今日のホームルームに関してもう一人の担任さんに依頼のメモを書き、今日は飲み会の予定やったので幹事さんに欠席のメモを書き、今日予定されていた会議の議長さんに欠席のメモを書く。これだけしたらまあなんとかなるやろ。
　退出時に出勤してきた教頭に会いあいさつ。
　かくして帰宅してからはひたすら寝る。昼食のために起きて妻の買うてきた海苔巻などを食し、また寝る。１８時過ぎに起き、ラジオとテレビでプロ野球観戦。夜に体温をはかったら３７．５度。滋養のつく飲み物などを妻が用意してくれたので、水代わりにひたすら飲む。
　薬でなんとか症状は抑えているけど、明日もしっかり休養を取ったら、まあなんとかなるやろう。
　というわけで、今から寝ます。
　ああのどが痛い。ごほごほごほ。

本格的に風邪

　今日は更新が早いでしょう。朝から熱っぽく、風邪薬でなんとか抑えて仕事をしたんやけれど、家に帰ったらもうダウン。妻は「早く日記更新して寝なさい」と。私もそう思う。あなたもそう思う？
　今流行ってる風邪は咳の風邪みたいやね。のどが痛いししょっちゅうけほけほ言うてます。体はだるいし重いし舌は荒れるし。それでも食欲はそれほど落ちてへんのだけがありがたい。
　というわけで、２２時台の更新なんて久しぶりですなあ。あとからまとめて読んではる方には関係ないですか。
　はやく２９日にならんかなあ。ゴールデンウィークよ来たれ！

琉神マブヤー

　愛すれどTigers「フォッサム来日初勝利」 を更新しました。

　ああ、ＢＳ１１で放送されていた「琉神マブヤー」が最終回を迎えてしもうた。この２週間、毎日楽しく見ていただけに寂しいなあ。
　これは沖縄で大人気のご当地ヒーローなんやけれど、ドラマとしてもぬるさの中にしっかりとしたテーマがこめられていて、なにより役者さんをはじめとするスタッフ一同が楽しくみんなで力を合わせて作り上げているというのが伝わってきてほんまに楽しかった。
　ドラマの後についていた「ウチナーが琉神マブヤーでデージなってるスペシャル」というコーナーも「岩次郎先生のウチナーグチ講座」など沖縄への愛を前面に打ち出していてすごく心地よいものやった。
　私の好みではマングースの怪人「マングーチュ」がよかったなあ。
　第二部も制作決定とか。それもぜひ見たいものです。
　東京発全国ネットの番組よりもローカル局制作の番組には「愛」というか「思い入れ」というか、なんか気持ちがこもっていてええよねえ。

角を矯めて牛を殺す

　トップアスリートというのは微妙な身体バランスをコントロールしながらベストな状態を作れるように日々研鑚しているんやということは、運動をしない私でも何とか理解できる。
　そらあなた、小学生のころから野球や相撲を見続けてきて、観察だけは長年やってるし、過去と現在の比較検討できるだけの知識の蓄積もある。
　例えば今年からマリーンズでプレイしている今岡誠選手なんか、ばね指という症状に長年苦しみながらその症状とうまく付き合い首位打者や打点王のタイトルも取った。そやのにばね指の手術をした翌年から微妙なバランス感覚にゆがみが生じたか、あの天才的な打撃ができなくなった。
　例えば横綱貴乃花。理想的に均整の取れた体型を維持し、下半身で相撲を取る方を完成させていた。それでも曙や武蔵丸といった大型力士に馬力で負けるからと一気に体重を増やした。そしたら絶妙なバランス感覚を失い膝を痛めて力士生命そのものまで縮めてしもうた。
　で、今季のタイガース安藤投手ですわ。オフシーズンに８kgの減量をした。体のキレを取り戻したいから、というわけ。ところがその結果、球に体重を乗せることができなくなったか速球の力がガクンと落ちた。しかもスタミナ切れを起こすのか調子のよい時でもなんとか抑えられるのは５回まで。試合の途中でガクンと球威が落ちめった打ちを食らうようになった。今日の試合でいいところなく早々とマウンドを降り、明日からは二軍で調整やそうな。
　角を矯めて牛を殺すというけれど、完全なものにしようとして「変化」をつけるとよかったものまで失うことがよく見られる。安藤投手が陥ったのはそんな「罠」やったのかもしれんね。ただぶくぶくと太るのはようないけれど、二軍ではまず体重を増やすことに専心して、もとの姿を取り戻してほしいものです。

擦り切れた感性

　今日は完全休養日。
　ただし、いつもの週末と同じく半日以上テレビを見ていたので疲れがとれたかどうかわからん。
　何十年振りかに「美亜に贈る真珠」（梶尾真治）を読み返す。若いころ感じた感動が全くわき起こらんのが悲しかった。それどころか読みながらあちこちツッコンでいる自分が悲しかった。
　ああ、この擦り切れた感性をなんとしよう！

二色の浜へ遠足に

　ふだん都市部で生活していると、海なんかまともに見ることがない。
　そやから、たまに海を目の当たりにすると「おおおおっ」と言葉にならない感動があったりする。
　てなわけで、今日は遠足。クラス単位で行く遠足なんで、近隣の緑地公園に行くクラスやら奈良や京都に観光に行くクラスもある。私の担任するクラスは「海でバーベキュー」という生徒のリクエストをもとに二色の浜海浜緑地公園へ。
　昨日よく降った雨もやみ、曇天ではあったけど南海二色浜駅からえんえん歩いてバーベキュー場に。生徒たちの自主性に任せ、ほとんど口出しはせず、「着火剤が足りない」と言われると買いに走ったりというような裏方に徹する。生徒たちはのびのびとバーベキューを楽しみ、食べ、しゃべり、遊んだ。やけどをする生徒も出ず、まずは成功。
　残り時間を海岸で遊び、現地解散。まだ残って遊びたい者は残り、早く帰りたい者は駅までこれまたえんえん歩く。
　海はええなあ。
　私ら引率教員も生徒たちも海岸で水平線を見ながら広く大きな心になった。
　水上バイクの乗り手たちが、生徒たちの拍手にこたえて５回連続回転ジャンプやらいろいろと曲乗りをして見せてくれ、これもまた眼福。
　新しいクラスの友だちともすっかり打ち解け、みんな笑顔のうちに解散した。
　こんなにうまいこといってええもんやろうか。そう思うほどええ遠足やった。
　とはいえ歩く量も多かったから、かなり疲れましたねえ。今こうやって日記を書いていても眠くて眠くて。
　では今から寝ます。
　おやすみなさい。

新しいものもやがて古くなる

　舛添氏が立ち上げた政党の名前が「新党改革」やとか。ひたすら新しくすることだけを追求する政党なんやろうね。何をどう「改革」したいのかが政党の名称から見えてこないのはまあよくあること。「たちあがれ日本」となるとつい「たちあがーれたちあがーれたちあがーれがんだむう」と口ずさんでしまう。立ち上がってどうしたいんですか。わかりません。
　それにしても「新党」という名前はどうにかならんのか。どんな政党でも発足時はみんな「新党」なわけで、新しいものもやがては古くなる。もしこの新党が１０年もったとしても、１０年たってもまだ「新党」のままやったとしたら明らかに日本語としておかしいと思う。
　その上に「改革」でしょう。もしうまくいって「改革」ができたら、「新党改革」は一度自分の手でこしらえたものをまた「改革」するんやろうか。常になにかを変えんと気がすまん人たちが集まった政党というような語感がある。
　以前も書いたけど、「新党」というのはたいていは長もちはしない。　それを理解したうえで「新党」を名乗ったとしたら、それはそれでたいしたもんです。まあたぶんそこまで考えている余裕はなかったみたいな感じやけどね。　

前から甲子園

　友人からのお誘いで今年２度目の甲子園詣でであります。今回はバックネット裏の席。チケットの代金がちょいと高かったけれど、それは選手のコラボメニューの弁当つきやからです。私は「ブラゼルのパワー丼」というのを選んだ。選手メニューはいくつもあるんやけれどそこから一つだけ選べるチケットなんです。鳥のかば焼きと牛丼、そしてサラダが乗っかっている不思議な丼でした。チェダーチーズでブラゼルの背番号67を書いてあるのです。量はそこそこあって、おなかがふくらんだ。もっともゲン担ぎで入場してすぐに「甲子園カレー」を食べたからなあ。
　というわけで、前回は外野席からの美しい様子を写真に撮ったけれど、今日はバックネット裏からの堂々たる威容を撮ってみました。スコアボードのフォルムがええなあ。
　試合は１点を争う展開で見ごたえ十分。若い外野手の藤川俊介選手がファインプレーをしたときは、携帯を出してきてワンセグでテレビ中継を見ましたとも。いやいや便利な世の中になったものです。
　試合が早く終わったのと最後までもつれる展開で先に帰るお客が少なかったのと負けたせいでタイガースファンが一度に席を立ったのとで、甲子園の中の通路も阪神甲子園駅までの道中も改札前も駅構内の通路も直通特急の中もずっと人でいっぱい。試合を見ているよりも疲れたぞ。
　それにしても今季は２回足を運んで２回とも負けた。たまたまそういう試合に当たったせいだとはいえ、なんか私のせいで負けたみたいな気分になり、それはそれでけっこうつらいなあ。