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オーズも終盤 [テレビ全般]

 今日は完全休養日。1日休んだくらいでは疲れは取れません。というわけで、有給休暇の消化も兼ねて明日から少しお休み。
 平日であるにもかかわらず一昨日は忌引きで横浜まで日帰りで往復したり、土曜日であるにもかかわらず昨日は就職希望の生徒といっしょに企業見学に行ったりと、曜日感覚がなんやおかしなっていて、今朝は「べるぜバブ」やら「海賊戦隊ゴーカイジャー」やら「仮面ライダーオーズ」やら「スイートプリキュア」やら「ジュエルペットサンシャイン」やらをテレビで続けて見て「ああ日曜日なんやなあ」と実感した次第。どんな生活をしてるんや。
 そうそう「仮面ライダーオーズ」はいよいよ大詰めに近づいてきたな。グリードのなかでも知能犯的な存在やった金髪の兄ちゃんがやられたり、2人の主役というべきオーズとアンクが戦いはじめたり。あのグリードという「欲望をえさにする怪人たち」のうち、最後まで生き残るのは誰かなあ(アンクを除いて)。ああいう場合、いろいろと考えてそうなのは割と早くやられる。紅一点のグリードが先にやられるのでしょう。その紅一点に惚れている奴が次にやられるのかな。で、なんか一番何も考えてへんのだけが意味なく生き残ったりしそうやな。終盤を迎えてかなり楽しくなってきたぞ。

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伊良部秀輝の死 [追悼]


 元プロ野球投手伊良部秀輝さんの訃報に接する。享年42。自ら命を絶ったと報じられている。
 写真は阪神タイガースに移籍してきた2003年の4月に、この年のチーム初勝利、自身の移籍初勝利をあげたときのもの。プロとしてのキャリアの最後がタイガースで、しかも金本、下柳らと移籍1年目で大活躍をして優勝に導いたもんやから、タイガースOBというイメージが私には強い。とはいえ、若き日のマリーンズ時代に清原和博選手(当時ライオンズ)と繰り広げた名勝負はスポーツニュースでいつも大きく取り上げられていたし、ファイターズ監督の大沢さんが伊良部投手に抑えられた時に「千葉の海のイラブクラゲにさされたぜ」とコメントしてそれがニックネームとなりついには「イラブクラゲくん」(佐々木さいこ)という漫画にまでなったこともよう覚えています。
 彼が悪役扱いされたのは米メジャーリーグ入りの経緯からかなあ。当時ポスティングシステムなんかなかったから、マリーンズのフロントは渡米したいという彼の希望に応えるためにパドレスとのトレードをまとめたんやけれど、どうしてもヤンキースに入りたいという彼の希望をかなえるために代理人の団野村が画策してパドレス-ヤンキース間でのトレードを成功させた。当時の日本野球のファン心理からいうと、これはものすごいわがままに見えたんやろうね。というか、わがままな男・伊良部という図式をスポーツ紙や週刊誌などが作りあげてしもうたというのか。米球界ではこういうトレードはそれほど珍しいものでもないやろうに。ここらあたりから彼の日本人記者に対する不信感が強くなっていったんやないかな。
 マスコミによってつくられた虚像と実際の伊良部投手とはかなり違う人間やったらしい。私としてはタイガースを優勝に導いてくれた一人として感謝の念しかない。それだけに故障を理由に2年で戦力外となった時はちょっと寂しい思いがしたなあ。
 それにしても、42歳の若さで自殺とはなんともいたたまれん思いがする。特にここのところ近親者、SF界の巨星と訃報が続いただけに、こんどはプロ野球かと思うとほんまにきついよ。
 指導者としてその卓越した野球理論や豊富な経験を若い選手たちに伝えてほしかったけれど、残念ながらそれはならなんで終わってしもうた。いやほんまに残念としか言いようがない。
 謹んで哀悼の意を表します。

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儀式と死への尊厳 [追悼]

 今日は先日逝去した叔父の告別式。朝早くから起きて急いで支度し、新幹線で新横浜へ。そこからJRを乗り継いで保土ヶ谷からすぐの久保山斎場というところの近くにあるお寺で葬儀。
 真宗の門徒やから、葬儀の段取りは関西とだいたい同じかと思うたら、なんか効率化をはかってるのか、遺体を斎場で火葬する前に初七日の法要までやってしまう。ううむ、私は門徒とはいえ別に熱心な信者やないけれど、仏さんにならはる前に初七日間ですましてしまうというのには違和感があるなあ。
 斎場で火葬をしている間、関西ではロビーのソファーに座って遺族はお骨になるまで待つんやけれど、なんとここの斎場では待っている間に仕上げ膳を出してきた。そらまあ待っている時間を有効活用するという意味においてはここで食事するのは効率的かもしれんけれど、仕上げ膳というものは一通りの儀式が終わったあとに、故人をしのびながらお酒を飲んだり食事をしたりするものでしょう。なによりまだ遺体を焼いていると思うと落ち着いて食事なんかできたもんやない。
 ビールがまわって顔をほてらせてお骨拾いに。なんか罰が当たりそうな気分になる。関東の骨壷はばかでかいのをひとつ用意してそこにすべてをおさめるんですな。関西の場合、大小二つは用意して、分骨をしたりなんかする。まあそれは習慣の違いといえるからええんやけれど、お骨が骨壷に入りきらんからというて遺族の目の前でばりばりと壊し始めたのには、これはほんまに参った。遺族一同、自分の骨が折られているような気持ちになってしまう。特に故人のお孫さんたちはまだ小さく、そのばりばりと壊すさまを見て号泣。また、故人の実姉にあたる伯母も、実兄にあたる父も苦痛に耐えきれん。私やいとこたちはお骨を壊すところからはかなり離れて立ってたんやけれど、耳をふさぎたくなった。
 導師の和尚っさんよ、こんなんええんか。遺族を外に出してから見えんところでやるように言われへんのか。なんともやり切れん思いで寺に帰る。初七日の法要はとっくにすませているわけやから、還骨の読経なんてものはもちろんなし。和尚っさんの説法もなし。喪主である叔母があいさつをして葬儀は終了。
 儀式というものは故人との決別を厳粛に行うものやと私は思うている。そやから、宗派を問わず、「死」という事実を厳粛に受け止められるように手順が決まっているんやと思う。そやけど、儀式の手順の効率化といい、遺骨の破壊といい、そういった「死」への尊厳を感じさせるものやなかった。
 死への尊厳がないということは、生への尊厳もないということやないかなあ。久保山斎場だけがそうなのか、関東の葬儀がそういうものになっているのか。知りたいところですわ。
 新幹線で帰阪。帰宅してタイガースの試合をテレビで見る。こういうときやからスカッと勝ってほしかったけど、リードしながらも追いつかれて引き分け。世の中なかなかうまいこといかんものです。

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小松左京の死 [追悼]

 SF作家小松左京さんの訃報に接する。享年80。死因は肺炎。26日には亡くなってはったという。実は、同日、私の実の叔父が亡くなっていて、諸般の事情で告別式は明日。26日近辺に「朝から大事な電話があり、その電話のあとの第二報を一日中待つということになった。仕事がなかなか手につかず、落ち着かない一日を送る」と書いたのはその件。身内とSFの両方で同日に不幸があったことになる。なんともいえん気分で、今これを書いている。
 SF第一世代の中でも、別格が3人。星新一さん、小松左京さん、筒井康隆さん。私の中ではこのお三方は特別な存在なのです。私をSF小説の面白さに導いてくれたのは福島正実さんや眉村卓さんのジュヴナイルであり、SF的なものの見方考え方の種をまいてくれたのは手塚治虫さん(手塚さんは神様なんで、「別格」よりさらに上位にあるのです。為念)。そしてSFというジャンルを強く意識して読み始めた時にお三方の作品が文庫でどっさりと手に入った。
 夢中になって読んだなあ。「明日泥棒」は笑いのつぼを押さえつつも展開される文明批評。「日本沈没」「復活の日」などは自滅する人類に対し、それでも希望を捨てない視線というものに考えさせられることが多かった。書評を書くようになって「虚無回廊」の再新刊が出、復刊されたものと合わせて一気に読み、読了後しばらくなにもでけなんだのは記憶に新しい。スケールがでかいというのはこういうことをいうんやなあと改めて感じた。SF大賞が「首都消失」に送られたのは、たまたま小松さんにも賞をという時期に書かれたものがそれやったということなんやろうと勝手に解釈しているのは、「首都消失」に与えられるなら「虚無回廊」に与えられないのはおかしいと今も思うているから。そやけど「虚無回廊」はまだ未完なんやなあ。
 私はおそれおおくて直接お話ししたことはほとんどない。あ、SF大会「Daicon5」でゲスト用のホテルの受付をしていた時にご案内したなあ。いやいやそれは話をしたうちに入らんか。
 明日は叔父の葬儀。叔父の死も小松さんの死もまだ実感としてないのだけれど。明日の朝の新幹線の中で、じわじわと感じるのでありましょう。
 ああもうなんか考えがまとまらへんわ。かなりショックですよ、ショック。
 謹んで哀悼の意を表します。

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漫画トリオの証言 [時事ネタ]

 東海道新幹線が開通されたころに録音された「漫画トリオ(横山ノック・フック=青芝フック・パンチ=上岡竜太郎)」の漫才が残っている。
「うちのお父さん雨が降ったから仕事休みやねん」
「君とこのお父さん、スポーツの選手やろう」
「ちがいます」
「わかった、大工さんや」
「ちがうもん。新幹線の運転手やもーん」
「パンパカパーン、パパパ、パンパカバーン!」
 これは、豪雨で新幹線の線路を乗せている土台の路肩の土が崩れて運転停止になった、というニュースをネタにしたもの。新幹線はちょっとしたことでも止まる、ということを笑うているんやけれど、今思うと、その「ちょっとしたことでも止まる」というのの積み重ねが現在の新幹線に生かされている、ということなんですな。
 漫才というものはその時代時代のもので、時が過ぎればそのネタは通用しなくなってしまうといわれることもあるけれど、こと時事ネタに関しては、貴重な時代の証言者にもなり得るということなんやろうね。
 中国の高速鉄道の事故について知った時、私はまずこの漫画トリオのネタを思い出したのでありました。

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時を忘れる読書 [日常生活]

 今日は朝から大事な電話があり、その電話のあとの第二報を一日中待つということになった。仕事がなかなか手につかず、落ち着かない一日を送る。帰宅してすぐ、やっとのことで待っていた第二報が来て、これで気持ちが落ち着いた。
 それはそうと、図書室の夏休み当番があったので生徒の貸し出しの対応をしつつ、図書室に合った池井戸潤「下町ロケット」を読む。数時間の当番の間に一気に読了。高度な技術で日本を支える町工場と大企業の熾烈な戦いを非常にドラマチックに描いていて、手に汗握るという感じ。特に大企業をかさにきる典型的な嫌な奴の描き方が憎々しげで、そこらあたりにカタルシスを感じる。現実にこういう奴はいてるんやろうなあ。勧善懲悪のパターンをうまく取り入れながらそのパターンのもつ単調さを感じさせない展開に感服。ちょっとうまいこといきすぎという気もするけれど、読んでいる間はそれを感じさせないところは有川浩とよく似ているかも。当番の時間があっという間に過ぎてしもうた。面白い本はほんまに時を忘れさせてくれるのう。よい社会勉強になるぞと生徒たちに薦めようかな。教材研究としても有意義な時間でありました。
 あ、ちゃんと貸し出し業務もしましたぞ。生徒が探している本の検索をして、それを見つけた生徒はちゃんと借りていきました、為念。

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祭りと花火と気力回復 [季節ネタ]

 愛すれどTigers「スタンリッジ、今季2度目の完封勝利」を更新しました。

 仕事でも個人的事情でもここ数日落ち着かない日々が続く。特に今週いっぱいは予定は決まっているけれども先が見えんというきつい状況が続きそう。なんとかいつごろ夏季休暇(つまり盆休み)をとればよいかだけはなんとか確定。ここに有給をうまくプラスしてもう少し長めに休みたいところでありますが。
 気もそぞろというところで、今日は大阪は天神祭。去年は妻と外に出て花火見物をしようとして右往左往したなあ。今年は精神的にも体力的にもそんな真似はでけへんのです。
 で、マンションのベランダから小さく見える花火を堪能。新しく立ったマンションのちょうど真上で花が開くもんやから、鉢植えのサボテンみたいでなんやしらんかわいらしい。今年は打ち上げ場所がちょっと違うみたいで、とてもよく見えた。年によってはビルの陰になってまるで見えんということもあるもんな。最後のやけくそ連発が終わったあと、鉢植え状のビルを見たら、風があまり吹いてへんせいかビルのあたりに煙がたっぷり残っていて、花火やなかったら火事でも起きているように見えたぞ。
 でもまあ、祭りというのは何かしら元気を与えてくれますな。少々滅入っていたのが、かなり回復した。まあ、明日からはまた気もそぞろという日が続くことになりそうなんやけれど。

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要注意は畠山 [プロ野球]

 大相撲小言場所「名古屋場所をふりかえって~日馬富士、白鵬の連覇を止める~」 を更新しました。

 今日は完全休養日。テレビでプロ野球オールスター戦を見る。急遽開催場所が変更されたクリネックススタジアム宮城での試合です。
 昨日までの試合よりも、選手たちが実に楽しそうに試合をしていたのが印象的。ファンといっしょに「野球のできる喜び」を分かち合おうとしているという感じがした。
 もっともタイガースファンとしてはマートンが3試合連続のヒットを放ったということくらいしか楽しみがなかったなあ。とにかくスワローズの選手の姿が目立った。特に活躍した畠山。これは後半戦要注意の選手やね。オールスターをステップに後半戦に勢いが乗っていくというのは過去にもよくあったこと。
 というわけで、ホークスの川崎がファインプレーをするのを解説の栗山英樹さんがほめたたえるたびに、「鳥谷が出てたらもっとええプレーを見せてくれてたのになあ、くそくそこの」と歯ぎしりをしながら見るオールスターでありました。

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琴奨菊と新井貴浩 [大相撲]

 今日は所用で京都へ。日中は暑く、かなり体力を消耗したもよう。
 帰宅したら午睡するつもりやったけれど、録画していたプロ野球のオールスターゲームと大相撲名古屋場所を見ていて結局置き続け。
 相撲は日馬富士が白鵬に勝って優勝。大関確実かと思われた琴奨菊は平幕力士に2連敗し、場所後の昇進はかなり難しい状況に。勝たねばという思い、勝ちたいという思いがプレッシャーとなって体が動かんというような感じやね。満塁のチャンスで併殺打を打ってしまうタイガースの新井貴に似ている。まじめ過ぎるんですな。
 夜、パソコンに向かうて社説のダウンロードなどをし始めたら、突如睡魔が。で、日記を書く前にすっとんと眠りの世界に。午睡しておいたらこういうこともなかったやろうに。まじめに野球や相撲やアニメやもろもろ見続けていて肝心な時に寝てしもうたんですな。満塁のチャンスで併殺打を打ってしまうタイガースの新井貴には似てませんか。同じレベルで語るなよ。

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斎藤将大? [プロ野球]

 修理に2週間はかかるといわれていた携帯電話が1週間で返ってきた。借りものを使用していたこの1週間というもの、いささか不便であったし、生徒と連絡を取らんならん時にメールアドレスがわからなんで困ったりもしたけれど、これで一安心。登録してあったアドレスなどのデータは壊れてなかったし、携帯のカメラで撮影したままになっていた写真もちゃんと残っていた。これは正直もうあかんと覚悟していただけに、やれやれです。
 もっとも、これまでダウンロードしていた着メロはすべてアウト。特によく使うものは改めてダウンロードし直しになりました。特に妻からのメールの着信音に使うていたピノコの「おくたんかられんわ」という着ボイスは気にいっていたから、再ダウンロードせねば。
 あと、いろいろとカスタマイズしていた部分も(たとえばマナーモード時のバイブレーションパターンなど)一から設定し直し。なにしろ2年以上使うている携帯ですからね。ガイドランプの色やとか、一目見てわかるようにしてたわけですしねえ。
 タイガースの選手が目立たないプロ野球のオールスターゲームを見ながら、ぼちぼちと設定をいじる。実況アナウンサーが試合そっちのけで放送席にあげたダルビッシュや田中将大と話をしているのをきいていると、なんやいらいらしてきた。それにこのアナウンサー(CBCの人やと思うけど)田中将大投手に「斎藤さん」と呼びかける間違いを2度もやらかし、間違いに気付いたあとも「さい……田中さん」と何度も間違えかけていた。あれ、田中投手は口には出してへんけど内心は腹が立って仕方なかったんと違うやろうか。
 それにしても、私が子どものころのオールスターは各チームの四番打者をずらりと並べた絢爛豪華なものというイメージがあったけど、今年なんか妙にバランスが取れ過ぎててなんか小粒な感じがするのよなあ。たとえシーズンの成績が悪くても、ドラゴンズなら森野や和田、タイガースなら新井貴あたりはベンチの中央にどっしりと座っていてほしいところですよ。
 とにもかくにもデータが壊れずに携帯が返ってきてよかったよかった。うーむ、無理に話を戻そうとしてもうまくいかんなあ。

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