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石井に正々堂々 [プロ野球]

 今日は台風が接近しているため、とは関係なく完全休養日。昨日の疲れもあってか、朝もゆっくり。いつもならもっとゆっくり起きてくる妻は、台風対策のために早目に起きてきたので、ちょっと落ち着かない。いっしょにテレビを見たりした後、昼食後、午睡。ひたすら寝る。その間台風のせいで暴風が吹き荒れていた。眠りつつも時々ブーンという音が聞こえてくる。妻によるとキッチンの換気扇がうなっていたらしい。マンション中の換気扇がうなっていたんやないかな。
 それだけ大きい音がしていたにもかかわらず、しっかりと寝る。夕刻起きてきて、ラジオでプロ野球観戦。ビジターの試合になると、関西地方での中継はなし。そやけどカープの石井琢朗選手の引退試合なんやから、テレビ中継はほしかったところやなあ。
 タイガースのバッテリーはどんな場面でも石井選手としっかりと勝負しにいっていて、それが嬉しかった。片八百長みたいにわざとヒットを打たせにかかるということもなく、さりとて塁があいていてもあからさまに敬遠することもなく。最後、石井選手がここでヒットを打てばサヨナラという場面でも、正々堂々と勝負をして、そして打ち取る。すがすがしい気分になれた。
 甲子園での金本選手の引退試合は行くことはでけんけれど(前日が福井で法事、当日も翌日も仕事で、身がもたない上に、チケットは即完売やったそうです。これはもう無理)、ベイスターズのバッテリーも同様に正々堂々と勝負してほしいものであります。こちらはテレビ中継もあるしね。

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虚航船団公演「瑠璃色美術缶」 [演劇]

 6年ぶりに、劇団「虚航船団パラメトリックオーケストラ」公演がありまして、妻といっしょに今日のマチネーに行ってまいりました。SF作家の北野勇作さんが役者をしている劇団であります。
 なんでも主宰者の秋山シュン太郎さんが体調を崩して入院をしたりして、休団状態にあったらしい。公演が終わったあと、北野さんにあいさつに行ったら「解散したと思われてたでしょう」なんて言われてしもうたけれど、確かに6年前までは年2回ずつ公演をしてはったりしたから、「また見たいのになあ」とは思うていたのであります。
 で、今回の復活公演でありますが、出し物は「瑠璃色美術缶」。近未来の日本を舞台に、日本が外国人に乗っ取られ、日本人は細々と集落に潜んで暮らしている。ある集落に訪れたレジ打ちを生業とする2人組。そのうちの1人は母親から譲られた「瑠璃色美術缶」を持っていた。この缶は失われようとしている日本文化をつめた缶で、日本人の富裕層が高額で買い集めているものだった。集落のリーダーはなんとかしてレジ打ちの持つ「瑠璃色美術缶」を譲らせようとするが……。
 以前と変わらずワサビのきいた社会風刺を笑いと人情でくるんだ秀逸なストーリー。ゲストを含め、達者な演技の役者たちがテンポよく演じていて、6年のブランクを感じさせへん息のあったお芝居でありました。
 私は今勤務校で芸術鑑賞会の担当をしていて、ちょうど来年度の「演劇鑑賞」をどの劇団のどんな芝居にするかで悩んでいるところなんやけれど、こういう芝居を見せたいんやなあ。でも、高校生向けに売り込んでくる芝居にはこういうものはないのね。まあ当たり前というたら当たり前なんやけれど。
 というわけで、久々のお芝居を十分楽しんで帰ってきたのでありました。
 夜は台風の影響で雨が降る甲子園からの野球中継を楽しむ。能見の完封、鳥谷のホームラン、森田の犠牲フライ。若手中心のオーダーで、カープのエース前田健に不調とはいえ黒星をつけたんやから、来シーズンに向けて楽しみが増えた、というわけで、今晩は心地よく寝られるぞう。

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城島引退表明 [プロ野球]

 今朝の新聞を見て驚いた。タイガースの城島健司捕手が引退を表明したという。
 城島がタイガースに来た時は驚いた。アメリカから帰ったら、古巣のホークスに戻ると思いこんでいたからね。そやけど、城島捕手は「最初に声をかけてくれたチームにお世話になることに決めていた」と言うてタイガースを選んでくれた。
 タイガースで活躍したのは移籍1年目だけ。残りの2年は常にけがとの戦い、リハビリを中心とした毎日。スポーツ紙でそのトレーニングの様子を読むたびに、必ずやもうひと花咲かせてくれるものと思うていた。

 写真は移籍1年目の豪快なバッティングフォーム。2003年の日本シリーズでさんざんやられたそのにっくき相手が味方になったというのにはちょっと複雑な思いもありましたけどね。
 強気のリードは久保や西村、能見などには合うたんやろうなと思う。矢野のノムさん仕込みの裏をかくリードとはまた一味違い、逆に矢野のリードでうまくいっていた投手には合わなんだかもしれん。
 とにかく、移籍してきた2010年の1年だけしか活躍してへんのやけど、その時の活躍が濃密に印象に残っている。肩の強さとか、マウンドに行ってピッチャーの肩を抱きながら声をかけたりするところとか、今までのタイガースにはいてへんタイプの捕手やった。
 一つの怪我が、次の怪我を呼び、最後は満身創痍で再起をはかっていた。それでも私はもうひと花咲かせてくれると信じていただけに、残念でならん。
 タイガースファンとしては短いお付き合いではあったけど、移籍した年の開幕直後に放ったサヨナラホームラン、そしてベンチにいても常にチームを活性化させる存在感など、きっと忘れ難いものになるやろう。
 お疲れ様でした。じっくり休んで怪我を治し、指導者として球界にまた戻ってきてください。

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伝説の酒仙投手 [プロ野球]

 帰宅してプロ野球中継を見ていたら、伊藤隼太選手のプロ入り第一号満塁ホームランが飛びだしたり高卒2年目のルーキー岩本輝投手が2試合連続勝利を飾ったりと楽しい試合。
 岩本投手はプロ初登板から2戦連続先発勝利を飾ったけれど、これはタイガースでは球団創立時に西村幸生投手が達成して以来というから驚き。
 タイガースファンならご存知と思うけれど、西村投手というと「酒仙投手」と呼ばれるほど酒が好きで、二日酔いでフラフラしていてもマウンドに上がるとぴしっと相手を抑えてしもうたといわれる伝説の名投手ですね。
 ところが、テレビ解説の広澤克実さんは、西村投手という手もピンとこなかったみたいで、「高卒ですか?」みたいな頓珍漢なことを言うてはる。実況の湯浅明彦アナウンサーも「酒仙投手」云々の説明はなく、資料に書いてあるのを見て「関西大学を出てますね」なんて答えてはる。
 うーむ。歴史の継承というのがちゃんとなされてないなあ。まあ野球解説者がプロ野球の歴史に精通している必要はないにしても、創設当時にジャイアンツの沢村のライバルとして対等に投げ合った大エースの名前くらい知っておいてほしい。広澤さんは一応タイガースOBなんやから。甲子園歴史館には西村選手の写真とか展示してへんのかしらん。そんなはずはないと思うけどね。

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次の総理は [時事ネタ]

 うーむ、あべしんぞうくんが自民党総裁にねえ。大阪府知事がすり寄った御仁ですからねえ。維新さん、しんぞうくんにたてつく度胸はあるのかな。すり寄ったという事実があるだけに、旧体制として敵にまわすことが難しいやろうね。国政選挙で自民党にすり寄るようなことがあるならば、「なーんや」といことになるかもしれんなあ。そういう意味では自民党は維新さんの躍進を牽制できる人物を看板に選んだ、という解釈も成り立つか。
 それにしても民主党が政権を維持したらどじょう首相、自民党が政権をとったらしんぞうくん返り咲き。維新さんが政権をとったら(大阪市長が自ら出馬しないというのがほんまやったら)松野鶴平の孫で松野頼三の倅が首相?
 うわうわうわ。えらいこっちゃえらいこっちゃよいよいよい。
 こうなったら大阪市長、あんたに首相になってもらい、八朔とか甘夏とか伊予柑とか仏手柑とかに書かれている王政復古でも富国強兵でも殖産興業でもなんでもええからかき回してもろた方がまだましな気がするぞ。なにどうせ直前で「物理的に不可能なことがわかった。負けを認める」とかいう手が彼にはあるからね。
 そして次の大阪市長は……なんかもうどないでもなれという感じですな。

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江夏と野村のダブル解説 [プロ野球]

 今日のプロ野球中継は朝から楽しみにしていた。テレビ大阪の製作で、専属解説者の江夏豊さんに加えてあの野村克也さんがゲスト解説として出演するという。
 江夏とノムさん!
 南海ホークスに移籍した江夏さんが、ノムさんの「革命を起こそうや」の一言でリリーフ専門に転向し、リリーフ投手の第一人者として広島東洋カープや日本ハムファイターズで「優勝請負人」の異名をとるまでになったことはもちろん有名な話。
 言いにくいことでもはっきりと言うけれど、けっして選手や監督をこき下ろしたりしない、含蓄に富んだ江夏さんの解説は毎回楽しみにしているんやけれど、これに球界きっての理論派であるノムさんが加わるとは! どんな話題が飛び出すのか。
 ところが、です。放送が始まってからずっと待てど暮らせどノムさんは登場しない。ずっといつもの通り江夏さんが普通に解説しているだけ。なんと8回まで試合が進んだところでやっとノムさんが現れた。なんで遅れたかは説明なし。
 サブチャンネルを使用して放送延長があったので、試合終了から、その後よもやま話みたいな感じで江夏さんとノムさんの会話が進む。ホークス時代の思い出話や、当時の球界の裏話まで、試合よりもずっとおもしろかった。
 それにしてもノムさんがくるのが遅かったせいでじっくりと話を聞くことができなかったのが残念。江夏さんが最後に「もっと早く来てくださいね」となんか楽しげな口調でチクリとやっていた。
 江夏さんとノムさんが放送席でいっしょに解説するのはこれが初めてやとか。それだけに、来季こそもっともっとこの顔合わせを増やしてほしいですねえ。テレビ大阪さんがんばって!

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土俵の神様 [大相撲]

 愛すれどTigers「次のクローザーは筒井に決定?」を更新しました。

 昨日の大相撲秋場所千秋楽結びの一番で、日馬富士が白鵬に勝った後、しばらく土俵上に倒れ込んだまま動かなかった。精根尽き果てるまで戦った大一番やったんやなあと感じいっていたけれど、他にも理由はあったみたいですね。
 今朝の新聞を読むと、おでこを土俵に刷りつけるようにして、土俵の神様にお礼をしていたそうな。なるほど、さすが広い大地に育まれたモンゴル出身力士らしいわいと思うたけど、よう考えたら白鵬がそんなことをしている姿は見たことがない。ましてや朝青龍にそういう謙虚な姿を求められようはずもなく。
 八百長騒動で多くのモンゴル人力士たちが星のまわし合いをしていたということもあるし、土俵の神様に祈るというのはモンゴル力士やからというのとは関係ないな。これはもう日馬富士独自の行動なんでしょう。
 どの力士にも真似をしろとは言わんけれど、これくらいの気持ちがあるからこそ幕内では2番目の軽量(1番は隆の山。96キロは十両を含めても最軽量でしょう)であるにもかかわらず、横綱昇進を勝ち取るまでに精進を重ねることができたんやろうね。
 屁ェみたいな相撲を取って勝とうとする力士たちに対して、横綱としてこの姿勢が手本になるようにしていってほしいな。横綱こそ腰に「結びの神の緒」を締め、土俵入りという神事を行う存在なんやからね。そこに国籍やの生まれやのは関係ないと思うぞ。

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今日だけ秋 [日常生活]

  大相撲小言場所「秋場所をふりかえって~日馬富士、全勝優勝で横綱昇進へ~」 を更新しました。

 昨日の墓参りで疲れたのか、今朝はいつもよりもずっと遅くに起きる。いつもの日曜なら午前中にだいたい深夜アニメを録画したものを見てしまえるんやけれど、今日は昼食後も引き続き見て、午睡も短時間。そのあとはプロ野球中継、相撲中継を見て過ごす。
 それにしても今日は涼しかった。ついきのうまでと同じような格好で日中を過ごしたんで、なにやら体が冷えてしもうた。夜は長袖のトレーナーを引っ張り出すけれど、それでちょうどええくらい。
 もう秋なんやなあ。「暑さ寒さも彼岸まで」とはほんまやねんなあ。
 とはいえ天気予報では明日からまた日中は真夏日になるみたい。体調を崩しやすくなるのでみなさん気をつけましょう。
 というわけで、相撲について文章を書いていたらもう眠くなって眠くなって、日記はこんなんです。わざわざ来てくれはったのにすんません。

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何のための復唱 [日常生活]

 今日は彼岸の中日。妻とともに京都へ墓参。暑かったけれど、お盆とは暑さの質が違う。汗のかきようが違うのですな。
 墓参後、昼食をとる店を探す。で、四条河原町の角にある「ブックファースト」の入っているビルの地下にあるパスタ屋に入る。
 私はセットメニュー、妻はランチメニューを注文。メインのパスタはきたものの、セットメニューのサラダとパンがなかなかこない。というか、私のサラダはきたけれど妻のサラダがこない。食べ終わったあとにもってくるはずのコーヒーもこない。妻が店員の若い女性に手を振って合図をしてもなかなかこない。
 やっと気がついてやってきた店員に「セットのパンとランチのサラダがまだなんですが」と問うと、その店員は伝票を見て「セットメニューはご注文されてません」と言う。注文したのに、入力漏れしてるのですわ。「注文したのになんで通ってへんのや」と私が言い、「注文した時に復唱した意味がないですね」と言うと、しれっと「そうですね」と返す。
 謝罪の言葉一つもなしですか。確認してなんだこっちが悪いんでっか。
 さらに追加注文をしろと言わんばかりに「パンは焼けるまで5、6分はかかりますが……よろしいですか」てなことをおっしゃる。あほらしくなって、もうよろしいと断りましたけどね。
 なんか店員の接客態度とかそういうのを書くアンケートを渡されていたので、それにしっかりと記入。「またおいでいただけますか」という質問にはしっかりと「二度とこない」に丸をつけましたとも。
 妻のサラダを自分のものと思うて感触したんか……。なんか悪いことをしたなあ、妻に。
 支払いのあと、謝罪の言葉は一言あったけれど、それで何かサービスでもしてくれるわけもなし。「またおいでください」とマニュアル通りの挨拶をされ、思わず「きませんから……」と口にしてしまいましたよ。
 久しぶりの妻との外出で、疲れつつも楽しかったのに、マニュアル通りの対応(いや、それ以下か)しかでけん店員と顔も出さない責任者のせいで気分がぶち壊しにっなたぜい。
 私も妻も、四条河原町の「鎌倉パスタ」には二度といきません。
 帰宅してから「日記ネタができたねえ」なんて言うてたんやけどね。こうやって書くとまた不愉快な気分が戻ってきたのう。

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河あきらを知っていますか [漫画]

 前期末考査が本日で終了。来週は生徒は試験休み(私の勤務校では秋休みと呼ぶ)に入るけれど、私ら教職員は採点と評価に追われる毎日が続くのであります。その他の仕事も集中して行う。2年生はこの間に修学旅行。
 で、帰宅して、録画した相撲と追っかけ再生で野球を見て、パソコンに向かう頃には疲れて眠い。明日は休みと思うと疲れがどっと出るのかもしれんね。
 で、パソコンに向かいつつ妻と雑談。たびたびやっている、漫画の読書歴を語り合う。そのたびに新しい発見があったりする。
 例えば、私が初めて読んだ萩尾望都さんの作品は「とってもだいすきモトちゃん」やったという記憶ですとか、妻は私と結婚したらもれなく手塚全集がついてくると思うていたら、それだけやなく「ガラスの仮面」やら清原なつのさんのコミックスやら思いがけない者がどっさりとついてきてびっくりした、とか。
 で、話の中で、昔読んだ河あきらさんの「いらかの波」という漫画について、今アニメ化したら意外と受けるんやないかという話になった。例えばフジテレビ系の深夜アニメ枠「ノイタミナ」でやったら、きっと評判になるやろうな。センシティブな青春群像が描かれていて、なおかつ難解になることもない。うーむ、「いらかの波」はたぶん実家で母が持っているはず。なんか読み返したくなってきたぞ。
 そういえば河あきらさんは漫画史の中ではちょっと忘れ去られた存在になっているような気がする。私が勝手に思い込んでいるだけなのかもしれんけど。こうなったらぜひアニメ化して河あきら再評価の機運が高まったりしたらええのになあなどと勝手なことを思うのでありました。

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