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爆発音が! [日常生活]

 今朝、出かける直前に窓の外で大きな音がした。
 一瞬、雷かとも思うたけれど、そういう天候やない。何事ならんとベランダに出てみる。
 様子を探っても、特に異常があるようには思えん。人が集まっている様子もないし。
 出がけに妻と「あの音はなんやったんやろうねえ」などと話をしながら出勤。一日仕事に追われ、テストの採点を残業ですませ、いつもよりも遅くに帰宅した。
 すると妻が「朝の音、大川で船が爆発した音やったんやて」と教えてくれた。夕刊の社会面に大きく扱われている。なんと死者も出た事故やったらしい。
 方角からいうと、朝、ベランダから見たのとは反対の方向やった。そら、見ただけではわからんわなあ。
 それにしても、マンションからはそう遠くないところでの爆発事故やったとはいえ、そんなに間近というわけでもない。それやのにこっちがドキッとしてしまうほどの音がしたんですわ。川の近くの保育園になんやいろんなもんが飛びこんできたり、爆発の近辺にはガソリンの臭いがきつく漂ったという。ほんまに近所やったらあんな呑気に「何の音やったんやろうねえ」てなことは言うてられなんだでしょうな。
 いやもう何が起こるかわからん。こういう事故が起きたら、防ぎようがないもんなあ。

 12月16日(日)は「たちよみの会」例会です。ご参加をお待ちしています。

小沢昭一の死 [追悼]

 今日は土曜日の代休。午前中はゆっくり寝て、午後から外出。京都の医者で、今年最後の診療。前の患者さんがものすごく時間がかかったので、待合室でひたすら読書。これはけっこう疲れた。それから河原町まで出て、お歳暮の注文などをしてから帰宅。予定よりも遅くなり、寒風吹きすさぶ中、手先がすっかり冷たくなった。
 夕刊の紙面で、俳優、民間芸能収集家、タレントやった小沢昭一さんの訃報 に接する。享年83。死因は前立腺癌。
 私は小沢さんにはそれほど思い入れはないんやけれど、米朝師匠と正岡容さんの同門であるということはもちろん知っていた。つまり、俳優、タレントという肩書だけやなく、研究者という側面を強く持っているところが、米朝師匠と共通しているわけですね。
 以前、桂吉坊さんの本で吉坊さんにかんで含めるように民間芸能について教授してはったのを読んだ時、ああ正岡門下の孫弟子として話してはるんやなあと思うたことがある。
 よう考えてみたら、米朝師匠といい小沢さんといい、研究者であるとともに実践の徒であるわけやけれど、現代では分業化が進んで、研究者は研究のみ、実践者は実践のみみたいなのが当たり前になっているように思う。そやけど、力量のある人やったら、研究したことを実践し、その道での第一人者となることは今でも可能なわけで、そういう意味では小沢さんのような存在は貴重やったんやなあと思う。
 芸というものに対して真摯に取り組みながら、その功を誇らず、軽妙な語り口で私たちに伝えてくれた達人。それが小沢さんやった。関東のことはようわからんのやけれど、小沢さんの後継者はいてるんやろうか。
 謹んで哀悼の意を表します。

大谷はファイターズ入り [プロ野球]

 今日は完全休養日。例によってだらだらと午睡したりテレビを見たりして過ごす。ほんまは教材を作ったりとかしようという気持ちもあったんやけれど、エンジンがかからず、やめ。
 ファイターズがドラフト一位指名した大谷投手が入団を決めたとの報。これはファイターズをほめるべきで、大谷をせめてはいかんと思う。まだ18歳でっせ。自分の進路でっせ。悩んで当然。特に親御さんからしたら、単身アメリカに行かせるよりも日本でやってほしいと思うやろうし、「高校生からメジャーリーグを目指す夢を貫いてほしかった」という人もいてるやろうけれど、それを彼に押しつける権利は誰にもない。
 逆にいうと、「メジャーに行きたい」と高校生風情が言うただけで指名をあきらめる球団が多かったのが残念。果敢に指名の権利を行使したファイターズは、いわば指名枠を捨ててるええという覚悟でいったわけで、そこからの説得の努力もあったから、入団にまでこぎつけたということなんやね。えらいもんです。
 というわけで、何年後になるかわからんけれど、タイガースの藤浪とファイターズの大谷が交流戦、いや、日本シリーズで投げ合う姿なんて想像すると、ちょっと心躍るものがありますね。ぜひ見たい。いや、きっと見られると確信しておりますぞ。

藤川球児はカブス入り [プロ野球]

 今日は土曜やけれども、定期考査と学校説明会のため、勤務校は稼働しておりました。むろん私も出勤。午後、体育館の舞台袖で裏方仕事。いくらカイロを張っていても冷えるものは冷えるのじゃ。テストの採点を少しして、退出。
 夕刊にシカゴカブスのユニフォームを着てニコニコしている藤川球児投手の写真が掲載されていた。
 ああ、やっぱり君は海の向こうで別のチームの選手になってしまうんやね。メジャーリーグのボールは空気が乾燥していて握り具合が違うらしいから、なんとか早く慣れて、あの「火の玉ストレート」をびゅんびゅん投げ込んであちらのバッターをきりきり舞いさせておくれ。決してマイナー落ちして尾羽打ち枯らして日本球界に復帰、なんてことにだけはならんことを祈る。
 西岡はまあいいですよ、若いしさ。向うで2年やって見切りをつけて帰ってきたんやろう。そやけど、ほんまに福留もタイガースに入る気なん? 大阪のスポーツ新聞各紙はもうタイガース入団が決まったような書き方をしてるけど、ご本人は「気持ちはフラット」とかいうて意中の球団を口にしてはいないのにね。ただ「甲子園球場はいい球場」と言うただけで、もうタイガース入りを決意しているようにふくらますのはやめようよ。
 福留が来たら来たで応援はするけどさ、それより伊藤隼太を一人前にした方がええのにと思うのは私だけですかねえ。ベイスターズも有力候補やそうですやん。ここは最下位のベイスターズに譲ってあげてもかまわんやんか。
 ドラゴンズファンの方たちは複雑な心境で行き先はどこかと見つめていることなんやろうなあ。川上みたいに元の鞘、ではあかんのかいねえ。今、タイガースに必要なのは外野手よりもリリーフ投手の補強と違うかなあ。球児のかわりというのはそうそういてへんやろうけれど、せめてウィリアムスみたいな活躍をしてくれる投手を狙おうよ。

災害と首長 [日常生活]

 東北でまた地震。近畿地方には大きな影響はなかったけれど、もしこれが大阪や滋賀で起こった場合、大阪市長や滋賀県知事は全国遊説に出ているわけで、いったいどうするんやろう、なんて考えたりする。国政進出を考えるんやったら、やっぱりそっちに専念してほしいし、市長や知事を続けるんやったら、何か起こった時のために地元を長く離れているというのはまずいんやないやろうか。
 特に大災害というのは、阪神淡路大震災もそうやったし、東日本大震災もそうやったように、その現場にいる当事者にしかその恐ろしさはわからへんもんやと思う。地元をほったらかしにして全国を飛び回っている市長や知事が、災害に遭うた市民や県民の痛みを実感できるはずがなかろ。
 駅前では自民党の元職の候補者がなんやしらん吠えている。主に民主党の悪口と、具体性を欠く公約のアピールみたい。なんやまともに聞くのもあほらしい。
 今日はぐっと冷え込み、風邪での胃腸の弱り具合はなんとか治ったみたいな感じやけれど、下腹が冷えてまた元気が体から出て行った。明日は土曜日やけれど中学生向けの学校説明会などで出勤。体育館詰めの予定なんで、貼るカイロを持っていって背筋と下腹を温めた方がええかわからんね。まあ12月に教員が忙しいのはしかたない。なにしろ「師走」ですからな。

例によってSFアニメでベスト5 [日常生活]

 今日は体調を整えるために休暇をとり、自宅で休養。朝はゆっくり寝るつもりやったけれど、雪隠に行きたくなりいつもの時間よりも早く起きてしもうた。というわけで、出勤する日と同じように朝を過ごす。まあその方が生活リズムという観点からは健康的ではあるんやけれどね。
 朝食後、無性に眠くなったので、床につく。昼食の時間に合わせたように目が覚める。いやあ、体に生活のリズムが刻みつけられてるんやなあ。
 午後はパソコンに向かい、仕事を少し。来週の授業の準備をする。えらいもんだんなあ。いや、休みをとってるのに仕事って、ほんまはほめられたことやないんやけどね。
 メールをチェックしたら、SFマガジンから「SFが読みたい」の年間ベスト投票の催促がきていた。いやいやいや、例年この時期は忙しいんで、催促のメールで「こらいかん」と返事を出すんや。今年もそうなったか。
 ネットで昨年10月から今年の9月末までに放送されたすべてのアニメを検索し、SFアニメを選び出し、そこからベストを絞り込む。SFというよりファンタジーというものは、例年やと出来がよくても排除していくんやけれど、今年はどうしても残したい作品もあり、よくよく考えながらベスト5を選出した。
 今年もアニメで5本かあ。新刊SFをきっちり読んでへんからなあ。いかんなあ。と思いつつ、まあ、「読みたい」のアニメ担当の方とは必ず見解が違うんやから、これでええかと開き直りつつ送信。
 今日休んだことで、体調はかなりましになった。明日仕事をしにいったらまた元に戻るのかどうか様子を見た方がええとは思うけれど。とりあえず下腹の嫌な感じや胸やけはなくなった。
 なるべく早めに寝て、明日に備えます。
 というわけで、来年も私のベスト5にご注目を。テレビアニメに関しては漏れはないという自信はある。書評家を名乗っていた者としてはだめだめですけどね。

中村勘三郎の死 [追悼]

 結局、下腹の気持ち悪さや胸やけは残っており、午前中だけ出勤して午後は早退。明日も休んでこの際しっかりと体調を整えることにする。とはいいつつも、ちょっぴり仕事は持ち帰り、明日自宅でちょっとだけでもやっておくことにした。そやないと来週のテスト明けの授業がでけんのです。ああなんて仕事熱心なこと。
 歌舞伎役者の中村勘三郎さんの訃報 に接する。享年57。死因は急性呼吸窮迫症候群。
 そうか、私と7歳しか違わなんだのか。ガンとの闘いを続けてはったけど、病には勝たれなんだということやなあ。あまりにも若すぎる。歌舞伎役者というたら、やっぱり60を超えてからが円熟期という印象があるだけに、道半ばで亡くならはったという思いが強い。
 とはいえ、若くからいろいろな分野にチャレンジし、常に歌舞伎という芝居を社会全体に注目させようとしてはったわけで、ものすごく凝縮した生き方をしてきはったんやないかとも思う。
 私は歌舞伎にはくわしくないから、どうしても大河ドラマなどでの印象でしか語ることしかでけんけれど、のびやかできれいで、それでいて親しみやすさを非常に自然に醸し出してはった。無理にそういう役回りを演じているんやなく、素の自分を出しながら、役柄をつかんでいるように見えた。どうしても歌舞伎役者というとテレビのドラマなどでは演技が画面をはみ出してしまう傾向にあるんやけれど、勘三郎さんはそれがなかった。つまり、演じる場の特性というものをしっかりつかみ、使い分けのできる役者さんやったわけで、これはなかなか稀有な才やなかったか。
 そういう意味では、歌舞伎は非常に大きな看板を失ったと思う。ほんまにもったいない。
 謹んで哀悼の意を表します。

がんばれ乳酸菌 [日常生活]

 今日から勤務校では後期中間試験。私の担当している科目が一つあり、午後からは採点。これがなかなか思うように進まんのです。
 原因は風邪ひき。日曜は頭痛に悩まされたけれど、昨日あたりから胃腸にきている。下腹がなんとなく気持ち悪い。そやからというて常に雪隠にこもりきりにならんといかんというほどではない。してみると、ノロやないんやろうね。
 毎日飲んでいる発酵乳に風邪薬と併用し、さらにはビオフェルミンやらヨーグルトやら、とにかく腸で働く乳酸菌を補給し続けているのです。菌の働きでなんとか抑えている感じかな。がんばれ乳酸菌!
 なんとか採点を終えて帰路につくんやけれど、とにかく冷えこんでるからねえ。いくら乳酸菌ががんばっても、体が冷えたら結局は風邪もなかなか治ってくれへん。
 事務的な仕事もあるし、だましだまし仕事はしてるけれど、明日は体調を考えながら、状況によっては早退した方がええかもしれんなあ。
 ここまで一番疲れがひどい時でも辛うじて気力でもたせて休まず出勤していたけれど、さすがに風邪ひきには勝たれんか。妻も私と同じような症状が出ている。まあいっしょに暮らしているんやから、同じ風邪をひいて当然やわな。私がうつしたんかな。それやったら申し訳ないなあ。
 世間では選挙が公示されてますますやかましい。まずは選挙公報が配られ、それを読み比べることやな。これだけ政党が乱立したんでは、どないしてええんかまるでもうなにがなんだか。

断りの電話 [教育]

 今日は来年の鑑賞会に向け、見積もりを依頼したいくつかの劇団に対し、決定したこととお断りせんならんことについての電話をかける。ほんまは一本釣りみたいに一つに決めて見積もりを依頼し、最初からそこにという形で進めたいところなんやけれど、それはしてはならんのです。たとえ本命の劇団のお芝居があっても、複数の候補をあげて、ちゃんとした理由をつけた文書を残さなならんのです。
 つまり、同じ担当者が毎回同じ劇団とばかり契約したりすると、癒着しているとみなされなくもない。たとえそんな意図はなかったとしても、ちゃんとよく似た条件のものの中から選ばなならん。公文書としてそれをちゃんと開示できるようにしておく必要があるわけです。そやから、見積もりを出してもらいながら、断らなならんということになる。
 ひとつの公演というのはそこそこの金額になるから、劇団側としたら採用されるかどうかはかなり大きいし、多くの学校に採用されているということが劇団の評価にもなってくるやろう。
 それだけに、御断りの電話はやはり気を遣う。こういう電話、苦手ですわ。こちらから見積もりをお願いしといて、断るわけですからな。もちろん前もって断ることもあると納得してもらった上でやから、悪いことをしているわけではないんですけどね。でも、断ったお芝居かて、私としてはどこが選ばれてもおかしくないものを選定しているわけで、できたら見積りをお願いしたお芝居をすべて生徒に見せたいと思うくらい。そやからよけいに断るのが辛いのですよ。
 維新系の吹田市長が、特定の業者に発注したあとで他の業者に見積もりを出させていたという事件があったけれど、後からアリバイ作りのために使うた業者に対して後ろめたさはなかったのかしらん。そんな気の遣い方なんてしてたら政治家なんてでけんのかもしれんなあ。

頭痛の原因 [日常生活]

 風邪ひきも治まったかと昨日は風邪薬を一切のまなんだら、今朝、起きた時から少々頭痛がする。うーむ、風邪ひきはなおってなんだか。薬で抑えていた分、それをやめると症状が出る。夕食後、改源を飲んだら、遅くには頭痛が治まった。いやあ、軽い風邪やとほんまに効くなあ。ただ、治るわけではないので、やはり休養は大切です。
 というわけで、今日もたっぷり午睡。
 夕刻起きてからたんと録画してあったアニメを見たりしたら、目が疲れる肩は凝る。頭痛の原因はこれもなのかね。
 あと、ビデオを見終わって停止モードにしたら、地のテレビで必ず党首討論なんかをやっていて、落ち着いて語ろうとする人を押しのけてぎゃんぎゃん吠える大阪市長の声を聞くだけで頭痛がひどくなったのかも。元都知事との発言の食い違いや政策を実現する見通しについて聞かれたら、論旨をすり替えて反論を許さず、聞かれたことには答えへん。自治体単位やったらそれでもええかもしれんけど、国政では通用せんということをわかってへんのかな。あと、地方の首長を4年ほどしただけで、地方行政の大ベテランみたいに吹くのはみっともないなあ。
 朝まで生テレビを朝っぱらから見せられているようでほんまに頭が痛かった。わずか数分でビデオに切り替えたけど、その数分でこんなに頭が痛くなるとはね。公示は明後日か。となると市長辞職は明日かな。期待したい。