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エレベータの失礼なお子様たち [日常生活]

 今日は「たちよみの会」例会。古参会員Y氏と二人きり。歳のほとんど変わらない彼と、遠近両用の老眼鏡を作るならどこがいいかなんていう話をしたりする。若者がこないとこうなるのですねえ。白髪増えたなあとか、ね。
 それはともかく、私は例会の前に必ず四条河原町角の「ブックファースト」に寄って「本の雑誌」を買うことにしている。一番入手しやすいのがそこなんです。
 阪急河原町駅は地下一階。ここから雑居ビル四階の「ブックファースト」に行くにはエレベーターしかない。エスカレーターは一階からしかついてへん。ちょっと不便ですわ。
 で、上の階から下りてくるのを待ってたら、私のほかにも数人が待っている。やっとこさ地階に下りてきた。エレベーターのドアが開くと、小学校6年生くらいの男子が5~6名乗っている。このお子様たちが、エレベーターから出ようとしない。どうやら上に行くつもりで一階から乗ったら下に下りたと見える。そこらあたり、お子様たちの表情を見ていたらすぐにわかったんやけれど、このお子様たちは礼儀知らずで「すみません間違えて乗りました、ぼくたちは上に行きたいんです」くらいのことも言われん。「あっ」「どうしよ」とぼそぼそ顔を見合わせて言うだけ。
 ちょっとカチンときたので、「降りなさい」と声をかけた。私たちは彼らが出てくるものとして待っているわけやからね。まさかそんなことを知らんおっさんから言われるとは思うてなんだらしく、お子様たちはかたまってしもうている。もう一度「降りなさい」と言うと、しぶしぶ降りた。上に行く自分たちがなぜ降りねばならんのか、とぼそぼそつぶやく者もいてる。
 待っていた我々は入れ替わるようにエレベーターに乗った。彼らはどうするか。すでにエレベーターはほぼ満杯。私と目が合うた一人が、「乗らんとこ。こいつおかしい」とか言うている。いちいち説明してやるのも面倒なんで、おかしいおっさんと言うことでええわいと思い、ドアを閉めるボタンを押した。
 やっぱり、「乗ろうと待ってる人に失礼でしょう」くらいは言うべきやったなあ。でないと、このお子様たちはまた同じことを繰り返すやろう。なにしろ彼らは「おかしなおっさん」が気持ち悪くて言うことをきいただけで、自分たちがマナーを守ってないということには一切気がついてへんのやから。うーむ、知らん子どもに注意するのは難しいなあ。