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勘違いドラフト [プロ野球]

 今日は漫研の部誌の印刷をしていた関係で、いつもよりも一時間ほど残業。自宅までの距離がのびたおかげで、割と遅い帰宅になった。
 帰宅して「ドラフト会議」の中継を録画していたのを見る。
 タイガースは明治大の高山外野手を一位指名。スワローズも指名したので競合となった。くじは金本新監督がひく。真中監督が大喜びし、すぐにインタビューが始まる。「いっしょにやろう!」とかなんとか言うてガッツポーズ。タイガースというチームはとことんくじに弱いなあと私はがっくり。藤浪を当てたところで運を使い果たしたか。
 ところがですよ。CMのあと、事務局の人が「こちらの手違いで、高山選手はタイガースが選択確定したと認めます」ですと。あとでスポーツ紙のサイトの記事を読むと、金本監督は真中監督が大喜びしたので、自分の引いたくじを確認せなんだそうな。で、真中監督はすべてのくじに押してあるNPBのマークを見て「当たり!」と勘違いしたそうな。
 改めて金本監督にインタビュー。「ビデオ判定でホームランに覆ったような」という、今季あった誤審を踏まえた表現で喜びをあらわしていた。
 気の毒なのは高山選手で、「何が起こるのがわからないのがドラフトですから……」と受け答え。おお、この当意即妙な返答には期待できるぞ。頭の回転の速い選手はのびる。とはいえ、真中監督のインタビュー中に誤認が判明したにもかかわらず、高山選手へのメッセージまでしゃべらせてしもうた事務局の罪は大きいと思うぞ。強引にでもよいから、わかった時点でストップをかけるべきやった。真中監督もさらさんでええ恥をさらしてしもうたわけやからね。
 というわけで、金本監督、初手からなかなか強運。私が期待していたオコエ選手はイーグルスが外れ1位で指名したので、残念ながらタイガースにはきませんが、高山選手は東京六大学の記録を破った安打製造機らしいので、将来が楽しみであります。

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