スタンドアローン

　テストの終わった科目の採点がすみ、平常点を含めた成績処理を始める。そのために、前任校からずっと使用している自前のパソコンと外付けハードディスクを引っ張り出してくる。むろん、ネット接続などしません。完全なスタンドアローンであります。
　エクセルを使うてこれまでにも使用してきた計算式のはいった表にデータを打ちこむ。多少数字をいじったりはするけれど、長年繰り返して修正してきたこの表で成績をつけるのが私にとっては一番やりやすいのであります。
　ネットにつながんのはもちろん個人情報保護のため。自前のパソコンではあるけれど、複数のユーザーが使うようにセットして、パスワードを入れんとあかんようにしている。スクリーンセイバーは短時間で起動するようにしている。私が離席している間にだれかがマウスやトラックパッドを触ってセイバー画面が終了すると、ログイン画面になるようにもしている。当然パスワードを入れんとパソコンはいじられん。
　前任校では常にデスクにセットして使用していたんやけれど、現任校では自分用のスペースがあまりないんで、通常は府教委お仕着せのノートパソコンを使用しているけれど、これは府教委のサーバーにつなげんと立ち上がらんようになっている。府教委のサーバーがハッキングされたら大事なデータが流出してしまう。そやから、成績処理だけはスタンドアローンで行うのです。
　転勤して一番困るのはこの自前のパソコンを常時使用でけんことかなあ。自分用に長い間かけてカスタマイズしたものが一番使いやすいんやけどねえ。

寒冷性アレルギー

　朝、マンションを出たら肌寒い。そやけど駅に向こうて歩くと温もり汗ばむ。出勤すると汗がひく時に少し冷える。日中はけっこう気温が上がる。帰宅時はもう涼しく、腕まくりをしていたらやっぱり肌寒い。帰宅する頃には歩いたことによってまた汗ばむ。ベランダは風が強く、一服つけていると汗が冷える。
　夕食後、寒気がしてくしゃみ連発。体温をはかると熱はない。それでも鼻の調子が悪いので風邪薬を服用。
　まてよ、これは風邪やなく、寒冷性アレルギーの症状と違うか。
　私は高校生の頃、寒冷性じんましんに悩まされていた。アレルギーの治療にと、中学時代に近くの内科で毎週ぶっとい注射を打ってもろうてたんやけれど、効き目がないので中学卒業時に打ってもらうのをやめた。
　で、高校２年くらいから寒冷性のじんましんが出るようになった。自転車通学をしていたので、冬、寒風吹きすさぶ中、内腿にいぼいぼができ、それがズボンに擦れて痛かった。
　成人する頃にはじんましんは出なくなったけれど、体を取り巻く温度差が激しくなるとくしゃみが止まらないという後遺症はいまだに残っている。冬、冷えた体を湯船に横たえると、風呂の中でくしゃみを連発したりすることもある。
　寒暖の差が激しくなると、くしゃみに悩まされるのですよ。これはもう一生お付き合いするしかないんやろうねえ。

講師の元ネタ

　愛すれどTigers「大失速！優勝争いから脱落」を更新しました。

　今日は午後から教育センターで研修。得るものがなかったわけではなかったが、前任校で実践してきたことと内容がほとんどかぶる。講師の藤原和博さんが、私も在任していた時に前任校で授業をしに来て逆に得たことを加味していたりして、しかも彼は知らんやろうけれど、その授業の土台を作るメンバーの一人として私も参加していたのですね。つまり元ネタを知っているというわけです。
　前任校でやったようなことを、現任校でもできるかどうか、実はここがポイントなわけで、それは藤原さんにも答えは出せん問題ですね。
　とにかく来年度の授業計画を充実させるのが私の今後の仕事なんやということだけは再認識して、帰路につく。今年度はとにかく現任校に慣れること。何度も書いているけれど、前任校には１３年も在籍していて、その感触が体に染みついているからねえ。なかなか現任校でどうすればよいかを体にしみこませることができないのですよ。頭ではわかっていても、難しいところでありますね。
　帰宅して、へろへろ状態でナイターをテレビ観戦。藤浪がジャイアンツ打線を完封。苦手のポレダにも土をつけた。残り試合もあとわずか。秋が来たんやなあ。

解説と次期監督

　大相撲小言場所「秋場所をふりかえって～白鵬休場で、鶴竜が混戦制す～」を更新しました。

今日は腹具合が悪かったりなんかして、ひたすら休養。
　午後はデーゲーム中継、夕刻は相撲中継をそれぞれ録画で見る。
　昨日の鶴竜の相撲について、北の富士さんは一言「恥も外聞もなく勝ちたいんだろうねえ」と評して、それ以上は語らず。なにやらあきらめたような感じかな。そやけど、協会に気を遣うことなくはっきりとものが言える立場にある北の富士さんの存在は大きいですよ。昔は玉の海さんがそういう役割を果たしてはったけれど、そのあとの緒方さん、若瀬川さん、出羽錦さんはそこまでズバリと直言するタイプやなかったしねえ。
　解説といえば、昨日と今日のタイガースの試合の解説は、スポーツ紙から「次期監督」と候補に挙がっている金本知憲さん。こういう微妙な時期やから、肝心なところはタッグを組んだ赤星さんや広澤さんに振ったりしていたねえ。
　ただ、ずっと金本さんの解説を聞き続けて感じているのは、コーチとしては呼びたいと思うても、監督としてどうかなあというところやね。戦術について語れても戦略については語ることがほとんどない。どういうビジョンがあればタイガースが強くなるのかという話は金本さんの口からは聞いた記憶がない。
　それならば矢野燿大さんの方がかなり長期的なビジョンで語ることもあるし、どちらかというと矢野さんの方が監督候補としてはふさわしいんやないか。
　けっこう解説で何を語っているかというのは重要で、タイガースの試合をほとんどすべてというてもええほどテレビとラジオで観戦している私としては、来季の監督ならばチーム事情を内部から見て説得力のある解説をしている掛布雅之さんが適任と思うんやけれどね。若返るなら矢野さん。もしくは外部招聘で元スワローズ監督の古田敦也さんもありと思うているんですが、いかがでしょう。

鶴竜に失望

　今日は月例の医者行き。診療も時間がかからず、思ったよりも早く帰れた。帰宅してプロ野球中継を追っかけ再生で見る。タイガースはカープの前田健からまたも１点しか取れず惜敗。テレビ中継のない日は快勝で、ある日は完敗と、皮肉なものです。
　続いて相撲の中継を録画で見る。照ノ富士は怪我の影響もあってか３連敗。優勝を占う一戦は結びの鶴竜と稀勢の里の取組に。立ち合い、鶴竜が右へ変化。これは手つき不十分で行司待った。もう変化する手は使えまいと思うて見ていたら、今度は左に変化。稀勢の里はバランスを崩しながらも強引によって出るも、腰高のまま寄っていったために体勢を入れ替えられて敗れ、鶴竜が２敗を守る。
　それだけ稀勢の里が強敵やったというのはわかるけれど、日下開山ともあろうものが大関相手に逃げまくるというのは、美しくないなあ。横綱は勝てばいいというものではないのです。ましてや、大一番を楽しみにして見ていたファンに対して失礼ですぞ。力のこもった大相撲を期待していたのになあ。今場所は鶴竜は一度立ち合いの変化で勝った相撲があり、解説の北の富士さんががっかりしていた。明日、千秋楽、北の富士さんがどういう評価を下してくれるのか、楽しみではある。
　今日の解説は元千代の富士の九重親方。病み上がりであまり元気がない感じやったけれど、解説席に座れるまで回復したのを見て、ちょっと安心した。
　それにしても稀勢の里は驚いたやろうなあ。待ったのあとの二度目の立ち合いでは変化しないと思うていたんややないかなあ。

まだ下駄ははいてない

　今日は試験監督などの業務をこなし、午後から試験問題の作成。定時で退出し、帰宅してすぐにパソコンに向かい、radiko.jpでタイガースとカープのナイトゲーム中継を聞く。今日もテレビはなし。ラジオを聞きつつ、昨日同様パソコンでの作業をしたりする。タイガースは連敗ストップ。やっと故中村ＧＭの霊前に勝利をお供えできたねえ。深夜のスポーツニュースをさっそく録画予約する。西岡の一軍復帰も嬉しい限り。「顔で打つ」というのか、相手が警戒してくれる代打がベンチにもう一枚いてるというのは何物にも代えがたい。申し訳ないけれど坂や俊介が代打に出ても、相手は怖がってくれんもんねえ。
　残り全部勝ったとしても自力では優勝は無理なわけやけれど、勢いのついたスワローズとて、マジックナンバーが出たらとたんにがちがちになるかもしれん。ジャイアンツはそうはならんと思うけれど、ここから勢いに乗るには先発投手のコマが少々足りない。阿部も日によって出たり出なんだりという状況やしね。
　そう、まだマジックナンバーも出とらんのですよ、セ・リーグでは。最後の最後までどうなるかわからん。
　奇しくも相撲では勢いに乗っていた照ノ富士が連敗。そして膝を痛めた模様。２日前にこんな状況をだれが予想したやろうか。
　勝負は下駄をはくまでわからんというが、最後までほんまにどちらも目が離せんなあ。

引退試合と弔い合戦

　今日から勤務校では定期考査開始。諸般の事情で時間休をとり１時間ほど早めに帰宅。朝から降ったりやんだりとうっとしい天気で、なかなか元気が出ません。連休で英気を養ったつもりなんやけれど、やっぱり早朝出勤は疲れるねえ。
　今日はタイガースのナイターはテレビはスカパーのＢＳで、見られません。以前この日記でも書いたけれど、ケーブルテレビの会社の都合からかチャンネルそのものがつながらないので、お試し期間に登録した時も見られなんだのです。あきらめてラジオで聞く。せめて有料でええからネット中継でもやってないかと調べたけれど、それもなし。こういうのは久しぶりやなあ。試合終了まで聞いてから、相撲中継を見る。寝る時間が遅くならんように、ラジオをRadiko.jpで聞きながらいつも遅めに始めるネット巡回や諸々の作業をすましてしまう。これも久しぶりやなあ。いえいえ贅沢を言うてはいけません。ラジオで聞かれるだけ恵まれてることはわかっておりますよ。
　試合はドラゴンズが和田と谷繁の引退試合ということでえらい張り切ってます。タイガースかて中村ＧＭの弔い合戦やねんけど、なんか空回りしてるなあ。
　相撲は照ノ富士が栃煌山に敗れて１敗に。これでまた優勝争いが面白くなってきた。照ノ富士にはまだこういうポカがあるんですよ。そやから優勝予想からはずしたんやけれど、ここから大関戦が続くし、白鵬みたいに顔で勝つような域には達してへんから、まだまだ目が離せんぞ。

中村勝広の死

　今日は外出したいと思うていたんやけれど、朝からだるく外出は見送り。持ち帰り仕事の仕上げをする。午睡してから午後からは野球中継を見る。試合の途中に、阪神タイガースゼネラルマネジャーの中村勝広さんの訃報 に接する。テレビ解説の金本知憲さんも「昨日会って話をしたばかりなのに……」としんみり。死因は心不全。享年６６。
　私がタイガースのファンになった頃、若手で頭角をあらわした。一番セカンドが定位置。初めて甲子園に行ってみた試合で４者連続ホームランの先頭として一発を放ったのは今も鮮明に記憶している。早稲田大学野球部のキャプテンで、スマートなプレーぶりが格好良かった。次第に渋い選手になっていったけれど、俊足好打好守と三拍子そろったええ選手やった。将来の監督ということで早く引退し、二軍監督や一軍コーチを歴任して、監督に就任。１９９２年のシーズンではスワローズと激しい優勝争いをして、惜しくも２位に。ただ、翌年からまた定位置の最下位争いということになり、結局藤田平監督と交代。現役時代二遊間を守った名コンビの相方に監督の座を譲ったんやなあ。皮肉なもんです。
　その後はなぜかオリックスのフロントに入り、毎年のように監督交代を繰り返し、ついには仰木監督の後を受けて現場復帰。１年で退任したあとは解説をしていたけれど、なぜかタイガースのゼネラルマネジャーに。コンラッドなど補強の失敗や一貫しないドラフトの方針など責任を問う声は大きかったけれど、どこまで権限を与えられていたのかなあ。最後のヒットが掛布雅之さんを若手の育成役に指名して再びグランドに立たせてくれたこと。これで掛布さんが一気に若返った。
　監督、ＧＭとしては苦労が絶えなんだけれど、若々しくはつらつとしていた１９７０年代のプレーは私ら子どものファンを魅了した。そのことだけはちゃんと書いておきたい。
　謹んで哀悼の意を表します。

生きていたオセロ休日

　今日は「国民の休日」。昔、５月４日をむりやり休みにするために「祝日と祝日の間に１日はさまるとその日は休日にする」という法律を作ってたのですね。結局５月４日は４月２９日を「昭和の日」にしたので「みどりの日」に変更されて、この法律はあまり意味のないものになってたんやけれど、今年、「敬老の日」と「秋分の日」に１日はさまったんであの法律が生きていたことがわかった次第。空文化していたかと思うていたけれど、こういうこともあるんやねえ。「オセロ休日」というべきか。
　連休なれど、午後からしばらくパソコンに向かいお仕事。連休明けには間に合わせんとあかん教材作成をする。やれやれ。
　ひと仕事終えて、追っかけ再生でタイガースの試合を見る。若い岩崎投手が期待通りの好投をするも、菅野投手の前に打線は手も足も出ず。満塁で前日スクイズ失敗をした大和選手に打席がまわってきた。昨日のやり直しでスクイズをさせて嫌なイメージを払拭させるかと期待したけれど、普通に打たせて三振。「今度は決めてこい！」と尻を叩くようなことでもせんと優勝なんてあなた。
　そのあと相撲を見る。わ、鶴竜が負けて勝ちっ放しの照ノ富士との差が広がってしもうた。昨日の予想で私は「優勝・鶴竜」としたけれど、これは読みが外れたか。相撲が強引な照ノ富士にポカが出るかと呼んでいたけれど、逆になったねえ。そやから勝負事は面白い。

難しい三賞予想

　愛すれどTigers「ゴメス３試合連発も首位奪回ならず」を更新しました。

　昨日の外出が少々こたえたか、昼食後に午睡したら爆睡。夕刻からプロ野球中継と相撲中継を録画で見る。夜は妻と昨日以前に録画したアニメ「アルスラーン戦記」「監獄学園」などを見る。ああ、なんと非生産的な１日！
　相撲は照ノ富士が９連勝。１差で追いかけていた稀勢の里が土俵際の逆転負けで手痛い２敗目。場所前に予想していた通りの展開になったなあ。このまま照ノ富士独走でいくのか。いやいや、実は地味に鶴竜が１敗を守って追いかけているのですな。この２人の千秋楽対決まで優勝争いを引っ張っていってくれるとおもしろいんやけれど。
　９日目の時点で、私の予想は「優勝・鶴竜、殊勲賞・嘉風、敢闘賞・勢、技能賞・遠藤」なのですが、さてさて当たるかどうか。特に三賞は予想が難しい。特に自信を持って予想しているわけやないので、外れたら「ごめんなさい」でおしまいですけどね。