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いきなり電線音頭 [テレビ全般]

 台風は、私の自宅のある大阪市内ではさほど影響もなかったけれど、お山の学校ではサッカーゴールがぶっ飛んで隣接する酒屋のフェンスを直撃したり、ボルトで留めてあった屋上のエアコン室外機が横倒しになったり、窓が割れて雨が吹きこんだりとかなり大きな被害があった。山から吹きおろす暴風をまともに食らったんやろうなあ。
 一日授業と放課後の会議でばたばたと過ごす。帰宅してから録画してあった朝ドラ「わろてんか」やら、まだ見てなんだ土曜ドラマ「植木等とのぼせもん」の第7回を見たりする。「のぼせもん」は小松政夫さんを主人公にした実録ドラマ。小松の親分さんご本人が番組ナビゲーターの役割で出演し、名コンビである伊東四朗さんが植木等の父親役で出演している。で、小松さんが次回予告をしていたらいきなり伊東さんが画面に入ってきて無言で小松さんの肩を叩き、電線音頭のポーズをとる。と、リズムをとる音がバックに流れ、小松さんが電線音頭を歌い出す。伊東さんが踊りだす。「よいよいよいよいおっとっと」のところで伊東さんが踊りをやめ、「お呼びでないね」と植木さんのギャグをやってみせる。
 練り上げられたコンビの絶妙の間に感服することしきり。「芸」とはこういうもののことをいうのです。しかしまあNHKもやるもんやなあ。まあ第1回からずっと見ていて「なんで小松の親分さんとイトシロさんのからみがないかなあ、もったいないなあ」と内心思うていたけれど、残り1話というところまで引っ張って、満を持して投入、ということやったのかな。よほど好きな人がいてるんやね。この前の土曜に録画した最終回も楽しみであります。
 夜、CSでベイスターズがカープを破って日本シリーズ進出という試合結果を知る。あの甲子園の泥試合が転機となったように思う。なんか複雑な気分であります。すんだことをとやかく言うつもりはないけれど、あの時降雨コールドで引き分けて、タイガースがファイナルステージに進出していたらまた違うたドラマが生まれていたやろうね。泥試合を制してファーストステージを突破したベイスターズ。対するカープがベイスターズに勝ったのは降雨コールドとなった初戦のみ(アドバンテージの1勝は除く)。なんとも皮肉な結果としか言いようがないですねえ。

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